散歩・旅行散歩・旅行健康・カラダ健康・カラダビジネスビジネス振舞い・所作振舞い・所作アクティビティアクティビティ嗜み嗜み芸術芸術本・漫画本・漫画美容・ファッション美容・ファッション人

漆黒のラーメンを喰らい尽くせ!歴史深い”富山ブラック”を東京で喰らう。

旅行の楽しみといえば、ご当地グルメを食すこと。
その土地で独自に進化した料理は、旅の思い出として外せない。
なかでも手軽に、美味しく食べられるものといえば、
“ご当地ラーメン”がまず頭に浮かぶのではないだろうか。

今回は、富山のご当地ラーメン『富山ブラック』にフォーカス。
北陸新幹線が開通したことにより、アクセスが便利になって人気が急上昇。
真っ黒な見た目のインパクトが強く、しかも美味い。
地元住民はもちろん、観光客から大注目されているのだ。

最近では、なんと富山ブラックを東京でも食べられるとして人気。
漆黒のスープの奥に潜む魅力と共に、都内の各店舗をご紹介しよう。

背景にある、出汁に負けない濃い歴史。

出典: flickr:Yuichi Sakuraba

上記の写真を参照して頂ければ分かる通り、
富山ブラックの特徴は通常のラーメンよりも真っ黒なスープだ。
店舗によって違いはあるが、こだわりの製法で造られた超濃厚な魚醤が色合いの秘密。
見た目通りの味の濃さはあるものの、魚介ベースなのであっさりとしたテイストの醤油ラーメンとなっている。

その歴史は、第二次世界大戦後にまで遡る。
日本中が焦土と化していた当時、大空襲を受けた富山も例外ではなかった。
復興事業に従事していた若者達や肉体労働者達の”塩分補給”を目的に、通常の醤油ラーメンをさらに濃くして提供していたのだ。
それが、現在の富山ブラックの始まりである。

また、戦後当時はラーメンをおかずにご飯を食べていた。
富山ブラックのスープの濃さは、それにちょうど良かったわけだ。
ラーメン屋さんに行くと、メニューのなかに必ずご飯を見かけると思う。
真意は定かではないが、「ラーメンはおかず」という歴史が背景にあるのかもしれない。

【秋葉原】麺家いろは

n50ccさん(@n50cc)が投稿した写真

秋葉原駅から徒歩すぐの”ヨドバシ Akiba”。
2015年にリニューアルOPENした飲食街に、富山県の老舗ラーメン店『麺家いろは』が東京初出店を果たした。
日本ラーメン協会主催の“東京ラーメンショー”で過去4回も売上数トップを飾った実力派。
独自の製法で造られた魚醤、丸鷄のスープ、煮干の魚介スープ。
これらのアンサンブルが生み出す、濃い味わいなのにあっさりとした絶妙なテイスト。
それが東京でも味わえるのだから、ラーメン好きなら一目散に訪れるべきだ。

住所:東京都千代田区花岡町1-1 ヨドバシAkiba 8F
電話:03-6206-8339
営業時間:11:00~23:00
定休日:ヨドバシAkibaに準ずる
公式URL:http://www.menya-iroha.com/

【浅草】だらんま

@hiro_tbが投稿した写真

“東京一黒くてしょっぱい”がコンセプト。
昭和30年頃、富山ブラックが生まれたと同時期に創業した『だらんま』。
大振りのチャーシューがドカッとのった富山ブラックは、ボリューム満点である。
富山県に本店があるのだが、東京店のものは味を薄くしているらしい。
そのため、本来の味を実食したければ、オーダー時に”濃いめ”とお願いしよう。
なかなかのしょっぱさなので、お腹に余裕があれば是非ともライスと合わせたいところ。
富山ブラック丼なるものにして、ガツガツッと喰らい尽くして頂きたい。

住所:東京都台東区西浅草2-1-11
電話:03-5828-0337
営業時間:12:00~25:00(L.O24:30)
定休日:水曜日
参考URL:http://t-black-daranma.jp/

【池袋】富山えびすこ

Ryuji Iwaseさん(@ryu_jician)が投稿した写真

富山ブラックの歴史上、もっとも若いのが『富山えびすこ』。
2011年、地元・富山県に”つけめんえびすこ”をOPENさせ、2015年に池袋に進出した。
元プロレスラーの総合格闘家・小路晃が店主で、
富山県からの凱旋店に位置付けられるラーメン店である。
提供しているメニューは、“元味”と”新味”の富山ブラック。
元味は本来のしょっぱさを再現しており、新味は塩気を抑えて出汁の味を強調している。
中太ストレート麺が真っ黒になるほど、スープがよく絡み合う。
粗挽き黒胡椒が風味を引き立たせ、奥深い味わいの富山ブラックである。
トッピング自由の天かすがポイントで、天かす×ライス×スープのコラボは是非ともトライして頂きたい。
罪悪感に苛まれるかもしれないが、天かすのサクサク感と出汁の濃さが最高だ。

住所:東京都豊島区南池袋1-24-5 楽園タウン池袋1F
電話:03-5992-3115
営業時間:11:00~23:00
定休日:なし
参考URL:http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13189868/

おわりに

2015年から東京に続々と出店している、富山ブラック。
より身近な存在になったとはいえ、やはり地元・富山県の一杯も頂きたい。
もし訪れたときには、富山ブラックのなかでも“元祖”に位置付けられる『西町大喜』に足を運ぼう。
現時点(2016年6月)では県外に出店しておらず、富山県だけで味わうことができる。

創業22年。
当時はまだ屋台だった同店が富山市の西町に店を構え、
2000年頃に店長が閉店を決意するものの、根強いファンの声から企業が屋号を買い取り、富山県内に多店舗を展開した。
現在も人気が衰えることなく、富山県のシンボルのひとつとして愛されているのだ。

インパクトが絶大な富山ブラック。
それを目の前にしたとき、あなたはどのような感想をもらすだろうか。

hirokisimさん(@hero_hero_da)が投稿した写真

■西町大喜 西町本店
住所:富山県富山市太田口通り1-1-7
電話:076-423-3001
営業時間:11:00~20:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)
公式URL:http://www.nisicho-taiki.com/
散歩・旅行散歩・旅行健康・カラダ健康・カラダビジネスビジネス振舞い・所作振舞い・所作アクティビティアクティビティ嗜み嗜み芸術芸術本・漫画本・漫画美容・ファッション美容・ファッション人
味わう味わう片付ける片付ける弄う弄う纏う纏う創る創る正す正す和む和む愛でる愛でる磨く磨く
PAGE TOP