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日本を照らす八方美人。 昼・夜の表情が共に美しい、”東京タワー”の魅力に迫る。

日本のシンボルとして、不動の地位を確立している”東京タワー”。
1957年9月に鉄骨の組み立てが始まり、1958年12月に一般公開。
1年3ヶ月という短い期間で築き上げた日本の技術力は、国内だけでなく世界を驚かせた。
赤と白が織りなす鮮やかなコンストラストも、どこか日本らしさを感じる。
都心のシンボルマークではなく、日本のシンボルマークとして、多くの人から愛でられているのは間違いないだろう。

そこで今回は、東京タワーの美しさに注目。
昼と夜の容姿の違いをご紹介しつつ、歴史や魅力に触れていこう。

東京タワー【昼の顔】

青々とした空に、東京タワーはよく映える。
ライトアップされた夜の顔もロマンチックで素晴らしいが、東京タワーが持つ本来の美しさやダイナミックさを感じられるのは昼間だろう。

では、なぜ東京タワーは赤と白の配色を選んだのだろうか。
その秘密は、”航空法”にある。
地上60m以上の電波塔や送電鉄塔は原則として、赤(インターナショナルオレンジ)と白の7段塗装をすることが義務付けられている。
航空障害標識のひとつで、自然とあのような目立つ色合いになったのだ。
もちろん、これらは人の手によって塗られており、現在もサビ落としの下作業を終えたあと、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で行われている。

ちなみに、東京タワーの設計を行ったのは建築構造家・内藤多仲。
“タワー6兄弟(東京タワー、名古屋テレビ塔、二代目通天閣、別府タワー、札幌テレビ塔、博多ポートタワー)”の設計を手掛け、「塔博士」「耐震構造の父」と称される人物だ。
東京タワーは、トラス構造と呼ばれる自立式鉄塔として建造。
展望台・アンテナを設置し、耐震性・安全性を重視しつつ、無駄のない美しさを追求した。

東京オリンピックに間に合わせるため、定められていた工期は1年半。
それを大幅に繰り上げて完成させたのは、内藤多仲の手腕はもちろん、技術者のレベルの高さや全国から集められた優秀な鳶の力があってこそ。
そんな歴史を知れば、下から見上げた東京タワーが一段と大きく見えることだろう。

東京タワー【夜の顔】

東京タワー、夜の顔。
ライトアップがロマンチックな東京の夜を演出してくれる。
東京タワーに付けられた照明は全部で180個。
それらが織りなすライトアップには大きく分けて3つの種類がある。

夏は白、冬はオレンジに光る”ランドマークライト”。
多方面で活躍する照明デザイナー・石井幹子が30周年を記念して手掛けた。
それまでは電球で鉄骨の輪郭を照らすイルミネーションだったが、石井幹子は東京タワー全体を光らせ、浮かび上がらせるという手法を用いた。

イベントやプロモーションによって変化する“特別ライトアップ”。
オリンピックやサッカー日本代表の応援カラーなど、それぞれのシーズンやタイアップによって様々な顔を見せてくれる。

見所は、彩り鮮やかな7色に変化する”ダイヤモンドヴェール”。
50周年を記念してスタートしたライトアップで、石井幹子氏が東京タワーを「貴婦人」と称してデザインした。
そこには、「50歳の女性にダイヤモンドを贈る」という想いが込められているらしい。

出典: flickr:aotaro

夜の東京に浮かぶ、東京タワー。
遠くからの眺めも良いが、下からのダイナミックな姿も素晴らしい
仕事終わりのデード使いにもオススメである。

おわりに

2012年、東京スカイツリーが完成した。
国内外から多くの観光客が訪れているが、あくまでも観光スポットのひとつ。
やはり、東京・日本のランドマークとして印象強いのは東京タワーではないだろうか。
2013年には登録有形文化財に登録され、同年には開業55周年を迎えた。
これからも様々な表情を私達に見せつつ、東京と日本を照らし続けてくれるはずだ。

■東京タワー
住所:〒105-0011 東京都港区芝公園4丁目2−8
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