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心身を休める旅…古都・奈良を“贅沢”に楽しむために必要な3つのコツ。

今年の旅行は、関西方面にしよう!
間もなく訪れるGWやお盆休み、そんな計画を企てている人も多いと思う。
さて、そこで問題なのが、関西の数ある観光スポットの中からどこを選ぶかだ。
通天閣の真下に広がる”新世界”で本場・串カツを食べるか、それとも、海と山が織りなすお洒落な街・神戸に繰り出すか、はたまた、日本の古都・京都ではんなりと過ごすか……
各県の特色が色濃い関西地方は、旅行先を選ぶのが難しい。

しかし、もし、あなたが、
ゆっくりとした時間を過ごしたい……と思っているのなら。
自信を持って、”奈良”に訪れることをオススメする。

奈良……といえば、鹿と大仏?
と、もはや選択肢のひとつにも入らなかったかもしれないが、侮るなかれ。
穏やかな時間が流る、落ち着いた雰囲気のもと、ゆっくりと休日を過ごせるのだ。
とはいえ、奈良県を楽しむにはちょっとしたコツが必要。
十人十色、様々な意見があると思うが、今回はその中から3つをピックアップしてご紹介しようと思う。

コツ其の一:あえて観光をしない。

正直、奈良に目立った観光スポットはない。
有名な商業施設があるわけでもないし、特別な体験ができる場所も少ないと思う。

しかし、だからこそ、ゆっくりとできる。
オススメの過ごし方は、東大寺や奈良公園といった、広大な敷地を誇る観光名所に赴き、ベンチに座って、日向ぼっこや読書に耽ること。
時折、目の前を通り過ぎる鹿を見ながら、ほのぼのと過ごすのが、最も奈良らしい時間の使い方だと思う。

逆に観光スポットが軒並み続き、多くの観光客で溢れかえっていたらどうだろう。
おそらく、それにつられて「自分も急いで行動しなければ……!」と焦ってしまうのではないだろうか。
それだと、仕事に追われている毎日と何ら変わりがない。
休日とは、何もかも忘れて、のんびりと過ごすこと。
それこそ、大人の贅沢というものだ。

コツ其の二:買い物をしない、自然を楽しむ。

前述した通り、奈良には商業施設が皆無。
郊外に行けば大型のショッピングセンターがあるが、わざわざ車やバスに乗って出向くほどでもない。
となれば、敷地面積の大部分を占める”自然”を満喫するほかないだろう。

例えば、千本桜で有名な”吉野山”。
春には山一面がピンク色に染まることで知られているが、夏は青々とした木々が生い茂り、涼しい風が吹き抜けることから絶好の避暑地としても活用できる。
JR「奈良駅」から、コトコトと電車に揺られて2時間ほど。
太古の昔から残る森で、思いっきり深呼吸しよう。

■吉野山(BGM注意)
http://www.yoshinoyama-sakura.jp/

もちろん、奈良市内にも自然はたっぷり。
奈良公園は、貴重な歴史的文化遺産が点在する660haの広大な敷地。
鹿、大仏に並ぶ、奈良のシンボルのひとつだ。
公園内には至る所にベンチが設けてあり、休み休みに巡ることができる。
夏場には若草山で”大文字焼き”が行われ、蝋燭や灯篭の灯りが一面を照らす”なら燈花会”も有名。
一箇所に見所が集まっているので、移動時間を短縮できるのが、奈良の利点のひとつかもしれない。

■奈良公園
http://nara-park.com/

コツ其の三:昼間は暑い、早朝に動くべし。

冬は寒く、夏は暑い。
奈良は盆地のため、なかなか過ごしにくい気候にある。
そのため、動き出すなら、ほどよい温度となる早朝がオススメだ。
早めの朝食を食べて、ぶらぶらと奈良を巡り、昼間にはホッと一息ついておく。
そして、温度が下がった夜に、街中へと繰り出す。
そのサイクルが丁度よいかもしれない。

また、各観光スポットに赴くのも早朝がいい。
その理由としては、人数が少ない方が、神秘的な奈良の雰囲気を存分に味わえるからだ。
特に、最近は海外からの観光客がドッと増えているので、要注意である。

例えば、東大寺は朝8時から開放されている。
「寺や神社にお参りするのは、清らかな朝が良い」とされているが、東大寺も例外ではない。

むしろ、澄んだ空気に包まれた日本最大の木造建築を目の当たりにすれば、あなたの中にある奈良へのイメージが一瞬にして好転するだろう。
もちろん、東大寺に向かうまでの奈良公園も、散歩コースにピッタリだ。
芝・林・森・池で構成される奈良公園は、早朝の空気がとにかく美味しい。
思いっきり吸い込んで、休日のスタートを切ってもらいたい。

おわりに

奈良は、とても歴史に古い街である。
平城宮、東大寺、若草山、春日大社、大文字焼き……京都に負けないほど、歴史的な建造物が点々と残っている。

しかし、一方で、新しい物はほとんどない。
東京のように、次々と新しい商業施設が建設されるわけもなく、時代の流れに触発されて急足になるわけでもなく、奈良は穏やかな時の流れに身を委ねているのだ。
情報社会に囲まれる日常生活から脱却し、心も体もリフレッシュしたいのなら、各方面からアクセスしやすい奈良県が、最もお手頃なのではないだろうか。
修学旅行以来、訪れていない人も、今年は足を伸ばしてみてほしい。

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