散歩・旅行散歩・旅行健康・カラダ健康・カラダビジネスビジネス振舞い・所作振舞い・所作アクティビティアクティビティ嗜み嗜み芸術芸術本・漫画本・漫画美容・ファッション美容・ファッション人

日本の道100選から抜擢! 満開の桜が咲き乱れるオススメの花見街道。

日本の特色ある優れた道路を選定・顕彰した『日本の道100選』。
全国にある104本の道、あなたは、いくつ訪れたことがあるだろうか。
昭和61年には歴史性、昭和62年には親愛性を重視して選ばれた道は、各都道府県が誇る観光名所として親しまれている。
今回は、そんな日本の道100選に着目。
そのなかでも、”桜”が極めて美しいとされる街道をピックアップしてみた。

それぞれの背景にある歴史や特色。
それらを把握した上での散歩や花見は、また格別なものとなるはずだ。

【青森】官庁街通り

nontan.128さん(@nontan.128)が投稿した写真

地元住民の誇りである、官庁街通り。
スラッと伸びる直径1.1km/幅36mの道には、樹齢100年からの赤松が168本、ヨシノザクラが156本、ズラリと並んでいる。
愛称「駒街道」として親しまれるこの通りは、もともと馬の名産地。
旧陸軍軍馬補充部が設置されていたが、戦後間もなくして解放。
その後、官公庁用地として整備された。
昭和68年に建設省から日本道・百選に選定。
春には桜の花びらが街道をピンク色に染め、秋は紅葉による赤い絨毯が敷き詰められる。
赤松の緑色とのコントラストも絶妙だ。
ちなみに、桜の見頃はちょうどゴールデンウイーク辺り。
暖かい日向のもと、十和田市のシンボルロードをゆっくり嗜んではいかがだろうか。

【京都】哲学の道

Yuuさん(@pavane027)が投稿した写真

京都を訪れたら、必ず立ち寄るべき場所。
東山の熊野若王子神社から銀閣寺まで伸びる、1.5kmの趣深い小径。
哲学者であり、京都大学の名誉教授でもあった“西田幾多郎”が散策・思索に耽ったことから、『哲学の道』という名がついた。
春には満開の桜がトンネルをつくり、石畳みの小径と脇に流れる小川と織りなす風景は圧巻の一言。
出来れば、人通りの少ない平日の朝方に足を運びたいところだ。

ちなみに、哲学の道に沿うように植えられている500本の桜は、日本画壇として活躍した”橋本関雪”と”よね夫人”が大正12年に寄贈したことが始まり。
特別に”関雪桜”とも称されており、

満開になった桜が疎水を流れる頃になると思い出す、最愛の妻はいつまでも忘れられない存在だった

と詩が刻まれた感謝の碑も立ってる。
文学の街でもある京都で、ノスタリジィに浸るならここが一番だ。

【千葉】常盤平さくら通り

Leslie Taylorさん(@lestaylorphoto)が投稿した写真

毎年、4月に”常盤平さくらまつり”を開催。
延長2.2kmの両脇には、樹齢50年以上のソメヨシノやオオシマザクラが640本。
満開の時期になると通りを覆うようにして花びらが咲き誇り、桜のトンネルが出来上がる。
祭りの期間中は自動車交通を遮断して、歩行者天国に。松戸市民だけでなく、関東圏から約50万人が訪れるほどのビックイベントなのだ。
人通りが多いので、ゆっくり花見……というわけにはいかないが、祭りの活気に高揚しつつ、お淑やかな桜を見ながらお酒を嗜む、なんて楽しみ方も一興。
露店も軒並み出店しているので、飲んべえには嬉しいかも。
夜間には提灯に火が灯り、より一層幻想的な世界に引き込まれるだろう。
ちなみに、常盤平団地付近に沿いを走る新京成電鉄の電車から見える桜並木はとても有名。
見逃し厳禁である。

おわりに

ただ、なんとなく道を歩く。
それだけでも気持ちよいかもしれないが、それぞれの道には、歩くのに最も適した季節があるように思える。
今回ご紹介した、桜並木が続く道が代表的な例だろう。
雪が積もれば幻想的な景色に様変わりしたり、青々と茂った緑の木々に涼しさを感じられたり、真っ赤に染まった紅葉に儚さを感じたり。
せっかくなら、ベストな風景が見られる時期に訪れたいものである。
桜の満開は、もう直ぐ目の前。
今年、あなたはどの道を訪れるだろうか。

散歩・旅行散歩・旅行健康・カラダ健康・カラダビジネスビジネス振舞い・所作振舞い・所作アクティビティアクティビティ嗜み嗜み芸術芸術本・漫画本・漫画美容・ファッション美容・ファッション人
味わう味わう片付ける片付ける弄う弄う纏う纏う創る創る正す正す和む和む愛でる愛でる磨く磨く
PAGE TOP