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左脳・右脳で認識が違う? “色使い”の基本法則を知り、ビジネスチャンスを繋げる、広げる。

突然だが、周りを見渡してみてほしい。
いま、あなたはどのような”色”に囲まれているだろうか。

まず、手に持っているスマートフォン。
それは、黒色か白色か、はたまた、青色か。
ふと見上げてみたところにある電光板の文字は緑色か赤色か。
そんなふうに考えると、私達は様々な色と共に生活しているのがお分かり頂けるだろう。

しかし、無差別にその色があるわけではなく、そこには一定の法則が存在している。
そして、その法則を数片隅にいれていると、ビジネス面で有利に働く可能性もあるのだ。

今回は、そんな”色”の基本的な知識を伝授しよう。

まずは色の教養を身につけよう。

全ての色は、3つの属性から成り立っている。
目の前の画面も、毎朝乗っている満員電車も、あなたの肌や髪の色も同じだ。

1.色相

どんな色合なのかを表す。
赤、黄、緑、青、黒、白……ベースとなる色みのことを”色相”と呼ぶ。
また、自然界の虹色を環のように繋げると“色相環”が出来上がる。
あなたも一度は耳にしたことがあるだろう。
ちなみに、環の反対側に位置する2色が”捕色”となる。
青に対する橙、緑に対する赤、といった具合だ。
この色相環は、色を知る上での基本中の基本なので覚えておいて損はない。

2.彩度

どのくらい鮮やかなのかを表す。
最も鮮やかな色のことを”純色”、反対に白・黒・灰色など、色みが全くないものを”無彩色”と呼ぶ。
例えば、同じ黄色でも彩度を上げていけばカラフルになる。
ショッキングイエローは、彩度を限りなく高めた色合で、とても目立つ。
反対に彩度を下げていくと、灰色がかってくる。

3.明度

どのくらい明るいのかを表す。
明度が高いと白色がかかり、明度が低いと黒色がかかる。
つまり、最も明度が高いのが”白色”で、低いものが”黒色”となるわけだ。

以上、これら3つの要素が折り重なって色が作られる。
日常生活で使うことはあまり無いかもしれないが、教養として頭の片隅に置いておこう。

ちなみに、TV画面やPCのディスプレイなどは、赤・緑・青の”光の三原色”から成り立っている。

また、雑誌などを含めた書籍は、シアン・マゼンダ・イエローの”色の三原色”で印刷されている。ご参考までに。

色を使う”目的”を考える。

日常生活で色を使うときに押さえておきたいポイント。
それは、人が色を捉えるとき、左脳と右脳で反応が違うということだ。

左脳

見やすくする、注目させる、記号として認識させる……
といった“機能的な色”を識別するときは、左脳が働く傾向にある。
例えば、白黒の細かい文字がページいっぱいに敷き詰められている場合。
あなたは無意識のうちに、何らかのマーカーで大事な部分に印をつけるだろう。
それは、注目すべき箇所を左脳に分かりやすく伝える工夫のひとつだ。
ちなみに、青・緑の寒色系よりも赤・黄の暖色系のほうが目だ立てやすい。
無意識のうちに人の目線をコントロールできるので、プレゼンテーション用の資料をつくるときなどに意識してはどうだろうか。

右脳

視覚、味覚、感覚などに訴えかける……
といった“感情・情緒的な色”を識別するときは右脳が働く傾向にある。
例えば、飲み物を注文するとき。なんとなく、橙色だとオレンジの味、赤色だとイチゴの味、というように色を見るだけで味覚を連想できる。
また、彩度や明度が高いほうが明るい情景を思い浮かべられるし、逆に低いと暗い・怖い・悲しいといったマイナスのイメージを抱きがちだ。
あなたが”伝えたいこと”、”伝えたい印象”に応じて、色を使い分けるといいだろう。

左脳・右脳の認識をコントロールする。
そのために、まずは自分の伝えたいことの”目的”をはっきりさせよう。
例えば、明るい印象を与えたいのに、冷たい寒色系の色ばかりの資料ではイメージしづらい。
また、悲しみや同情を誘いたいのに、暖かな暖色系の色ばかりだと何を伝えたいのかよく分からなくなる。
「何色を使えばいいのだろう?」と迷うなら、まずは「何が目的なのだろう?」という根本的な部分から議論を始めてみよう。
この意識だけで、あなたのプレゼンテーションやネクタイ選びがワンランクUPするはずだ。

おわりに

普段、何気なく使っている色。
しかし、そのシステムを捉えてコントロールすれば、日常生活に上手く還元することができる。
「デザイナーやクリエイターだけに必要な知識だ」と判断するのは大間違い。
むしろ、その他の職種だからこそ、色使いをマスターしておけば頭ひとつ抜きん出るチャンスが生まれるはずだ。

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