スマホ依存の子供と一緒に学ぶプログラミング?…父子と楽しむ「プログラミン」
また、小さい子供への教育といえば、ひらがな・数字などの読み書きや、英語など外国語を学ばせている方もいるだろう。
現代では、その中に「プログラミング」という時代にあわせたジャンルの教育が入ってくる。
国においても、2020年からプログラミング科目が小中学校で必修になるとも言われている。
私自身、IT業界に長い間、身を置いているが「プログラミングスキル」の有無は、エンジニアだけではなく、経営やマネジメント観点においても、その重要視を肌で感じる今日この頃だ。
そこで、私の子供(3歳)と「プログラミン」なるWEBサイトを試してみた。
すると、想像以上に興味津々で取り組んでくれたのだ。
今回は親子で楽しめる「プログラミン」をご紹介しよう。
「プログラミン」とは?
子供でも簡単にプログラミングの考え方を学べるツールとして公開されているものが「プログラミン」だ。
文部科学省が運営しているサイトであるが、デザインが馴染みやすく、とても作りこまれている印象を受けた。
まずは「プログラミン」で遊んでみよう!
プログラミンを作り始める
画面上のキャラクター(図)を動かすためのツールが、下に並んでいるかわいいアイコンである。
それぞれ、上下左右に動かすものや、時間を止めるもの、効果音を出すもの、クリックしたら動かすものなど、図に何かをやらせたい指令(プログラミン)が、準備されている。
子供が好きなキャラクター。
例えば、動物、乗り物やお花など、多く準備されているので、子供の興味は惹きやすい。
キャラクター(図)は、用意されているものだけでなく、自分で作ることも可能だ。
少し大きなお子様も楽しめるはずだ。
3歳の子供が食いつく!プログラミン
実際に3歳の息子と一緒にプログラミンをやってみた。
まずは、標準設定で表示されているワンちゃんの動きを指令(プログラミン)から始めた。
子供にどの指令(プログラミン)を使うのか聞いてみる。
子供は、それぞれの指令が、どんな動きをするのかはわからない。
見た目で決める。
でも、それが良かった。
なぜなら、ワンちゃんが、どんな動きをするのかわからないからだ。
動かしてみると、「お~」という驚きの声が子供からあがる。
彼は私に次々と指令を出し「今度はどんな風に動くのかな?」「わからない。楽しみ~」という続く。
子供が見たい動きをヒアリングして、私が、それぞれのキャラクターにプログラミンに実装してみる。
再生すると、子供は一気に興奮。
知らぬ間に、彼はオブジェクト(キャラクター)に動作を指令する(プログラミング)をいう感覚が、楽しみながら育っているのだ。
電車が左右に動いたり、自分で書いた絵の色を自動的に変わったり、突如ショベルカーが登場し、石を運んだりと、少しの時間だが、子供と一緒に楽しむことができた。
おわりに
このプログラミンは、プログラミングの教育素材であるが、ビジネスマンから見ると、PowerPointのアニメーションを作っているかのように感じる方もいることだろう。
さらに、プログラミンには「繰り返し」や「条件分岐」など、プログラミングならではの動きを実装することもできる。
子供が動画やテレビばかり見て、一緒に何かをすることが少ないというあなた。
子供と一緒に「プログラミン」を試してみてはいかがだろうか。
好きなキャラクターが動く姿を見れば、楽しんでくれるはずだ。
子供だけではなく、このワクワク感は、私自身も忘れていたものだ。
仕事に追われている私にとっても、いい刺激体験であった。
http://www.mext.go.jp/programin/