偉人に学べ！ あなたに“生きる指針”を示してくれる名言3選。

カッコイイ人生を送りたい。
そんな、誰しもが抱く理想に近づくため、まずやっておきたいのが「偉人の名言」を参考にすることである。
数々の苦難と逆境を乗り越えてきた偉人たち。
彼ら・彼女らの言葉は、その生き様を表したものばかりだ。
それらは、あなたがこれから歩む人生の“指針”にもなりうる。是非、参考にしてもらいたい。

「準備をしていれば、チャンスは必ずやってくる」

by エイブラハム・リンカーン

アメリカ歴代大統領のなかでも、最も偉大と評価されるリンカーン。
辺境の丸太小屋に生まれ育ちながらも大統領にまで上り詰め、幾度も危機を脱し、秀でたリーダーシップを発揮し続けた。
アメリカ国民だけでなく、世界中で知らない人はいない偉人である。

優れた点は数え切れないが、そのなかでも「自助の精神」は特筆すべきだ。
彼が成功したきっかけのひとつに、弁護士になったことがあげられている。
現代のように法学について学べる機会が多いはずもなく、リンカーンは独学で知識を身につけた。
その勤勉さと、誠実な弁護士活動によって、多くの人々の信頼を集め、大統領への道を拓いていったのだ。

「準備をしていれば、チャンスは必ずやってくる」

当然のことのように思えるが、これを実践し、続けられる人は多くない。
是非、今日からでも心がけてみてはいかがだろうか。

「己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ」

by 西郷隆盛

＜維新三傑＞の一人と称される西郷隆盛。
明治維新へ多大な貢献を果たした、誰もが知っている薩摩藩士だ。

しかし、孤独と貧困を伴う島流しを2度も処されていたことをご存知だろうか。
そんな逆境のときに支えてくれたのが、住居や食料を提供してくれた「島民」や薩摩本土から手紙や物資を送り続けた「友人」だった。
彼らが西郷隆盛を支援したのは、返しても返しきれない「恩」を受けていたからだと伝えられている。

「己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ」

西郷隆盛の名言のひとつだ。
意味を簡単に説明すると、「民利公益を追求する者は栄えるが、私利私欲を追求する者は滅びる」ということ。
日本と人々のために生きてきた西郷隆盛の生き様を表した言葉である。

最近、あなたは他人が喜ぶようなことをしただろうか？
自分の幸せのためだけに行動するといつかは八方ふさがりになる。
利他的な行動は、未来への自分への投資だ。
仕事でも、私生活でも、常に自分の胸に問い続けてもらいたい。

「私の苦痛が、誰かが笑うきっかけになるかもしれない。
しかし、私の笑いが、誰かの苦痛のきっかけになることだけは絶対にあってはならない」

by 喜劇王 チャップリン

磨き上げられたユーモアとそれを表現する演技力。
笑いと哀愁を備えた作品を世に出し続けた喜劇王 チャップリン。
彼の人生は苦難の連続だった。
しかし、だからこそ、他者の苦しみを理解する力を持ち合わせ、多くの人を魅了したと言われている。

「私の苦痛が、誰かが笑うきっかけになるかもしれない。
しかし、私の笑いが、誰かの苦痛のきっかけになることだけは絶対にあってはならない」

チャップリンが残した言葉は、私たちの人生を前向きにしてくれるものが多い。
それは、彼自身が様々な逆境を乗り越えてきたからなのだろう。
人生に笑いを。
ユーモアで世界を変えようとした男の名言は、じんわりと心を軽くする。

あなたは、自分の仕事が何の役にたっているのか認識しているだろうか？
毎日のルーティンワークにも必ず意味があり、届けられる相手が必ずいる。
うんざりして辞めてしまう前に、もう一度、その相手のことを考え直してみるといいかもしれない。

偉人たちから学ぶ

偉人たちのように振る舞うのは簡単ではない。
けれども、彼らの信条や行動、振舞いは現代の私たちにも役立つものが多い。
苦しいとき、逆境に置かれているときこそ、焦らず偉人たちの声に耳を傾けてみよう。