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会話を盛り上げる身につけておきたい表現テクニックとは?



会話で意思相通を図るのは、非常に難しい。
会話で重要なのは、“相手の気持ち”を考えることだとよく言われる。
相手との距離を埋めるため、男性/女性心理の違いを解説した本が本屋の棚から消えることはない。
思考診断チェックなども、WEBで人気コンテンツの1つだ。

“相手の気持ち”を知ることは永遠のテーマなのだろう。
だが、会話の中で何気なく出てくる言葉達にも課題はないだろうか?


過去こんなことがあった。
デザインをしてた頃の話だ。
同僚に「この箇所“青”に変更しておいて」という依頼を出した。
結果は私が想像していたのとは、全く異なる“青”が提出されてきた。
当たり前の話だ。
「青」という色は、人それぞれイメージが微妙に異なる。

さすがのGoogle先生も「青」を定義づけしてくれない。
https://www.google.co.jp/search?q=%E9%9D%92&safe=off&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAgQ_AUoAWoVChMIrsL8-d7cyAIV5KymCh0VAQ1B&biw=1264&bih=831

デザインに限らず、「赤のTシャツありますか?」と聞いても店員が持ってきたのは「何か違う」というすれ違いを経験したことがある人は少なくないはずだ。
彼女とのデート、ビジネスにおける会議後の企画書など、それはあらゆるシーンで起こりうる。
数字は解釈の違いが生まれないのに対し、言葉は、解釈が微妙に異なる場合があることを知る必要がありそうだ。
発した言葉のニュアンスの定義づけが求められてくるのだ。

色を例にしてみよう

ハッとするような青
ギトギトした赤

確かにデザインという具体的なモノに落とし込んでいくには、より綿密な摺り合せは必要。
しかし、少しの文字を加えるだけで、グッと色の範囲が狭まったのではないだろうか?
では、何気なく使ってる言葉“ハッ”“ギトギト”とは何だ?



答えは「オノマトペ」だ。
「オノマトペ」とはフランス語で擬声語を意味する言葉だ。

ドキドキ、しとしと、ふーふー、ふわふわ、むずむず、すっぽり、ひやひや

これら全て「オノマトペ」だ。
いつ習得したのかすら忘れているくらい馴染みのある単語たちであるが、どれも絵や風景などが不思議と浮かんでくる言葉だ。
子供向け本は、「オノマトペ」の宝庫だ。
子供達には、読み聞かせが重要と言われているのも、オノマトペが、コミニケーションで重要な潤滑油であることの証の1つかも知れない。

「オノマトペ」の機能に近いモノは他にもある。
例えばLINEスタンプや絵文字やwwwwなどのネット用語だ。
ネットという顔が見えないコミュニケーションツール上で、言葉だけで冷たい印象を与えたり、誤解を生むことなく、感情や感覚を表現し、衝突を避けるために生み出された現代風の「オノマトペ」のようなモノだ。
それは世代に関係なく、まるで昔からあったかのごとく活用されている。

では、LINEスタンプを使用するようにして、会話の中で「オノマトペ」を役立てることは出来ないだろうか?

彼女との性行為を望むとき「ヤリたい」「休憩しない?」というのではムードもなく彼女の機嫌を損ねるだけだ。それを「ムズムズする」や「ゴロゴロしない?」などオノマトペを使うとどうだろう?ベットまでのプロセスもきっと楽しくなる筈だ。

営業でも同じだ。
売りたい商品の機能面や価格だけを、いくら伝えても客は買いにくいだろう。商品の機能から得られる効果を伝え、ドキドキやワクワクという言葉を客から引き出せるようなトークなら、さらに受注確度も高まるはずだ。
そこには、手振りなども自然とでてくる。

オノマトペは、あらゆる会話の武器と言えないだろうか?
本や講座で会話術を学ぶより、ずっと簡単なテクニックだ。

頭の片隅に置いて、おいて欲しい。



「ぎおんご ぎたいご じしょ」なる本もある。女性が好みそうな可愛い辞書だから、彼女とめくってみると、楽しい会話が生まれるのではないだろうか?

ぎおんご ぎたいご じしょ
牧田智之 (著)
出版社: パイインターナショナル

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