口説き文句と夏バテ防止のW効果!夏こそ飲みたい「甘酒」
今、甘酒が女性に人気だ。
なんで、夏に甘酒?・・・
また女性誌か何かが仕掛けたトレンドか?と思ったら大間違いだ。
意外に思われるかもしれないが、俳句で「甘酒は夏の季語」である。
江戸時代には、天秤棒をかついだ甘酒売りは、夏の風物詩だった。
甘酒は美容・栄養ドリンクの定番と化し、「飲む点滴」とまで言われているのだ。
女性に人気であれば、知っておいて損はない。
ちょっとした下心からでも、甘酒の魅力を覗いて頂きたい。
なぜ、甘酒は飲む点滴?
甘酒は天然飲料でありながら、実に豊富な栄養素が含まれている。
甘酒の成分
・ビタミンB1、B2、B6…糖質、脂質、タンパク質の代謝に関与
・オリゴ糖…腸で善玉菌のエサになり、腸内環境を整える
・アミノ酸…体内で合成できない必須アミノ酸が豊富
これら甘酒の栄養素は、点滴に含まれている成分と同じである。
甘酒にはこれらの栄養の他にもタンパク質、ミネラル、食物繊維なども含まれている。
その吸収率は90%以上とされるため「飲む点滴」と言われるのだ。
甘酒の効果・効能とは?
甘酒は、ブドウ糖をはじめとする豊富な栄養価により、疲労回復、免疫力の向上に有効だ。
夏バテや、風邪の予防など、滋養強壮に最適である。
また、悪酔いの防止や、二日酔いの回復にも効果がある。
江戸時代には、酒を飲む前に甘酒を飲むことは“武士の作法”ともいわれていたという。
女性が美容に良いと飲んでいるが、甘酒はビジネスパーソンにとっても強い味方なのだ。
甘酒には2種類あり、どっちを選ぶ?
甘酒の原料には、「米麹:こめこうじ」と「酒粕:さけかす」がある。
米麹の甘酒
米麹は、蒸した米に麹菌を繁殖させた、日本の伝統的な発酵食品である。
米麹の甘酒は、米と麹と水だけで発酵させて作るため “酒”がつくも、ノンアルコールだ。
米麹によるブドウ糖の自然の甘さが出るため、砂糖は不使用。
すべて麹由来のため、子供や妊婦でも飲める。
仕事中や運転中の栄養補給には、米麹の方がオススメだ。
酒粕の甘酒
酒粕は、日本酒を製造する過程で発酵したもろみを圧搾した後に、残った固形物である。
よって、酒粕にはアルコールが入っている。
酒粕の甘酒は、砂糖を加えて作る。
市販されている酒粕の甘酒は、アルコール度数1%未満。
ソフトドリンクに分類されるものが多い。
多様な甘酒が販売されているため、米麹と酒粕、飲み比べてお好みを見つけてほしい。
気になる女子を「甘酒」でゲット?…あなたなら、どう誘う?
1.パワースポット+甘酒のダブルで攻める?
女性が大好きな場所といえば、神社やパワースポットだ。
神田明神に行けば、鳥居脇に甘味処「天野屋」がある。
天野屋は、古くから神社の参拝客に甘酒を振舞ってきた。
米と麹だけを使う、江戸時代からの伝統製法の上級な甘酒がいただける。
夏は、この店ならではの「甘酒氷」を目当てに、遠方からも多くの人が訪れるほど。
かき氷に、甘酒で、暑さも和らぎ、彼女も笑顔になるだろう。
かき氷は、6/1~10/10までの限定。
2.自家製の甘酒で、家に誘う?
自家製の甘酒を振る舞ってみよう。
酒粕を使えば、鍋一つでカンタンに出来る。
酒粕 100g
水 400cc
砂糖 大4
1. 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら火を止め、酒粕を入れる
2. 10分程放置し、再び火をかけ、かき回しながら酒粕を溶かす
3. 沸騰したら、砂糖を入れてひと煮多立ちさせたら出来上がり
甘さはお好みで。
生姜を少々(チューブでも可)入れれば、更に女性が喜ぶ飲み物に。
温かいままでも、氷を入れて冷やしてもよし。
さっと甘酒を作ってくれたら、女性は大感激だ。
3.甘酒を求めて、新潟へ
日本初の糀ドリンク(甘酒)専門店「古町糀製造所」が人気だ。
新潟の「古町エリア」に本店を構え、新潟観光名所の一つにもなっている。
甘酒をはじめ、「毎日飲む糀」シリーズなど、オリジナルの糀ドリンクは女性たちの間では定評だ。
彼女と旅に誘うので味わうもよし。
なお東京・自由が丘にも店舗もあるので、都内デートも可能だ。
●古町本店
所在地:〒951-8063 新潟県新潟市中央区古町通二番町533番地
TEL:025-228-6570
営業時間:11:00~18:00(地域のイベント等に合わせ変更する場合がございます)
定休日:火曜日
●自由が丘店
所在地:〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-9-6 Luz(ラズ)自由が丘/1階
TEL/FAX:03-5726-8373
営業時間:11:00~20:00(ラストオーダー19:00)
おわりに
甘酒は、日本の伝統的な発酵文化を代表する飲み物だ。
今や、ダイエットや美肌効果という、女性たちが大好きなキーワードにマッチした。
もちろん、男性の滋養強壮としても、甘酒習慣はオススメだ。
甘酒を、口説き文句のひとつにしてはどうだろう?
あなたの夏バテ防止と、誘いの一石二鳥だ。