沈黙を恐れるな!相手の気持ちを読み解くための4つの「観察」ポイント
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お客様や社内でのミーティング、彼女との会話。
突然訪れる「沈黙」だ。
無理に話してみるも会話が続かず、焦る…。
そんな空気を変えるには、相手を少しでも知ることが必要だ。
日頃、いくつかのチェックポイントをおさえる習慣をつけてみてはどうだろう。
より良いコミュニケーションを築くキッカケになるはずだ。
観察力を鍛える
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あなたは、普段接している人の、髪型、服装、顔色など「些細な変化」によく気づく方だろうか?
今、相手が楽しいのか、不愉快なのか。
やる気があるのか、落ち込んでいるのか。
表には出さない裏側にある心理、すなわち「相手の気持ちを察する力」があるかないか。
それによって、物事の方向は大きく変わるだろう。
「観察力」とは、「物事の変化を敏感に察する力」である。
目に見える「視覚情報」から、どれだけ多くを収集できるか。
ただ、それだけではない。
その人の持つ雰囲気、声のトーン、息づかいなど「五感情報」も総動員させる。
モテる人、仕事がデキる人は、「観察力」に長けていると言われる。
要は、「見て」「感じて」「察する」ことが上手いのだ。
物事の本質を見抜く力を「洞察力」と言うが、それには「観察力」を鍛えることが先決だ。
おさえておくべき相手の観察すべき4つの変化ポイント
人は「言葉」に頼りがちだが、相手が発する言葉以上に、喜怒哀楽の感情が顕著に出てしまう。
1.姿勢、体の動き、仕草
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楽しい、前向きな時、姿勢は自然と前のめりになる。
心を開いている時は、距離が近い、顔・体・つま先が相手に向いている。
腕や手が開き、自然と仕草がシンクロ(マネ)する、など。
対して、緊張や不安、警戒心があれば、距離を取る、腕組みをする、うなだれる、拳を握る、手を隠す。
退屈な時は、指いじり、頭・髪をよく触る、貧乏ゆすり、つま先をブラブラさせる、など。
2.表情、顔色
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表情を作る表情筋は、思考(脳)と直結しているため、無意識に心が表れる。
「目は口ほどに物を言う」というように、まずは「視線」に出る。
好意があれば、視線を送る、合わせる、見つめる、優しい眼差しになる。
表情は、自然と口元・頬が上がる、にこやか、目も笑っている、など。
対して、警戒心や嘘がある時は、視線が泳ぐ・落ち気味・逸らす、まばたきが多い・長い。
敵意がある時は、にらむようにじっと見る。
不快な時の表情は、眉が動く、眉間にしわ、口角が下がる、口を固く閉じる、表情が乏しい、など。
3.声のトーンや大きさ・スピードや間
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前向きな気持ちなら、声のトーンが高い、声色が明るい、はきはき、イキイキした口調。
心を開いていれば、口調はやわらかい、聞きやすいペースで話す、間もほどよい。
対して、あまり話したくない時は、声のトーンは低い、小さな声、テンポも遅い、ぽつぽつ話す。
関心がない時は、適当にうなずく、声色も冷ややか、抑揚がない。
自己主張や怒り、または話を切り上げたい時は、テンポが早すぎる、話ををさえぎる、など。
4.呼吸
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呼吸(息)にも、心理は顕著に出る。
リラックスしている時の呼吸は、深く、ゆっくり。
緊張やストレスがかかると、呼吸は浅く、早くなる。
「自らの心」と書いて「息」である。
息が“穏やか”なのか“荒い”のかも、心を察するポイントとなる。
これら1つ1つの例は、普段、誰もが無意識にやっていることだろう。
それを日々、人との関りの中で意識してみると、コミニケーション能力も上がるはずだ。
ただ、あなたが観察していると同様に、相手もあなたを観察しているということだ。
おわりに
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あなたがそうであるように、人の心は、些細なことで変化しやすいもの。
相手の気持ちを知るには、何も言葉だけではない。
コミュニケーションの中で生まれる反応を知る。
その中から「言葉に表れない本心」が見えてくる。
「本心」を少しでも察することができれば、新たな戦略を立てることも可能だ。
「観察力」を磨くためには、「想像力」も重要だ。
想像力が豊かであれば、自然と“五感がフル稼働”する。
相手の持ち物、相手の話1つから、どんどん話題を広げられるだろう。
そうすれば、沈黙とはサヨナラだ。