ストレス発散、夜景も愉しめる…。「仕事終わりランニング」のすすめ

最近、運動してる？
忙しいビジネスマンは、どうしても運動不足になりがちだ。
今回は仕事終わりでも実行できる運動の代表格・ランニングのメリットと、コース設定のポイントを紹介する。

仕事終わりランニングのメリット

朝よりもハードルが低い

これからランニングを始めようという人にとっては夜ランニングがお勧めだ、朝起きたばかりで体も頭の働きも鈍い中、走りだそうというのはおっくうなもの。
かなりの意志が必要だ。
筆者のように寝起きが悪い人は、ランニングというタスクが増えるとさらに布団から出るのがしんどくなるかもしれない。逆に、仕事終わりは体が起きているのでスムーズにランニングに入ることができる。

仕事終わりだから時間や体力を自由に使える

帰って寝るだけなので始業時間や仕事に使う体力を心配しないで取り組める。
ランニングの時間を長めにしたり、高負荷の（筋力）トレーニングを組み込んだりとメニューも自由に組める。

ストレス発散

有酸素運動であるランニングはストレス発散効果の高い運動だが、仕事が気になっては、その効果も半減だ。
仕事前の時間はどうしてもドタバタしがちで時間をとりにくい。
ストレス解消を目的にランニングを始めるのなら、やはり仕事終わりがおすすめ。
一日に溜まったストレスは、その日のうちに汗と一緒に流してしまおう。

ぐっすりと眠れる

睡眠は健康の基本だが、忙しいビジネスパーソンは生活が不規則になったりストレスが溜まったりしやすい環境にある。
疲れているのになかなか眠りにつけなくて苦労しているという方も多いのでは？
寝つきを良くするには、仕事終わりのランニングがうってつけだ。
ランニング後の心地よい疲労感が体から先に眠りに引き込んでくれる。ぐっすり眠ってスッキリすれば、次の日を快活に過ごせる。
また、朝ランニングをすると、どうしても昼寝したくなるというケースもある。少しずつ、気持ちよく眠れる夜を増やして生活習慣も改善していこう。

夜景が楽しめる

車や電車で移動しているときとは違った街の夜景を見ることができるのも仕事終わりランニングの大きな魅力だ。
筆者が東京にいたときは、飯田橋の高架から行き交う車を見下したり、神田川のライトアップされた夜桜を横目にしならがら走るのが楽しみのひとつだった。

人の目が気にならない

ランニングを始めたばかりでは「颯爽と走る」というわけにはいかない。ぜえぜえと息があがったり汗だくになったりしても夜ならばお互いを視認しづらいのでご近所さんや道行く人を気にしないで済む。
適当なTシャツや高校時代のジャージで走っても問題ないので、とりあえずはじめたい人には、やはり夜ランニングが向いている。

仕事終わりランニングに向いている場所

筆者は自宅を中心にしてランニングコースを設定することがほとんどだ。ランニング後にシャワーをさっとあびて直ぐにリラックスしたい（横になりたい）からだ。
コースを設定するうえでは

・車や一般の歩行者がいない（少ない）
・赤信号がない（少ない）
・途中にトイレがある
・道が平坦
・距離がわかりやすい
・街灯がある

といった条件を意識している。
なので、中継地点や折り返し地点はトイレや水道のある公園とすることが多い。
自宅の周辺で適したコースを作るのが難しいときや、気分を変えて普段と違った環境で走りたいときには、上記条件が整ったランニングスポットを活用するといいだろう。
大きめの公園や河川敷、野球スタジアム周辺などが該当する。これらにはランニングコースをしっかり設置しているところも多い。
特に皇居のようなランニング愛好者が多数利用するポイントの周辺にはシャワーやロッカーを完備したランナー向けのサポートセンターがあったりもする。
とくに、ランナーズサテライト・ジョグリス「JOGLIS」http://www.joglis.jp/は、「ランナーのコミュニケーション施設」として人気を得ている。皇居近くには半蔵門JOGLISが、大阪城公園近くにJOGLIS大阪が展開。

ランニングはストレス発散と健康維持にとても効果的。
あなたもぜひ、仕事終わりのランニングを習慣にしてみてはいかがだろうか。