カッコいい生き様を晒せ! 打倒・オヤジ化のために習得したい3つの心得。
最近、年をとったなぁ……
30代を過ぎた途端、若かりし頃を思い出し、そんな溜息をはく回数が増えた人も多いかもしれない。
このまま定年まで仕事を続けるうちに、身も心も徐々にオヤジ化していくのかな、と空を仰ぐ人もいるだろう。
しかし、そこで諦めてはいけない。
どんなに年齢を重ねても、どんなに体型が緩んでも、“精神”が若ければ、人はいつまでもずっと輝ける生き物だ。
一度切りの人生。
せっかくなら、カッコよく生き様を晒そうではないか。
今回は、オヤジ化しないための3つの心得をご紹介。
いずれも無理なくできることなので、あなたのペースで始めてもらいたい。
その1:人目を気にする
人は年齢を重ねるごとに、周りからの視線に鈍感になる。
思い出してほしい。
10代〜20代はモテたいがために、髪型や服装に気を使っていた人も多いはずだ。
しかし、大人になり、上司になり、結婚までしてしまうと「他人からどう思われてもいい」という、ひとつの”強気”や”安心”が芽生え、それが体型・服装の緩みに繋がるのである。
そこで、まずは服装から気をつけてみよう。
小綺麗なジャケットをセレクトショップで購入したり、オーダーメイドのスーツをつくってみるのもいい。
ファッションに関して知識がなければ、ショップ店員にアドバイスを求める。
その上で、自分の感性を信じてコーディネートを考えていく。
基本的に、”清潔感”さえ気をつければ大きな間違いは起こらないはずだ。
服装に気を使い始めたら、次第に体型も気になってくる。
もっとスマートな洋服が着たいのに、体型が追いつかないのだ。
そうなれば、こちらのもの。
よりファッショナブルになるために、「運動がしたい」と思うはず。
結果的に心身共に鍛えられれば理想である。
その2:やりたいことをみつける。
同世代なのに、見た目が若々しくみえる。
その秘密は、どれだけ自分の”やりたいこと”に忠実かにあると思う。
例えば、行きつけのカフェやBARを思い出してみてほしい。
お店によるが、カフェ店員やBARのマスターはいつも明るく、キビキビと動き、輝いている。
それは、彼らが自分の好きなことを仕事にしているからだ。
単純な話、好きなことには前のめりになって取り組む。
嫌いなことには背筋を丸めながら取り組む。
1回や2回ならまだしも、それが何年も続くと大きな違いを生むだろう。
もちろん、今すぐ転職しようという話ではない。
自分のやりたいこと、やるべきことをみつけ、それをすぐに実践する。
釣りでも、散歩でも、読書でも、登山でも、なんでもいい。
趣味なり特技を持つことで、あなたは”心”から若返っていくだろう。
その3:現状に満足しない。
もう、このままでいいや……
オヤジ化最大の要因は、諦めることにある。
例え自分に問題があろうとも、可能性があろうとも、見向きもしない。
なぜなら、そのほうが安心だから。簡単だから。
でも、本当にそれでいいのか。一度切りの人生を無駄にしていないか。
人は『ここでいいや』と満足してしまった瞬間、思考停止に突入してしまうのだ。
そして思考を停止した人は、一気にオヤジ化してしまう。
常識に縛られ、前例を重んじ、新しい可能性や未知へのチャレンジをすべて拒絶し、たとえ20代であっても心がオヤジ化してしまうのだ。
酒を飲めば『あのころはよかった』と思い出話をくり返し、若い世代の頭を押さえつける。
僕は絶対にそんな人間にはなりたくないし、できればあなたにもそうなってほしくない。
人生のどの段階においても『いま』がいちばん楽しく、充実している自分でありたい
人生は、現状に満足しないほうがおもしろい。
別に夢を語ろうが、それが現実離れしていようが、別にいいじゃないか。
年齢を重ねているからこそ、そんな”オヤジ”がカッコよくみえるのだ。
今後、より個々の夢や目標が問われる未来がやってくるかもしれない。
現状に満足していては、時代に取り残される可能性だってある。
いつまでも夢を語り続けよう。
それが、あなたを輝かせる一番の武器である。
おわりに
どんなに年齢を重ねても、人には可能性が眠っている。
“人生”という名の経験を積み重ねてきたのだ。
それを活かし、どの方向に派生していこうかと考えるのは自然なこと。
しかし、多くの人が自分自身に諦めている。
閉じた蓋を思い切って開けるのは、自分次第なのだ。