【医師監修】“おっさん化”は男性更年期の前倒し？まずはセルフ・チェックだ！

やる気がない、かったるい、女性に萌えない、会社なんか消えてしまえ…
まだ若いのに”おっさん化”している？と感じたら男性更年期障害の前倒し状態かもしれないと警告している。
バイタリティの源、男性ホルモンが不規則な生活＆過度のストレスでグンと減っているのではないか？
男性ホルモンは血液検査で測定する。
一般の健康診断の項目にはいってないものをわざわざ病院に行ってまで検査する必要があるのか。
もちろん、必要ありだ。
日常の生活に支障をきたすほどのメンタルダウンであるなら、病院に行くのが一番だ。
「ちょっと、どうなの？」レベルなら、まずは意識してみることが大切。
男性ホルモンに詳しい久末伸一先生にチェックする方法を尋ねてみた。
Dr. Morleyのチェックリストがわかりやすいそうだ。

更年期障害は女性だけの病気ではない、中高年おっさんだけの病気でもない。
男性ホルモン低下により引き起こされる症状だと知っておこう。

まずはチェックしてみよう！男性更年期セルフチェック

現在の健康状態について、「はい」か「いいえ」を選んでください。

          

          
「夕食後のうたたね？」、まさにおっさんではないか！
元気な時は深夜テレビを見たり、時を忘れてゲームに夢中になっていたではないか。
質問の1と7の答えが「はい」の方と、それ以外の質問で「はい」が3つ以上の方は男性ホルモンの値が下がっている可能性がある。
遊離型テストステロン値が8.5pg/ml以下ならまずい！
こればかりは、医師に判断してもらうしかないのだ。

鬱っぽいからメンタルクリニックに行くというジャッジもよいが、男性ホルモン値という視点から見ると泌尿器科での血液検査も選択肢に入れておくとよいだろう。
自分の身体は自分で知り尽くす、病院も最適な病院、最適な科を選ぶ！
セカンドオピニオンは重要。

これこそ“おっさん化”を遅らせる秘訣だ。若いから関係ないという、年令による自信は捨てよう。

久末伸一先生も40歳超えた頃から、深酒をすると翌日のパフォーマンスががっくり落ちるようになった。
夜は12時になると眠くなるシンデレラ状態になっているそうだ。
夜遊びor深夜残業しても翌日に響かない時代は男性ホルモンが豊富な時代であったと認めようではないか。

そして一日の過ごし方を振り返り、精神面でのダメージを取り除くことに努めよう。
次回は食事、運動面でのアドバイスをしたい。