スローライフなんて老後まで無理！ そんなあなたにオススメする、「週末離島」でのスロータイム。

あなたは知っていただろうか？
日本が約6,800もの島々によって成り立っていることを。
それでも、実際に「離島」に足を踏み入れた人はほとんどいないのではないだろうか。
しかし、離島は自分を解放するために最適なスポットだ。美しい砂浜、エメラルドグリーンの海、雄大にそびえたつ山々など、大自然を心から満喫することができる。
たまには都会を離れ、非日常的な時間を過ごせる離島に目を向けてみてはどうだろうか？

離島の魅力とは？

目の前には海、足元には砂浜、背後には森と山。
ご想像の通り、離島はアウトドアスポーツの聖地となりうる。
例えば、シュノーケリング、サーフィン、探検、釣り、アイランドホッピングなど。
そこでしかできない、新しい遊びを発見できるチャンスもあるだろう。

一方で、「何もしない」というのもひとつの楽しみ方だ。
海沿いを歩き、お気に入りの本を読み、木陰で涼み、うたた寝をし、夕日を眺める。
慌ただしい都会では決して味わえない贅沢な時間を、思いっきり堪能することができる。

意外にも気軽に行けてしまう離島

飛行機に乗って、船をいくつも乗り継いで、やっとの思いで到着・・・
離島と聞くと、どうしても遠い存在に思ってしまいがちだ。
しかし、離島ブームが到来しているいま、意外と気軽に行くことができてしまう。

そこで、楽天トラベルが発表した「2015年夏 人気急上昇の離島ランキング」をもとに、いくつかのスポットをご紹介しよう。

2015年夏、人気急上昇の離島ランキング
1. 伊良部島（沖縄県）
2. 種子島（鹿児島県）
3. 壱岐島（長崎県）
4. 直島（香川県）
5. 対馬（長崎県）
6. 与那国島（沖縄県）
7. 与論島（鹿児島県）
8. 竹富島（沖縄県）
9. 佐渡島（新潟県）
10. 淡路島（兵庫県）
旅行予約サイト「楽天トラベル」調べ

1位に輝いたのは「伊良部島」。
2015年1月に伊良部大橋が開通したことで話題を呼んだ離島である。
宮古島から車でアクセス可能になり、今後ますます訪れる人が増えるだろう。
ちなみに宮古島からは、池間島や来間島にも車で行けてしまうハイスペックな島である。

また、沖縄県以外には、長崎県の壱岐島、新潟県の佐渡島、兵庫県の淡路島などがランクイン。
アートの島として有名な香川県の直島も4位に入っている。

このように日本には素晴らしい離島があちこちに点在する。
行ってみたいけど行き先に迷っているなら、ぜひ上記のランキングを参考にしてみてほしい。

離島までどうやって行くのか？

最後に、渡航スケジュールを紹介。
東京から気軽に行ける「神津島」を例にとる。
伊豆諸島の一つである神津島は、花の百名山にも選定されている「天上山」をはじめ、白砂が約1kmつづく「前浜海岸」や自然の岩場を利用した「大露天風呂」など、リフレッシュするには最適な離島だ。

最短ルートは、調布飛行場（新中央航空）からの飛行機での移動。
神津島空港へ直行便が運行されており、たった「45分」で行けてしまう。

下記は2015年11月1日〜2016年1月31日の発着時刻（記事執筆時点）だ。

【調布 → 神津島】
・08 : 45 – 09 : 30
・11 : 40 – 12 : 25
・14 : 05 – 14 : 50
【神津島 → 調布】
・10 : 00 – 10 : 45
・13 : 15 – 14 : 00
・15 : 15 – 16 : 00
※発着時刻は予告なく変更する場合あり
新中央航空株式会社 タイムテーブル

ちなみに、調布飛行場までのアクセスは、JR中央線「武蔵境駅」南口・京王線「調布駅」北口からタクシーで約15分、中央高速自動車道「調布IC」府中方面出口から車で約5分となる。都内在住なら週末1泊2日でふらりと行けるだろう。
そのほか船で行くルートもあるので、飛行機が苦手ならこちらがオススメだ。

離島ならではの大自然に癒されよう

「離島へ行くなら長期休みじゃないと・・・」と思うかもしれないが、そんなことはない。
週末に気軽に遊びに行くことができるし、そんなプライベートを過ごす人が増えつつある。

無機質な高層ビルに見下ろされながら過ごす平日から、ありのままの大自然に包まれながら過ごす週末へ。
島ならではのスロータイムを満喫しに、出かけてみてはいかがだろうか？