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ユーモアは潤い⁉…ユーモアを磨くために知っておきたい4つのポイント

「ユーモアのセンスがある」…これは、誉め言葉として使われる。
どんな男性が好き?と聞かれて「面白い人」と答える女性も多い。
人気のある上司や先生は、少し砕けていて、尊敬と親近感の両方を感じるような人ではないだろうか。
その面白さとは「ユーモア」だろう。
特に、男性に求められるセンスの1つだと言われるが、“ジョーク”や“ギャク”とはどう違うのか?
その違いが分からず、失敗している人も少なくないようだ。
ビジネス、恋愛にもプラスになる「ユーモア」について考えてみよう。

ユーモアの語源とは?

「ユーモア」の語源は諸説あるが、ラテン語で「体液」を意味する医学用語「フモール」から来た言葉だと言われる。
人間の身体は乾いていては生きていけず、体液(湿り気)のバランスによって体調を維持している。
また体調だけでなく、体液の変化は、感情・気質も変化させると考えられていた。

それは、社会生活でも同様であり、人間関係がギスギスと乾いていては、うまく生きられない。
「ユーモア」は、“社会を潤す体液”のような役目という意味合いから転じたとされる。

ユーモアの定義を知る

ユーモアには、少し“知的な意味合い”がある。
クスっとした笑い、場を和ませるおかしさを生み、人を楽しませるもの。
“品がある気の利いたシャレ”とされ、“粋な要素”を含んでいるものだと言えよう。

ユーモアと呼べるものには、エッセンスがある。

・気配り
・思いやり
・相手を対等に扱う
・遊び心
・愛情表現

これらが根底にあって生まれる笑いが、ユーモアである。
さらに、辛い…もうダメだ…と思う時、ユーモアの心さえあれば、明るいムードに一変させ、前向きな気持ちを生むこともできる。
ユーモアは、人を和ませると共に、励ます、許すなどの場面にも使われ、人の心を開放することができるものである。

ユーモアとジョークの違いとは?

ジョークや冗談には、時に悪ふざけ・いたずら・下品・ウソなどが含まれることがある。
笑いをもたらすものとはいえ、“相手を見下す、差別する、傷つける”ことで笑いが生まれても、それは決して、ユーモアとは言えない。

“ブラックユーモア”と言われるものは、一瞬笑いを誘うが、後味が良くないはずだ。
相手が笑っていても、不快感や怒りを感じていることもあるかもしれない。
悪い冗談や、下品なジョークは、ユーモアとは対極のものである。

ユーモアのセンスを磨く4つのポイント

そもそも、センスがあるかないかは、自分で決めるものではなく、周りがどう思っているかである。
センスとは、生きている中で身につけていく感覚であり、いくらでも磨くことができる。

1.言葉に遊びを持たせる

ユーモアは、意外性やギャップから生まれる事が多い。
正論ばかりで、言葉や会話が通り一辺倒だと、頭が固い=ツマラナイ人…ってことになる。
視点を変えて、形や色を別の物事、似たモノに例えたり、オノマトペや語呂合わせなど。
言葉に遊びを持たせ、相手との「会話を楽しもう」とすれば、自然とユーモアが生まれるはずだ。

2.ウケを狙わない

ユーモアは、その場のムードを察する観察力が大切。
特に、下ネタには要注意。
不快感やセクハラだと嫌悪感を招きやすい。
また、ギャグなどでウケようとするほど空回りする場合、それは、“自分本位”だからである。
「相手への気配り」というユーモアのエッセンスを忘れないことが、センスアップのコツだ。

3.ユーモアの見本を見る

ユーモアは、何も話の内容だけではない。
声のトーン、抑揚、表情、ジェスチャーなどが笑いを誘い、人の心を和ませる事は多い。
身近な人でユーモアに富んだ人、落語、上手い芸人、パントマイムなどから、楽しく笑える話術や仕草を探ってみよう

4.経験値を上げる

会話を「YES、NO」だけにしない。
「そうです」「いいえ」で終わる会話では面白くない。
知的な情報、雑学、エンタメ、美味しいもの、新しいことなど、まずは自分自信が面白がることだ。
失敗談から笑いが生まれたり、相手の経験も合わせれば会話が弾むことにも繋がる。
引き出し・ネタを増やし、いざという時にユーモアの形で表そう。

おわりに

ユーモアは、車のハンドルの遊びのようなもの。
遊びが全くなければ、ハンドルは重く、左右にブレながら道の凹凸にもうまく対処できない。
少しの遊びという【余裕】があるから、平坦な道でなくてもまっすぐ進んでいけるのだ。
人間も同様だ。

近頃、この【遊び心】の大切さを示してくれた1つが、箱根駅伝・青山学院大学の三連覇だ。
弱小チームをここまでに導いた原監督のマネジメント力が、ビジネスや教育分野でも注目されているが、その緻密な戦術の中には「マジンガーZ大作戦」など、遊び心を忘れていない。
日々、過酷で大きなプレッシャーがあるからこそ、ユーモアが大切なのだ。
敏腕監督でありながら、茶目っ気たっぷり。
チームのムードは明るく、彼らもとてもユーモラスだ。

ユーモアは、生きる知恵である。
暮らしに【ユーモアの心】があるだけで、人生は格段に豊かになるはずだ。

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