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飲み過ぎ防止には、あのフルーツが効く……?他人に迷惑をかけない「酔いつぶれる」前のリスク回避術

酒は賢く飲んでこそ。リスク対策で醜態を阻止せよ!

仕事の上でもプライベートでも欠かせないお酒の付き合い。
コミュニケーションを円滑にするためにはとても有効なお酒だけど、その席で他人に迷惑をかけたり、評価を下げてしまったりしては元も子もない。
お酒を飲んで迷惑をかけるのは、とてもじゃないがオトナのふるまいとは言えない。
今回は、知っておきたい酔いのプロセスを解説し、酔いの程度をすばやく抑える方法を紹介する。

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そもそもアルコールは危険な飲みものと心得よ

さっきまで楽しく気持ちよく飲んでいた同僚が、突然暴れ出した!
かと思うと、急に道路にしゃがみこんで…あああ、そこから先はあまり見たくない光景だ。
そもそもアルコールは、有効量(ほろ酔いになる)と、致死量までの幅が極めて狭い飲み物なのだ。
ほどほどのキモチイイ状態から、一転、他人に迷惑をかけるようになったり、自分の体を害するようになるまでが、あっという間であることを意味している。
酒にまつわる失敗が多いのもこのため。
気付かないうちに楽しい場を台無しにしてしまうのはなんとしても避けたい。

酔いの度合いは6段階!ほろ酔いをキープする方法とは?

アルコール血中濃度に応じて、酔いの状態は<爽快期>、<ほろ酔い期>、<酩酊初期>、<酩酊期>、<泥酔期>、<昏睡期>の6段階に分かれる。
賢く(=楽しく健康的に)お酒を嗜む、と呼べるのは、実は<爽快期><ほろ酔い期>までだ。
一般的に、血中アルコール濃度で0.1%以下、酒量にするとビール中びん1~2本、日本酒で1~2合程度でほろ酔い期に至るとされる。
どうだろうか、思ったよりも少ない量ではないだろうか。
もちろん、体質によって酔い方には個人差があり、またその日の体調にもよるので、もっと少ない量でもほろ酔いに到達する人もいる。
<ほろ酔い期>以降になると、急速にお酒のリスクが大きくなってくる。
前日の記憶がなくてね、と笑って言う向きもあるが、その状態はブラックアウトと言い<泥酔期>に該当する。
「まともに立てない、意識が朦朧として言動がめちゃくちゃになる」などの状態になるため、覚えていないのは本人だけで、周囲にどのような迷惑をかけているかわからない。
つまずく・転ぶ。泣く。何度も同じ話を繰り返す。寝る。暴言を吐く。暴れる……。
かくいう筆者も決して酒の失敗とは無縁ではない。
知らない間に壁に向かってエールを贈っていたり(後日、友人から教えられた)、家から最寄りのバス停で吐しゃ物まみれで寝ていたりしたこともある。

この状態は明らかに飲みすぎであり、毎回このような飲み方をしているなら今すぐ改めた方がいいだろう。
また、<昏睡期>まで到達すると、いつ急性アルコール中毒になってもおかしくない。
時には死亡することもあり、非常に危険だ。
急性アルコール中毒で病院に運び込まれると、アルコールを強制的に排出するため尿道にカテーテル(管)を通されるという治療を受けることになる。
激痛が伴うだけでなく、治療費も払わなければならない。やはり、飲み方には注意したいものだ。

今すぐできる!リスク回避術

では、どのようにして我々は酒量をコントロールするべきか?
一度摂取したアルコールを、再び体の外に出すのは容易ではない。
体内のアルコールが適量を越さないようコントロールするためには、飲む前から対策が必須だ。
また、飲みはじめてからも、ひとたび<酩酊初期>になると、理性の働きが弱くなるため酒量をコントロールすることが難しくなる。
まだまだいけると思わずに、<爽快期><ほろ酔い期>のうちから対策を講じてそれらの状態をキープできるようにしよう。

空腹の状態で飲まない

空腹状態で飲み始めると、アルコールは急速に体内に吸収される。
お酒の席に臨む前には、軽く胃の中にものを入れておこう。
また飲みの最中も、必ず食べ物と一緒に摂取しよう。
肝臓でアルコールを分解するためには、糖分が必要になるからだ。
手軽に口にできるものの中では、チョコレートがお勧めだ。
チョコレートは糖分を吸収しやすいだけでなくアルコール分解を促すカフェインが豊富に入っている。

水を多く摂る(アルコール量を減らす)

アルコール濃度を抑える点でも、アルコール分解を進める意味でも水をできるだけ多く飲もう。
水を飲んでいる姿が様にならないというなら、焼酎やウィスキーなど度数の高いお酒を頼みつつ自分で水と割って飲もう。
このとき、氷を多めに入れておくと飲み過ぎ防止になる。
かさが増すのでお酒をセーブしていることにも気づかれにくく、後で溶けて水になり、アルコール度数を下げてくれる。
スポーツドリンクは二日酔いにはよく効くが、飲んでいる最中にはアルコールの吸収を早めてしまうので注意。

オレンジを食べる

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最近、アルコール分解作用が認められた食品にオレンジ(ジュース)がある。
ジュースを頼むのに気が引けるなら、カクテルやフルーツとして頼んでしまおう。

吐く

最終手段だが、明らかに短い時間で飲みすぎたときは、トイレに行き、さっさと吐いて胃の中のアルコールを外に出してしまおう。
酔いつぶれてから、所かまわず嘔吐してしまうよりは100倍ましだ。
いったん体内に入ってしまったら、ほかに強制的にアルコールを出す手段はない。躊躇わないことが大切だ。

酔いが深まり始めると歯止めをかけるタイミングを失うので、その前に、こまめに対策しよう。
無意識のうちに行えるくらい、習慣化すれば安心だ。

いろいろな手段を紹介したが、結局は「理性でペースをコントロールしながら飲む」という心構えが一番の対策だ。
そうは言っても……と思う方は、今、自分が<爽快期>、<ほろ酔い期>、<酩酊初期>のどの状態なのかをたびたび意識するだけでも、酒量をコントロールしやすくなるぞ。
楽しい時間を過ごすためのお酒。
「酒は飲めども呑まれるな」
この言葉を胸に刻んで、今日も賢く楽しく飲もう!

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