散歩・旅行散歩・旅行健康・カラダ健康・カラダビジネスビジネス振舞い・所作振舞い・所作アクティビティアクティビティ嗜み嗜み芸術芸術本・漫画本・漫画美容・ファッション美容・ファッション人

思いがけないことを発見するチャンスは“書店”にあり……本屋でセレンビリティを。

17-1

書籍の購入、簡単すぎではないか?

「書籍は買っているけど、ネットで買っている」そんな方が多いのではないだろうか?
大手ネット通販サイトで1つ書籍を見ると、“よく一緒に購入されている商品”“この商品を買った人はこんな商品も買っています”“この商品を見た後に買っているのは?”と様々な手法でプレゼンテーションをしてくれる。
それらの本は、求めている知識をより深化させたい場合、強めたい場合に非常に便利だ。
ビッグデータの成せる業だ。
活用しない手はない。


では、一番最初の書籍を、あなたはどう選んだのだろうか?
自分の知りたい内容に関連するキーワードや作家名、書籍名を入力して、「検索」ボタンを押下した方が、ほとんどだろう。
便利な世の中だ。
欲しい書籍が、本屋から自宅まで運ぶ手間もなく、日本全国どこに居ても買えるのだから。

だが、一つ疑問が残る。
自分自身が知らない「キーワード」は検索できない。

これが習慣化していくと、下手をすると「知らない」ことすら忘れていくのだ。

知らないキーワードとは?

学生時代は、ゼミ仲間、サークル仲間、バイト仲間、高校の同級生など多種多様な繋がりが存在する。
さまざまな「知らないキーワード」を教えてくれる繋がりだ。

就職し働き出す。
徐々にそんな仲間達とも疎遠になり、会社の同僚や先輩・上司達が、大きな情報元となる。
就職したばかりの期間は、そんな彼らについていくのに必死だろう。
だが彼らは、近い価値観の仕事をし、近いエリアに生き、同時代に生きている。
あなたと類似した情報を持ち合わせた人間なのだ。
かなり乱暴に言うと、社会に出てから知り合った人間は、知識をより深化させるレコメンデーション機能と大差ない。
「いや!会社の先輩は、変わった趣味を持っていて会話が楽しいし、色々教えてくれることもある」と反論もあるだろう。
そんな人は、その恵まれた環境を大切にした方が良い。
しかし、それは「知らない」ことすら忘れていくリスクも同時に孕んでいる。

仕事の打ち合わせが、煮詰まってなかなか前に進まない。
いつものプレゼンテーションの資料が、今回ばかりは使えない。
クライアントの担当者が超曲者でトークが弾まない。
彼女とのデートの会話がマンネリで楽しくない。


こんな時「知らない」で済んでたことが必要だったと気付く。
ピンチを感じた時には、もう遅い。
だが、同じピンチを減らすことはできる筈だ。

まずは本屋を“一巡”

そこで提案だ。
近くの本屋に行ってみるのはどうだろう。
オススメは大きな本屋だ。

東京の大きな本屋なら、例えばここ。

いずれも1,000坪以上ある大型店だ。
大型書店に行ったことのない人にとっては、書籍数だけで驚きだろう。
これらの大型書店にある書籍を全て読むと、かなりの知識人だ。

寝る時間も、デートの時間も、働いてる時間も削るか?
1日24時間しかない。無理だ。そもそも本末転倒である。

そこで、書店の全フロアーを巡って見てほしい。
買わなくても良い。只々、本屋を“一巡”する。
適当に本のタイトルを見ながら…。


すると、「重力」「野蛮」「デザイン」「スペイン」「心理学」「細胞」「社会」さまざまなキーワードが飛び込んでくるはずだ。
今まで興味のなかった「アート」もだ。

「知らないことを、忘れている」ことにハタと気付かされるだろう。
眠っていた“知的好奇心”が目覚めた瞬間だ。
思いがけないことを発見するチャンスは“書店”にあり

気になった本をペラペラとめくってみるのもいいだろう。
椅子が用意してあるお店もあるので、何冊か腰を据えて「はじめに」の部分だけ読んでみるのもいいだろう。
お店を出て、印象に残った「キーワード」を後にスマホで検索してみてもいいだろう。

こんな他愛もない行動で、あなたの知的好奇心は徐々に育ち、いつの間にか、打ち合わせ、資料作り、コンパ、デートのピンチにいつか役に立つはずだ。

さらに、また面白いのが書店員のキュレーション力だ。
「こんなアイデアがありますよ」「こんな感性が磨けますよ」と本の陳列によって雄弁に訴えかけてくる。
まるで店員さんが、全ての本を読んだ如くだ。
彼らを例えるならば、学生時代にさまざまな「知らないキーワード」を教えてくれた友人のようだ。
付き合わない理由はない。
その友人達は、ピンチを減らすあなたの大切なサポーターになるはずだ。

そんな彼らとの出会いの場所をなくさないためにも“一巡”して「この本持ってると女子ウケしそう」なんて、邪な動機でもいい。
一冊買ってみよう。
きっと彼らもまた喜んでくれるだろう。
その邪な動機で購入した本でも、机の上や本棚に飾っておけば、数年後、フトした拍子に「こんなアイデアありますよ」と語りかけてくれるはずだ。

参考サイト:
http://matome.naver.jp/odai/2135808252677419501

散歩・旅行散歩・旅行健康・カラダ健康・カラダビジネスビジネス振舞い・所作振舞い・所作アクティビティアクティビティ嗜み嗜み芸術芸術本・漫画本・漫画美容・ファッション美容・ファッション人
味わう味わう片付ける片付ける弄う弄う纏う纏う創る創る正す正す和む和む愛でる愛でる磨く磨く
PAGE TOP