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「俺も歳とったな~」で片付けてない?…記憶力を向上する3つの習慣

最近少し、忘れっぽい…。
大事なことが、なかなか覚えれらない…。

それを、年齢のせいにしてしまったり、忙しさや、もともと覚えるのが下手など、何かのせいにしてしまっていないだろうか?

記憶力を高める…そのための色々なテクニックがある。
だが、記憶力を強化するために最も重要なのは、日頃の習慣にある。
それを知らなければ、いくらテクニックを試みても、効果は上がらないのだ。
改めて、「記憶」と「習慣」について確認してみよう。

そもそも記憶とは?

記憶とは、情報を「覚える」「保存する」「思い出す」という3段階の精神活動である。
この3つがあるからこそ、日常や社会生活を営むことができる。

また記憶は、「短期記憶」と「長期記憶」に分けられる。
1日のうちには、意識しなくとも、目や耳からは膨大な情報量が入ってくる。
だが、脳の記憶量には限界がある。
そこで脳は、その情報が「重要であるか」「捨てるべきか」を判別するのだ。
その振り分けをしているのが、脳の「海馬」という部分である。

「覚える」と「忘れる」の違いは?
五感から送り込まれた情報は、まず、海馬に送られ「短期記憶」として保管される。
その後、海馬が“重要だと判断”した情報は、前頭葉や側頭葉に「長期記憶」として移される。
大事なものを“引き出しにしまう”と同じだ。

もう1つ、思い出・エピソードと結びつくような“印象が強烈”なものも長期記憶となる。
楽しいことや悲しいことなど、体験の記憶は、長年経っても鮮明に蘇るのは、このためである。
記憶には「知識の記憶」と「感情の記憶」があるのだ。

長期記憶にするには“脳をダマせ”

日々接する情報の多くは、生存に関わるほどの重要なことばかりではない。
また、すべての情報が感情を揺さぶるものでもないだろう。

だからこそ、海馬に「これは覚えておくべきだ!」と分からせるために「繰り返す」しかない。
重要だと認識させ、ちゃんと引き出しにしまってもらうよう仕向けるのだ。
これが、勉強には「反復」「復習」が大切だと言われる所以である。
覚えるか、忘れるかは、脳の特徴を理解することがカギとなるのだ。

記憶力を高めるための、3つの習慣

記憶力には、実は生活習慣が深く関わっていることが分かっている。
まずは、記憶するための土台を作る習慣を心がけよう。

1.しっかりと睡眠を取る

記憶力を高めるためには、まずは第一に、睡眠時間を確保することが重要。
睡眠は、「脳を休ませて」「記憶を整理し」「定着させる」働きがあるからだ。
脳には、その日の情報を整理整頓するために、新たな情報が入ってこない時間が必要である。
整理して定着させないまま、情報を詰め込むのは、散らかったままの部屋と同じ。
いざという時に、必要なものが取り出しにくくなる。

徹夜の一夜漬けで覚えたものは、すっかり忘れてしまうことが多いだろう。
寝ないということは、覚えられないに等しいのだ。
睡眠は、短すぎても長すぎてもいけない。
最低6時間~8時間の睡眠を確保しよう。

2.細胞を意識した生活習慣を

記憶力が低下する大きな原因に、「脳の酸化」があげられる。
脳の老化とは細胞の酸化を指す。
若い年齢にもみられるため要注意だ。
記憶力アップには、脳の細胞をサビさせない食事も重要なのだ。

抗酸化食品は、ビタミン類、ベータカロテン、リコピン、ポリフェノール、αリポ酸、亜鉛などだ。
併せて、青魚に多いDHA(ドコサヘキサエン酸)も有効だ。

にんにく、トマト、キャベツ、たまねぎ、大豆、納豆、卵、ゴマ、わかめ、緑茶、プルーン、バナナ、アボカド、アーモンド、
いわし、さんま、サバなどを、バランスよく摂取しよう。

また、咀嚼によって脳の側頭葉と前頭葉が活性化し、記憶の機能が向上する。
よく噛んで食べることも心がけよう。

3.毎朝、前日のことを思い出す

1日の出来事は、その日なら細かいことも覚えているが、数日経つと、ほとんど忘れてしまう。
そのため記憶の定着には、「1日後~1ヵ月以内の復習」を行うことが重要とされている。
早いうちに繰り返すことで、海馬にある短期記憶を、長期記憶へ移行しやすくなるのだ。

毎朝、昨日の出来事の中で、覚えておきたいことを3つほど挙げる。

それをノートに手で書く、声に出す、身振りを加える、歩き回りながら覚えるなど、五感を駆使すれば、なお効果的だ。
これらは記憶力だけでなく、脳の働き自体が活性化する。
毎朝、思い出す習慣を取り入れてみよう。

おわりに

忘れるという字は、心が亡いと書く。
そのことを重要だと思っていない、とも言えよう。
それが約束事や、タスク、仕事や生活、人間関係など、様々な支障が出るだろう。

だが、忘れることにメリットも少なくない。
人は、嫌な事、悲しいことを忘れることができるから生きていける。
忘れることで前に進めることだって多いのだ。

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