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鰻のお供!“小粒でもピリリと辛い”…粋な名脇役「山椒」の秘めたるパワーを知る

夏に精の付くものといえば鰻。
「土用丑の日」には、こぞって鰻を食べる習慣になったが、鰻といえば「山椒」だ。
なじみは深く、普段何気なくかけているが、山椒については意外と何も知らないのでは?

「山椒は小粒でもピリリと辛い」…小柄でも気がきいて役に立つ、侮れないという諺。
思えば、なかなか粋な香辛料ではないか。
今回は、鰻の長年の名脇役「山椒」にスポットを当ててみる。
知れば、そのポテンシャルの高さに、諺の意味も納得だろう。

日本最古の香辛料「ハジカミ(椒)」

山椒は、日本原産のミカン科・サンショウ属の落葉低木。
日本全土から朝鮮半島に分布し、その歴史は1,000年以上に及ぶ日本最古の香辛野菜だ。

山椒の古名は「ハジカミ」。
香辛料の別名とされ、魏志倭人伝や古事記に、山椒は「ハジカミ」として登場。
その後、生姜が中国から渡来後、山椒は「和のハジカミ」、生姜は「呉のハジカミ」とされる。

山椒は、中国原産の花椒(オワジャオ)と混同しやすいが、花椒は山椒よりもさらに芳香・辛みが強く、同じミカン科ながら種類が異なり、乾燥させた果実だけを食する。
対して山椒は、芽、葉、花、実の全てを食することができる。
香りや味はもちろんだが、その効能の素晴らしさをご存じだろうか。

この夏を乗り切れ!…山椒の持つ4つの効能とは?

山椒の辛味成分は、サンショール、サンショウアミド。香り成分はジテルペンやフェランドレンなど。
これらの辛み成分と香り成分の効能が注目されている。
さらに食物繊維、カルシウム、マグネシウム、鉄、カロチンなど豊富な栄養素もあり、料理のスパイスだけではない優れた効能が知られている。

1.胃腸の働きを高める

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内臓の働きを活発にし、胃や内臓の粘膜を強化。
整腸作用により、胃もたれ・消化不良、下痢、食欲減退などを改善。

2.代謝促進

体の中心から温める。発汗作用、冷え性の改善。
新陳代謝を活発にし基礎代謝をアップ。

3.神経痛など痛みを軽減

鎮痛作用があり、打撲、打ち身、捻挫、むち打ち症などの解消に有効。
漢方の当帰湯(山椒風呂)は、神経痛やリウマチなどを和らげる。

4.抗菌・殺菌作用

舌がしびれる麻酔に似た作用から、抗菌作用も高い。
回虫駆除や食中毒などの感染症予防にも有効。

山椒には味を引き立たせる他にも、これら様々な効能がある。
ただし刺激物であるため、食べすぎには注意しよう。

味わうにとどまらず

山椒は部位によって様々に利用されている。
実の果皮は、おなじみの粉山椒として香辛料や薬味。
木の芽と呼ばれる若葉は、和え物、焼き物、茶わん蒸しなどの香りと彩り。
花は、酢漬けや佃煮。
実は、醤油漬けやちりめん山椒。
枝に至っては、高級品のすりこぎ棒に。堅くてかすかな香りも良いため人気が高い。
その他、漢方薬や美容品など、様々に活用されている。
「見かけは小さくとも優れて侮れない」。まさに諺の通りだ。

おわりに

ピリリというシビレるような辛み、スッキリさわやかな香り。
ほんのわずかな量でぐっと味を引き立てる・・・。

その力量は諺として知られるも、地味なポジションにいた山椒。
だが、日本最古の香辛料は、“洒落たスパイス&ハーブ”として、今や世界各国で人気を博している。

「土用丑の日」の主役はもちろん鰻だ。
しかし、その鰻にかける山椒の由来や効果も思い出し、鰻を愉しんでみてはいかがだろうか。

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味わう味わう片付ける片付ける弄う弄う纏う纏う創る創る正す正す和む和む愛でる愛でる磨く磨く
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