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起業家も夢じゃない!ビジネスチャンスを見つける「ビジュアルシンキング」の鍛え方

世の中に流通している商品やサービスには“生みの親”がいる。
アイデアや発見を具現化し、ユーザーのニーズに応えることでビジネスが成立している。

たとえば、100円ショップの商品。
「こんなアイテムがあったら便利だな」という欲求に着目し、その欲求を満たす商品を開発して市場に流通させるわけだ。

商品だけに限らず、新しいサービスを生み出すのも“アイデア”が起点。
アンテナを張り、『ユーザーの欲求=ニーズ』を発掘することがビジネスチャンスにつながる。

つまり、ビジネスチャンスを見つける人は「着眼点」に優れており、「そのアイデアがビジネスとして成立するか」を考察できる能力をもっている。

しかし、これは特殊な能力ではない。
ビジュアルシンキングを鍛えれば、日常に転がっている“ヒント”からビジネスチャンスを見つけることは可能なのだ。

イメージをイラストにする

ビジュアルシンキングとは、イメージをイラストに書いてアイデアを整理する手法。
とはいっても、具体的なイラストを描くわけではない。

簡単な記号や図形を用いてシンプルにイラスト化するだけでよい。
たとえば、パワーポイントに挿絵しているグラフや図形などもビジュアルシンキングの一例である。

3W1Hで要点を読み取る

ビジュアルシンキングを鍛えるうえで意識したいポイントが「視点」と「考察」。
ビジュアルシンキングを鍛える練習として、新聞やニュース記事に目を通す習慣を心がけたい。

通常、新聞の記事は「5W1H」で書かれているが、ビジュアルシンキングできるビジネスマンは「3W1T1H」で“出来事”の要点を読み取るのが上手い。

5W1Hは、いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)という6つの構成で情報を伝える。

これに対して3W1T1Hは、『誰が(Who)・何を(What)・なぜ(Why)・誰に(To whom)・いくらで(How much)』ということに着目して要点を読み取る手法である。

電子機器メーカーA社は女性向け美顔器を販売すると発表した。
3年前から化粧品メーカーB社と共同研究し、今春には一般販売される予定。

商品名は「マルチ美顔器」で、販売価格は50,000円(税抜き)。
ターゲットは美に関心の高い20代後半~50代の女性。
A社が他社と共同開発するのは初の試み。

使用する人の肌質や顔のパターンをマルチ美顔器が認識し、その人に合ったメニューでスキンケアしてくれるとのこと。ニキビや乾燥など敏感肌にも対応。

従来の美顔器では敏感肌までカバーできなかったが、マルチ美顔器は専用の美容液を肌に塗ってから使用するため、シワやくすみ以外にも肌トラブルの改善も期待できる。

この記事を3W1T1Hに当てはめると、

誰が(Who)・・・電子機器メーカーA社
何を(What)・・・化粧品メーカーB社と共同開発したマルチ美顔器
なぜ(Why)・・・シワやくすみ以外にも肌トラブルの改善も期待できる
誰に(To whom)・・・美に関心の高い20代後半~50代の女性
いくらで(How much)・・・50,000円(税抜き)

要点を読み取るうえで重要なポイントは、「なぜ(Why)」である。
なぜ需要(ニーズ)があるのか、なぜ売れる見込みがあるのか、を読み取らなければならない。

要点をビジュアルシンキングする

普段から新聞やニュース記事などをビジュアルシンキングすることで、そこからアイデアや発見につながりビジネスチャンスに気づきやすくなる。

そして、自分のアイデアに置き換える際、ビジネスの種を見つけるうえで大切なのは『何を(What)・なぜ(Why)・誰に(To whom)・いくらで(How much)』である。

マーケティングのシミュレーションも必要になり、『どんな方法で売るのか(How to)』もポイントになるだろう。
つまり、「2W1T2H」でビジュアルシンキングすればいい。

●新聞の記事や他者の情報から要点を読み取るときは3W1T1H

誰が・何を・なぜ・誰に・いくらで

●自分のアイデアをビジュアルシンキングするときは2W1T2H
何を・なぜ・誰に・いくらで・どんな方法で売るのか

90%の情報収集と10%の“ひらめき”

新しい商売を始めるにあたり、その商品やサービスに「需要(ニーズ)があるか」が肝になる。
ニーズには「ターゲット」が不可欠。これがビジネスにおける「着眼点」である。

ニーズがあるならターゲットは「誰」なのか、「どんな方法で売るのか」を明確にしなければならない。
そうやって、「市場」「競合」という課題が見えてくる。これが「考察」になる。

「何を・なぜ・誰に・いくらで・どんな方法で売るのか」が揃えばビジネスのコンセプトが立つし、自分のアイデアが「本当にニーズがあるのか」も検証しやすくなる。

起業したい人や商売を始めたい人は、日常に転がっている情報に目を向けてビジュアルシンキングしてみよう。
今まで気づけなかった新しい発見が見つかるかもしれない。

まずは、新聞やニュース、既存の商品やサービスなどに目をやり、それらの情報をビジュアルシンキングしてみることでアイデアが“ひらめき”やすくなる。

「自分なら、こうする」「こんな商品やサービスがあったら便利だな、売れそうだな」と新しい発見が見つかったときにビジネスチャンスが生まれるわけだ。

要するに、ビジネスチャンスを見つける人は普段からアンテナを張っている。
注意深く情報を読み取ることで着眼点が養われ、客観的に考察する習慣が身につく。

アイデアを発掘するためには、90%の情報収集と10%の“ひらめき”がポイント。
ビジュアルシンキングを鍛えて、日常に転がっている情報からビジネスの種を見つけよう。

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