貴重な出世チャンスを逃しているかも? 人の顔、名前、属性を忘れないための「メール・SNS活用術」
先日、意気投合した人物の名前や顔を鮮明に思い出せない……
そんな経験をしたことはないだろうか。
共通の話題で盛り上がったのに、次の朝起きたら、どうも記憶がぼやけている。
プライベートならまだしも、それがビジネスに繋がることなら大問題である。
そんな後悔を避けるため、人との出会いで生まれるチャンスをしっかり掴むために、メール・SNSを活用した「記憶補助術」をご紹介する。
記憶補助術1.メール活用編
メールソフトは何でもいい。
携帯各社のメールサービス、Gmail、yahoo Mail、様々な種類があるが、あなたが普段から使い慣れているものでいいだろう。
メールの特性は、記録を手軽に遡れるということ。
検索BOXにキーワードを打ち込めば、関連するメールを一括表示することができる。
つまり、自分宛に「出会った人間の情報」を書き込んだメールを送信しておけば、簡単に記憶を呼び起こすことができる。
さながら、メモ帳やTo Doリストのようなものとして活用できるというわけである。
メールに書き込むべき情報もあなた次第。
出会った場所、職業、仕事に関する専門用語、関連する固有名詞・・・
雑でも長くてもいいので、相手を特徴づけるワードをメモしておこう。
多ければ多いほどいいし、具体的であれば具体的なほどいい。
あとになって読み返したとき、話の内容だけでなく、相手の人柄やその場のシュチュエーションまで思い出すことができる。
記憶補助術2.SNS活用編
今回は、「Facebook」を例にとる。
もはや知らないと常識はずれなSNSの代表格。
だが、なんとなく使っているだけで、最大限活用できている人は少ないと思う。
Facebookは、顔写真を含むプロフィール情報や実名での登録、共通の友人、日々の活動をみることができる。
その場で繋がった相手が積極的にコメントを投稿する性格なら、随時情報が流れてくるので、名前・属性は自然と頭に入ってくる。
一方で、投稿頻度が低い相手でも名前(アカウントネーム)さえ覚えていれば、検索をかけて相手の過去のページや公開されているプロフィールを覗くことができるので心配いらない。
SNSの強みは、個人を特徴付ける情報を手軽に収集できること。
逆も然りで、あなたのことを覚えてもらうためにも、プロフィールなどを充実させておくといい。
リアルの場で自己紹介がてらにマイページを見せることができるし、後々新しいビジネスに繋がる可能性もあるだろう。
目の前の人の名前と顔が一致しないというのは冷や汗ものだ。
1本の挨拶のメールやSNSのアカウント名を控えているだけでそんな場面を格段に減らすことができる。
この効果は筆者が身をもって実感しているので、人の名前と顔を覚えるのが苦手なあなたもこれからはメールとSNSを活用してピンチを未然に防いでいって欲しい。