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これぞ絶景!ジェラシックパーク!? 謎多き秘境の島『東京・青ヶ島』

東京から358km南。
八丈島から70kmほど離れた場所に、絶海の孤島・青ヶ島がある。

! world, nature, animalsさん(@bestworldpics)が投稿した写真

東京都のひとつでありながら、人口わずか160人程度。
日本で最も人口の少ない村として有名な東京都青ヶ島村無番地がある。
スマホ、インターネットが当たり前の現代に生きる私達にとって考えられない、“圏外”の秘境。
あえて電波の届かない場所へ旅行に行くツアー客もいて、密かに人気を集めている。
世界的に珍しい二重カルデラの島構造、透明度の高い空気だからこそ見える一面の星空、新鮮な魚介類と共に味合う地酒など、本土では体験できない、非日常の世界を楽しむことができる。
今回は、そんな青ヶ島の魅力に迫ってみよう。

気分はジェラシックパークを訪れる旅行者!

@masumiyaが投稿した写真

青ヶ島には、2つの行き方がある。
1つは羽田空港から50分かけて八丈島に向かい、連絡船で2時間半かけて青ヶ島に行く方法。
確かに行けなくはないのだが、なかなか博打である。
というのも、連絡船は週3~4回、1日1往復。
しかも、天候不良によって40~50%の確率で欠航している。
比較的安価で行けるのだが、運が味方しない限り難しい。
“秘島”と呼ばれる所以も、ここにあるのだろう。

より確実に行くには、ヘリコプターを使う方法。
八丈島から約20分で青ヶ島に着ける。
高価&1日9席と、条件は厳しいが欠講率は20%ほど。
青ヶ島の住民が島外に行く際に利用していることからも、その安定性は折り紙付き。
さながら、ジェラシックパークに訪れる旅行者の気分だ。
多少資金は掛かるが、青ヶ島にはヘリコプターを利用して訪れるのがオススメである。

東京とは思えない、大自然に囲まれる。

mina somaさん(@minasoma)が投稿した写真

世界的に珍しい、2重カルデラ構造の青ヶ島。
カルデラとは、火山活動によってできた大きな凹地のこと。
本土では熊本県の阿蘇カルデラが有名だ。
青ヶ島のそれは、中央にある活火山(丸山)のカルデラと、度重なる噴火で外側の山と内側の山の間にできたカルデラが2つある。
約3,000年前に大規模なマグマ水蒸気爆発が起きたと考えられており、そこから3,000年かけて、今の状態に至ったようだ。

Masato Kogureさん(@kogure)が投稿した写真

丸山の周辺には、島言葉で「ひんぎゃ」と呼ばれる噴気孔が多数。
今もなお煙が発生しており、地熱を利用した”地熱釜”や”サウナ”が観光客にウケている。
地熱釜は無料で利用でき、卵や魚、野菜などを蒸す。
民宿の主に頼めば、青ヶ島で獲れた新鮮な食材を持たせてくれるのでオススメ。
うま味を逃さず、塩をふりかけるだけでも美味しい。

Kouhei Narushimaさん(@shkn1214)が投稿した写真

最大の魅力といえば、やはり満天の星空だろう。
絶海の孤島な上に街明かりもないため、星空がひときわ輝いて見える。
頭上に降り注ぐ星々は、まさに天然のプラネタリウム。
“星野コロシアム”と称されるほどの美しさだ。

天候の良し悪しは「神のみぞ知る」だが、是非とも雲ひとつない晴れた日に訪れたいものである。

地酒と島料理でしっぽりと。

monpachiさん(@monmonpachi)が投稿した写真

食堂はなく、居酒屋が2軒だけしかない青ヶ島。
しかし、提供している島料理はいずれも絶品で、心も舌も満足すること間違いなしである。
名物は、鯛や鮪などの新鮮な魚介類を握った”島寿司”。
砂糖多めの少々甘めのシャリに、塗りからしを塗り、醤油漬けした魚介を乗せるのが特徴だ。
そのほか、”あしたば”と呼ばれるセリ科の葉野菜を揚げた天ぷらなども美味である。

maiさん(@skpj_0405)が投稿した写真

青ヶ島で醸造している地酒もある。
自然麹、さつまいも、水を同時に仕込む、昔ながらの製法で作られた”あおちゅう”、麦に自然黒麹菌を使用した、”あおちゅう”など。
大量生産しないため、幻の地酒とも呼ばれる。
これを楽しみに、青ヶ島に訪れるお酒好きも多いそうだ。
島の居酒屋ならではの温かさを感じながら、しっぽりと青ヶ島の味に舌鼓してほしい。

日常の旅行に飽きた、あなたへ。

obaryojpさん(@obaryojp)が投稿した写真

青ヶ島の歴史は、はっきりとした記録が残っていない。
人がいつ住み始めたのか分からない。
1785年に起きた天明の大噴火で約半世紀「無人島」になったこと、女人禁制の島「男ヶ島」と呼ばれていたこと……。
様々な謎が残っている、秘境の島なのだ。
そんなミステリー感覚を体験するのも、楽しみ方のひとつだろう。

民宿、アクセス方法、青ヶ島の詳しい情報などは、公式サイトをチェック。
大自然に浮かぶ孤島という非日常の世界。
そして、そこで営まれる”島びとの暮らし”という名の温かな日常。

そんな贅沢なひと時を、あなたも体験しに訪れてはいかがだろうか。

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