冒険心を駆り立てろ！… この夏、あなたの心に深く刻まれる”秘境”の光景 3選。

冒険心を駆り立てられる夏。
つまらない日常から脱出し、一時でも構わないから非日常を体験したい。
そんな気持ちが、沸沸と湧き出てくるのだ。
「近所の公園では満足できない！」という人にオススメしたいのが、アクセスしやすい”秘境”を訪れること。
たとえば東京から数時間の距離にも、日本とは思えない光景が広がる場所が点在しているのだ。
車や電車で数時間なので、週末の日帰り旅行にもピッタリ。
今回は、3カ所をピックアップしてご紹介しよう！

【栃木】大谷資料館

ryosuke ueharaさん(@ryochin26)が投稿した写真 – 2016 2月 27 10:59午後 PST

JR「宇都宮駅」からバスで約30分。
栃木県宇都宮市にある『大谷資料館』に眠る、大谷石地下採掘場跡。
そこには、野球場が収まるほどの地下空間が広がっている。
1919年〜1986年にかけて、大谷石の採掘によって出来た巨大な空間で、戦時中は極秘工場として、戦後は政府の米貯蔵庫として活用されていた。
現在は、映画のロケ地などにも使われている。
採掘場見学のほか、水脈のクルージングも体験できるのでオススメだ。
映画・インディージョーンズの舞台と錯覚する、古代遺跡のような非日常空間。
東京からの栃木日帰り旅行で訪れてみてはいかがだろうか。

【山梨】西沢渓谷

吉田 照宏さん(@teruhiroyoshida)が投稿した写真 – 2016 2月 25 6:09午前 PST

清らかな滝が連なる『七ツ釜五段の滝』。
山梨県・埼玉県の狭間、秩父甲斐国立公園内の”西沢渓谷”にある秘境だ。
本来の自然の在り方を見せつけられる峡谷は、国内でもいちにを争う景勝美を誇る。
そのなかでも、一際美しいと注目されるのが、七ツ釜五段の滝だ。
大小7つの滝が連なっており、その美しさは”日本の滝100選”、”平成の名水百選”のダブル受賞を果たすほど。
木々の擦れる音、動物達の囀り、そして滝のせせらぎに包まれれば、日頃の疲れがふっとぶはずだ。
3〜4時間を要するハイキングコースの一部なので、赴く際は準備等を怠らずに。
運動不足解消にもなるだろう。

【千葉】濃溝の滝

Saki Itoさん(@sak815)が投稿した写真 – 2016 6月 7 5:41午前 PDT

東京都心から車で1時間ほど。
千葉県・房総半島中部にある『清水渓流広場』の幻想的な光景が、世界中で注目を集めつつある。
なかでも、洞窟の中にせせらぐ、”濃溝の滝”は光と水が織りなす芸術作品。
江戸時代、”川廻し”と呼ばれる工法で人工的に掘られた洞窟で、現在は自然の一部となっている。
清らかな水に差し込む光が、日本とは思えない景色を演出。
あなたの心に、深く刻まれることだろう。
話題になり始めたのは、最近のこと。
今のうちに足を運んでおいて、損はないはずだ。

おわりに

上記以外にも、東京からでもアクセスできる秘境はたくさんある。
しかし、冬場は閉鎖されるところがほとんど。
氷や雪が溶ける夏場に、人の立ち入りが許可されるわけだ。
チャンスは今しかない。
日常を忘れる、非日常の空間へ。
冒険心をくすぐる秘境が、あなたの訪れを待っている。