陸上、水泳、柔道だけじゃない!…リオ・オリンピックで、注目したいマイナー競技5選。
8月5日から、開催されるリオデジャネイロ・オリンピック。
多くの方が、楽しみにしていることだろう。
日本選手の勝敗に対して、自分自身のことのように一喜一憂するのは、オリンピックの楽しみひとつだ。
しかし陸上・水泳・柔道などのメジャーなスポーツや、メダルが期待される競技だけを注目してないだろうか?
2016年8月5日から8月21日の期間中、競技される種目は、なんと28競技 306種目。
存在は知っていたが、観戦経験がない競技の楽しさを知るキッカケになるのもオリンピックの魅力のひとつだ。
「カーリングの楽しさを、バンクーバー五輪で知った!」という方も少なくないはずだ。
あの興奮を、このオリンピックでも感じるために、注目したいマイナー競技も紹介したいと思う。
玄人好みのいぶし銀! オススメ、マイナー競技3選!
1.馬術
動物と一緒に行う唯一の競技!
男女の区別なく競い、馬を美しく乗りこなす馬場馬術、障害物を飛び越えてゴールを目指す障害飛越。
上記二つにクロスカントリーを加えた総合馬術がある。
この3種目で得点を争う。
何と言っても見どころは、騎手と馬との一体感!
この競技は馬自体も選手の一人なのだ。
・審判:3~5人
・減点方式:3種目の総得点で順位
2.カヌー
湖畔で過ごすのんびりとした休日。
カヌーに対して、そんなイメージを持っている人も多いと思う。
しかし、スポーツ競技においてのカヌーは、それとは正反対!
鬼気迫るパドルで水面をかき乱し、猛スピードで突き進んでいく。
カヌーに対するアナタの印象が180℃変わるはずだ。
両端に水かきのついたパドルでこぐ「カヤック」、片側だけに水かきのついたパドルで漕ぐ「カナディアン」で種目が分かれる。
・スプリント種目:着順を争う
・スラローム種目:ゴールまでのタイム、ゲート通過技術で争う
3.近代五種
「スポーツの華」
近代オリンピックの生みの親「クーベルタン」は、近代五種をこう称えた。
フェンシング、水泳、馬術、ランニング、射撃の5種目を1日で行う超過酷なスポーツ。
その壮絶さから競技人口は少なく、日本国内では100名足らずと言われている。
ちなみに五輪の為に発案された唯一のスポーツらしい。
フェンシング、水泳、馬術の成績をタイムに換算。
上記をランニングのスタート時間に組込み、着順を争う。
ランニングの途中で射撃も行う。
リオ五輪からの新種目!この2種目にも注目!
リオ五輪から、新たに加わったのはゴルフと7人制ラグビーだ。
4.ゴルフ
オリンピックに、112年ぶりにゴルフが帰ってきた!
男子は35ヶ国、女子は33ヶ国から出場予定。
1日18ホール×4日間で、全72ホールの見応え十分なコースだ。
日本からは、世界ランク上位を含めた4人の男女が出場。
好成績を狙えるポジションなので、TVの前で是非応援して欲しい。
5.7人制ラグビー
92年ぶりの復活。
3人のフォワード、4人のバックスからなる7人制ラグビーとなっている。
ラグビーは通常13人制や15人制が多いが、今回は人数が少ないため、初心者も非常に見やすい。
また、選手一人ひとりに活躍の場が与えられるので、大変見応えある試合になることだろう。
おわりに
今回のオリンピックは、TVでの観戦になることなるだろう。
2020年、その目でオリンピックを生で観戦することが可能となる。
一生に、1度体験できるかどうかのチャンスだ。
そのカウントダウンは、始まった。
今回その予習と思い、オリンピック観戦してみてはどうだろうか?