“あっ”という間に時は過ぎる?・・・なりたい自分のための“上手な時間”の使い方。
「気づけば、もう1年の半分が過ぎた…」なんていうセリフをいったばかりではないだろうか?
何も意識しなければ、“あっ”という間に時は、過ぎる。
1年、1ヵ月、1週間… それは1日でも同じだろう。
「あっ!もうこんな時間…」
そんな1日の仕事を振り返ってみると、電話での急な依頼、メールの返信など、そんな周囲に合わせて時間を使うことが多くないだろうか?
受動的に何かを受けることに対し、人は時間を使う傾向があるようだ。
自分に有益な時間の使い方は、能動的に動いて初めて実現できる。
そのことは、学生時代から味わっているが、なかなか改善できないものだ。
どんどん埋まっていくスケジュール
仕事は、あなた1人だけではなく、周囲の人たちと協力し進めていかなくてはならない。
すると、会議やレビュー、ダブルチェックなど、自分の思いに関係なく作業が入り込んでくる。
何も策を講じていないと、勝手にどんどんスケジュールが埋まり、何もできなくなってしまう。
村上春樹が「ダンス・ダンス・ダンス」で仕事を「雪かき」と比喩した一文があるが、まさしく降りつづける雪を片付ける行為に、それは似ている。
人間は基本的にダラダラしたい生き物である認識を
誰かに何かをやってもらったり、Youtubeでの動画漁りしていたりするときは、自分のパワーはあまり必要としないため、とても楽だ。
楽ができるからこそ、ダラダラとした時間を過ごしてしまうことになる。
人間は基本的に楽をしたい生き物だ。
まずはそのことを知っておいた方がいい。
ダラダラしたのち後悔し、むやみやたらに自己嫌悪に陥ることがなくなるだろう。
「自分がやりたいこと」でスケジュールを立てる
勝手に時間が埋まることを防ぐためには、まず自分の意思から、自分がやりたいことでスケジュールを埋めていくことが効果的だ。
例えば「この1時間は、メールを確認せず企画書を仕上げる」と決めるのだ。
自分で決めることにより、周囲から埋められる圧力を退かせることができるだろう。
既にスケジュールが決まっていれば、そこに無理やり会議や打ち合わせを入れてくる人はいないだろう。
仕事だけでなく、休憩時間も同様だ。
15分頭をリフレッシュするための時間と決めるのだ。
やりたいことに時間を使うことができれば、なりたい自分のために時間を使うことができるのだ。
時間をコントロールするために環境整備を
時間をコントロールするためには、やることに集中できる自分の形をつくろう。
私は自宅で仕事をする時、朝早くから身支度をして、スーツに着替えてしまう。
そうすると、寝転ぶこともできず、作業に集中することができる。
おわりに
時間管理や、モチベーションのコントロールは、人生を通してつきまとう大きな課題だろう。
あなたも、いろいろと試行錯誤していることだろう。
今回はひとつのヒントとして、スケジュールにやりたいことを先に埋めることをご紹介した。
まずは試してみて欲しい。きっと雪かき状況を少しづつ変えていくことができるだろう。
きっと年末には、「充実した年だった」と言い切れるのでは、ないだろうか。