最後に笑ったのはいつ? 仕事、恋愛、人生の基本『笑顔』を意識する意義とは?
笑顔は人生の基本だ。
どんなにカッコよくても、仕事が出来ても、無愛想な人はモテないし、成功しない。
なぜなら、その全ての根底に”笑顔”があるからだ。
『笑顔は、人生の基本』といっても過言ではない。
それはもちろん、“粋”な大人の男性を目指したい方にも必須条件である。
今回は、そんな「笑顔」の魅力を掘り下げてみよう。
“笑顔”がもたらす健康へのメリットとは?
1日に3000~5000。
人間の身体の中で発生しているガン細胞の数値だ。
何気なく生活している中でも、ガン細胞は常に増え続けている。
しかも、ストレスや悲しい気持ちが胸にくすぶると、その増加に拍車をかけてしまう恐れも……。
現代のストレス社会で生き抜くためには、いかに”心の健康”を保つかが重要なのである。
では、どうすれば心の健康を維持できるのか?
そこで要となるのが”笑顔”だ。
あなたは『ナチュラルキラー細胞』という言葉を聞いたことがあるだろうか。
通称『NK細胞』と呼ばれる細胞の1つで、身体に悪影響をもたらすものを殺傷する力を持っている。
ガン細胞も対象のひとつだ。
このNK細胞は私たちの身体の中に住み着いているわけだが、より活性化させるためには”笑い”が必要になる。
笑顔・笑いを絶やさない日常を送ることで、NK細胞の働きが活発になり、ガン細胞の増殖を緩やかにしてくれるのだ。
逆に、ストレスなど、精神面への負担が続くとNK細胞は弱体化。
ガンが発生する可能性が、ぐんと高まってしまう。
いつも笑顔でいること、笑いを日常に取り入れること。
それこそが健康の源であり、あなたの毎日を彩り明るくしてくれる。
「普段からあまり笑わない」という人は、1日15分でもいいから笑顔を”習慣化”させてみよう。
それだけでも心が軽くなり、NK細胞は生き生きと働いてくれるのだ。
“笑顔”は女性を誘い、出世に導く?
笑顔がもたらすメリットは、健康面だけではない。
恋愛、仕事、人付き合い、あなたの人生そのものに良い循環をもたらしてくれる。
ここでは、仕事と恋愛の2つの視点から、笑顔のメリットを掘り下げてみよう。
仕事編
笑顔は女性の武器……と思われがちだが、そんなことはない。
自然体で、魅力的な笑顔は、ビジネス面でも大いに役立つスキルだ。
何よりもまず、コミュニケーションが円滑になる。
「あなたに敵意はありません」と自然と伝えられ、相手を安心させることができる。
ビジネスの基本中の基本、コミュニケーションは笑顔から始まるのだ。
また、常に笑顔の人は”余裕”があるように見える。
必死の形相で仕事をしているより、どんなに忙しくても笑顔でいられる人のほうが、デキる男・頼れる男といった印象を与えられるのだ。
自分の精神状態を平常に保つ効果も期待できる。
笑顔のある姿勢が、あなたを成功・出世という花道に導いてくれることだろう。
恋愛編
ひと昔前だが『仙人男子』という男性のタイプが女性にモテた。
いつ会ってもニコニコ笑顔を絶やさず、遊びも仕事も前向きに捉える、余裕・包容力・安定した精神を兼ね備えた男性のことである。
逆にクールな男性を好む女性もいるが、それでも時折見せる笑顔という名のギャップに惹かれているのだ。
女性に好意を持ってもらえない、彼女や奥さんと何だか上手くいっていない。
そんなときは、一度鏡を見てみよう。
もしかすると、全く笑顔のない冴えないあなたが写っているかもしれない。
笑顔は人付き合い・恋愛の基本。
笑顔の素敵な男性は、どんなイケメンよりも上であり女性にとっての結婚・交際対象になり得るのだ。
“笑顔”をつくる習慣。
どうにも笑顔に自信がない……
そんな方は“笑顔をつくる練習”を習慣化させてみよう。
練習方法は色々あるが、なかでも簡単なものをピックアップしてみた。
練習方法 その1:「ウイスキー」と言う。
ただ「ウイスキー」と言葉を発するだけ。
ポイントは、大きな口を開けて、ゆっくりと言うこと。
固くなった表情筋をほぐすように、毎日30回ほどやってみよう。
練習方法 その2:「い」と「う」を繰り返す。
大きく口を開けて、「い」と「う」を発する。
続けて繰り返すため、「いういういういう……」となる。
ポイントは「い」と言うとき、前歯が見えるくらい大きく口を開けること。
左右の口角をきゅっと上げる。
前歯を6本、8本見せられたら上出来だ。
練習するオススメのタイミングは、お風呂に入っているとき。
シャワーの音や防音効果がある浴室なら、言葉を発する練習も気兼ねなくできる。
ただ、鏡の前で自分の顔や口を見ながら行うのが理想。
最初の1~2回は、感覚をつかむためにも鏡の前で練習したほうがいいかもしれない。
おわりに
目尻のシワは、笑顔の絶えない幸せな人生を歩んだ証。
そんなことが言い伝えられるほど、笑顔は人生において欠かせないことである。
とはいえ、どんなときも笑顔でいるのは、ヘラヘラして見えるだけなので注意。
時と場合を見極めて、必要なときに素敵なスマイルを見せられるよう意識したい。
また、あまり笑顔に慣れていない方は、さりげなく「ニコッ」とするだけでも逆にギャップが生まれて効果抜群である。
相手にも、自分にも幸せをもたらす”笑顔”を、積極的に日常生活で活かしてみよう!