散歩・旅行散歩・旅行健康・カラダ健康・カラダビジネスビジネス振舞い・所作振舞い・所作アクティビティアクティビティ嗜み嗜み芸術芸術本・漫画本・漫画美容・ファッション美容・ファッション人

推定年齢600歳、三重塔がシンボル! 東京都内に佇むオアシス”椿山荘”の日本庭園。

ここは東京……?
公式HPのキャッチコピーが印象的な、日本を代表するホテル『椿山荘』。
明治11年(1878)に軍人・政治家の山縣有朋が庭園・邸宅として土地を購入したのが始まり。
ガーデンレストラン、チャペル、ホテルと、形式は違うものの、国内・世界の客人をもてなしてきた老舗である。
一流の接客や空間、ホスピタリティー溢れるサービスはさることながら、注目すべきは地図に載るほどの大きな庭園だろう。

春夏秋冬。
広大な庭園の中には、四季を感じられる木々がたくさん。

それぞれの季節の美しさをギュッと凝縮しているので、東京都内にいながら、森林浴をしたかのような爽快な気分になれる。
また、由緒ある有形文化財も点在しており、日本と共に歩んできた椿山荘の歴史を垣間見られるのもポイントだ。
もちろん、宿泊客以外でも見学可能。
今回は、ふらりと一人散歩に出かけたくなる椿山荘の庭園をご紹介しよう。

日本の季節が、すべてある。

先述した通り、椿山荘の庭園では四季の移ろいを感じられる。
春には桜や躑躅(つつじ)が花開き、夏には紫陽花がポポポと咲いたと思えば、秋には赤黄色の紅葉が路面を彩り、冬には名前の通りの1,000本以上の椿が咲き乱れる。
夜間のライトアップが引き立て役となり、夜桜や夜紅葉の鑑賞を楽しめる時期は特にオススメだ。

本当に、ここは東京…..?
と改めて思ってしまうのが、5月〜7月に観られるホタルの光。
朱色が美しい”弁慶橋”がオススメの鑑賞スポットで、夜間のライトアップも相まって、とても幻想的な空間になる。
彼女とのデートはもちろん、お子さんを連れて家族で訪れるのも良いかもしれない。

夏といえば、ざる蕎麦。
庭園内にある”無茶庵”では、国産そばの実を石臼で挽いた蕎麦粉を使用。
昭和29年、文京区のとある民亭から移築した日本家屋はとても趣がある。
休憩がてらに絶品の蕎麦を頂いてはどうだろうか。

パワースポット?でもある庭園

椿山荘の庭園は、なかなかのパワースポット。
広い青空、豊かに生い茂る緑、そこから生まれる美味しい空気。
それらを一身に浴びて、身も心もリフレッシュできる。

そんな散歩道を歩いていると、現れるのが”七福神”。
それぞれにご利益があり、目当ての神様を訪ねるのも楽しみ方のひとつだ。

例えば、森へと続く道にいる”弁財天”。
琵琶を抱えており、学問や芸術、弁才を司る神様として知られる。
新しく資格を取得したい、何かを学びたいと思っている人にピッタリ。

冠木門(かぶきもん)へと下る道すがら、出会うのが”布袋和尚”。
優しく微笑みかける笑顔が印象的で、良好な人間関係を築くご利益がある。
家族、友達、得意先など、あなたにより良い縁が訪れることだろう。

七福神ではお馴染みの”恵比寿神”は、商売繁盛をもたらす神様。
そのほか、豊漁のご利益もあるため、フィッシングなどを楽しむ予定のある人にもオススメだ。

庭園のどこかに、あと4人の神様が潜んでいる。
是非、あなたの目で確かめてほしい。

椿山荘、その長い歴史に触れる。

椿山荘の目玉といえば、長い歴史を感じる史蹟の数々。
まず、エントランスを出て坂を下れば見えてくる”羅漢石”。
江戸中期の画家・伊藤若冲の下絵から作られたもので、微笑む顔、怒りの顔、眠たそうな顔など、総勢20人があなたを出迎えてくれる。
自分の似た顔が必ずいると言われており、こちらを見つめる目は少々不気味……!

庭園の中央にある”幽翠池”に向かいたいが、そこをぐっと我慢して右に折れる。
しばらく行けば、隠れ人気スポットのひとつ”滝のトンネル”が姿を表す。
一般的な庭園で見かけられない仕掛け、なかなか迫力があるので是非見て頂きたい。

そこから道なりを進んで、階段を上っていく。
見えてくるのは、椿山荘のシンボルでもある”三重塔”。
平成22年(2010)に平成の大改修が行われた有形文化財で、なんと推定600歳。
室町時代に建てられたと考えられているが、平清盛が第1回目の修復を行ったという言い伝えもあり、その歴史はベールに包まれている。
夜間にライトアップされると、さらに幻想的な風貌へと昇華。
また、この場所から一望できる庭園の姿も美しい。
その場の空気と雰囲気を、じっくりと味わおう。

おわりに

歴史ある椿山荘の庭園を一巡り。
もし気に入ったのなら、今度はホテルの宿泊客として訪れよう。
早朝・夜の庭園散歩を気軽に楽しめるのは、宿泊した者だけの特権。
ホスピタリティ溢れる、上質なサービスのもと、ゆるやかな余暇を味わおう。
ちなみに、宿泊客限定の茶道体験や着物着付け体験、ガーデンツアーなども利用可能。
不定期ではあるが、ガーデン・ピラティスも行っているので、気になる人は公式HPをチェックしよう。

ホテル内には天然の温泉が湧き出る大浴場もあり。
椿山荘が誇る高級料理と共に、日々の疲れを癒しに訪れてはいかがだろうか。

■ホテル椿山荘東京
住所:東京都文京区関口2-10-8
電話:03-3943-1111
http://hotel-chinzanso-tokyo.jp/
散歩・旅行散歩・旅行健康・カラダ健康・カラダビジネスビジネス振舞い・所作振舞い・所作アクティビティアクティビティ嗜み嗜み芸術芸術本・漫画本・漫画美容・ファッション美容・ファッション人
味わう味わう片付ける片付ける弄う弄う纏う纏う創る創る正す正す和む和む愛でる愛でる磨く磨く
PAGE TOP