温泉ハイキングに行こう!穴場温泉をめぐる漢の山歩き、理想的な行き先3つ
ええっ、登山?
もの凄く大変そうでハードルが高いイメージだけれども。
しかも、あれってニュースで遭難したとか言っているし、危ないんじゃないの。
そもそも、山に行ったこともないし、体力のない自分でも大丈夫なのか?
……今回は、そんなあなたに東京の西へと、少しばかり列車に揺られていった場所にある、ライトでソフトな、しかし確実にあなたを魅了してくれること間違いない入門スポットを紹介したい。
本格的な登山はできない、でも文字通りの「物見遊山」はしてみたいという人は必見だ!
1.都民憩いの山 高尾山 (599m)
言わずもがな、東京西部の観光地として知られた高尾山。
ミシュランのガイドブックで三ツ星を獲得し、都民にもっとも親しまれた山であるとともに、古来より山岳信仰の盛んな霊山という顔も合わせ持つ。
山麓の京王高尾山口駅から山頂に至るルートはいくつもあるが、もっともポピュラーのものは、表参道と呼ばれる一号路だ。
よく整備された、舗装道がつづら折りにケーブルカーの山上駅まで続き、そこから緩やかな石畳の道や階段を経て山頂に到着する。
所要時間は全行程を徒歩で登って一時間半ほどだ。
薬王院、お土産屋、茶店など見所が目白押しの道を老若男女が行き交う様子はテーマパークさながらだ。人混みで遭難しないようにしよう。
高尾山の自然をもっと満喫したいという人には、林間の土道を歩く、稲荷山コースがおすすめだ。
こちらの道を歩く時は、履きなれた運動靴と雨具を用意しよう。
山を下った後には、10月27日にオープンしたばかりの「京王高尾山温泉/極楽湯」に立ち寄ってみるのもいいだろう。出来立てほやほや、筆者もまだ行けていない温泉をぜひ楽しんできてほしい。
http://www.takaotozan.co.jp/index.htm
<京王高尾山温泉/極楽湯>
入館料 大人1,000円(ハイシーズン1,200円)
http://www.takaosan-onsen.jp
【営業時間】8:00〜23:00
【休館日】年中無休
アクセス:京王高尾山口駅すぐ
TEL:042-663-4126
2.古社と宿坊の山 御岳山 (929m)& 日の出山 (902m)
高尾山なんかでは飽き足りない。
もう少しハイキングをしたい。
そういう人には御岳(みたけ)をお勧めしたい。
立川から青梅線に揺られること50分、列車は多摩川が織りなす渓谷を横目にぐんぐんと標高を上げていく。
御岳は東京都とは思えない程の大自然の中にある。
青梅線の御嶽駅(みたけ)から西東京バスに乗り換えて10分でケーブルカー乗り場を目指そう。
そして、山上に登ったら、宿坊街やお土産物屋を抜けて、古の時代から鎮座する武蔵御嶽神社を参拝しよう。
ケーブルカーの終点から山頂までは舗装された道を徒歩45分程で行ける。
体力気力に余裕のある人は、御岳山頂から平坦な稜線を歩いて50分ほど、関東平野の大展望が開ける日の出山に行ってみてもいいかもしれない。
筆者が特にお勧めしたいのは、日の出山を徒歩で下った(所用一時間)山麓にある温泉〈生涯青春の湯 つるつる温泉〉だ。
美肌効果抜群、都下随一のアルカリ性の泉質を楽しめる。
露天風呂からの展望も素晴らしく、山に登らない人にもお勧めだ。
http://www.gws.ne.jp/home/onsen/
入館料 大人820円 (三時間)
【営業時間】10:00〜20:00
【休館日】毎月 第三火曜日
東京都西多摩郡日の出町大久野4718
TEL 042-597-1126
アクセス:JR五日市線、武蔵五日市駅からバスあり 所用20分
圏央道日の出インターチェンジから11.5km 約25分
今回紹介したスポットは、どちらもハイキング入門者向けの山。
しかしながら、やはり大自然が相手のアウトドア。準備と勉強を怠ることなく挑戦しよう。
以下のサイトがあなたをエンパワメントしてくれる。
ギアはばっちり準備して、週末は至高の温泉山めぐりへ!