たまの贅沢に！…スペインの誇り・イベリコ豚・最高峰「ベジョータ」を召し上がれ

スペイン原産の黒豚、イベリア種。
一般的に”イベリコ豚”と呼ばれ、スペイン政府が格付けする由緒正しき品種である。
芳醇な香り、甘い脂身、濃厚な口当たりは、唯一無二。
最高級の豚肉として、日本でも大人気だ。
今回は、たまの贅沢に利用したい、イベリコ豚を使ったレストランをご紹介。
なかでも、最高峰とされる”ベジョータ”を使用するお店に絞ってみた。
仕事の疲れが一気にふっとぶほどの美味しさに、あなたも酔いしれてみてはいかがだろうか。

【六本木・大阪】イベリコ屋

ゆみんぐさん(@yuming1024)が投稿した写真 – 2015 2月 13 5:22午前 PST

熟成期間が2年以上になると、最高級の生ハムの称号を得られる。
しかし、『イベリコ屋』のものは、なんと約4年もの歳月をかけてじっくりと熟成。それに耐えうる肉質を有した、限られたベジョータを使用している。スペイン王室やローマ法皇などの献上品にもなる、といえばその価値がお分かり頂けるだろうか。人気のメニューは、もちろん”生ハム”。口に入れた瞬間、熟成が生む芳醇な香りと濃厚な旨味が広がる。また、”IBERICO-YA”と題した豚肉のしゃぶしゃぶコースもオススメ。最高級の風味が溶け出した出汁は、最後に雑炊にして一滴残らず食べ尽くす。六本木以外にも、大阪方面に店舗を展開。ちょっと贅沢したいときに利用してみては。

【自由が丘】豚工房 どんぐり

K2C♂さん(@k2c1173)が投稿した写真 – 2014 6月 22 8:00午前 PDT

東急東横線「自由が丘駅」から徒歩4分。
最高峰の産地として有名なスペイン・ハブコ村のイベリコ豚を使用。
生ハムにおいては、2つ星レストランでも使用されている逸品である。
オススメのメニューは、自慢の”とんしゃぶ”。
ポン酢やゴマだれを使わず、イベリコ豚の甘く濃厚な脂身を堪能するため、シンプルに和風出汁の味わいのみで食す。
口いっぱいに素材の風味が広がるので、ベストな食べ方といえるだろう。
もちろん、〆には雑炊を頂いてフィナーレだ。
自由が丘は意外にお店を探すのが難しい。
同店は、東急東横線上でデートをする際の行きつけとなるはずだ。

【門前仲町】スペインイベリコバル 門仲

ゆみこさん(@yumiko_csh)が投稿した写真 – 2015 11月 23 2:11午前 PST

小ぢんまりとした佇まいが、スペインの街中のバルを思わせる。
地下鉄「門前仲町駅」から徒歩3分の場所にある『スペインイベリコバル 門仲』。
スペインバルでワインとイベリコ豚料理を食べたいのなら、まずはここに行くべきである。
1階はイベリコ豚のプランチャ（鉄板焼き）、2階はしゃぶしゃぶをメインに提供。
ラインナップ豊富なメニューが、イベリコ豚の美味しい食べ方を教えてくれる。
それと共に、オーナー自ら現地で直接買い付けた厳選ワインもオススメだ。
平日の仕事帰り、ふらりと一人で立ち寄ってみたいスペインバルである。

おわりに

脂身が甘く、ナッツのような風味さえ感じるイベリコ豚。
なぜこんなにも希少価値が高いのかといえば、飼育方法が極めて難しいことが理由に挙げられる。
例えば、最高峰のベジョータは、純血の中からさらに厳選された子豚のみ飼育。
放牧し、どんぐりを食べさせ、体重が基準値を超えなければ認められないのだ。
スペインにおいては、“成功者の証”とも称されるほどのイベリコ豚。
口の中に含んだ瞬間溶けてしまう、芳醇な味わいを堪能して頂きたい。