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肉食も“植物”男子を目指そう! 初心者でも気軽に始められる家庭菜園のすゝめ。

家庭菜園。
この言葉を聞いて、尻込みしてしまう人も多いだろう。
しかし、それほど恐れるほどでもない。
植物や野菜に種類がたくさんあるように、家庭菜園のレベルの幅も広い。
上級者でなければすぐに枯らしてしまうものもあれば、今まで植物と触れたことすらない初心者でも気軽に育てられるものもあるのだ。

家庭菜園のメリットは、ズバリ、住居に緑を取り入れられること。
しかも、それが野菜やハーブなら料理に活用できるので育てがいもある。
全くビギナーが家庭菜園を始められる、
糸口となるような情報をまとめたので参考にして頂きたい。

レベル0:用意するもの

・少し大型の野菜用プランター
・少し大きめのジョウロ
・野菜向けのベランダ園芸用の土
・濃縮タイプの液体肥料
・支柱

まずは、上記の5点をホームセンターなどで集めよう。
根がしっかり張れるように、プランターは少し大きめのものがオススメ。
また、日光を効果的に浴びせられるよう支柱を忘れずに準備しておきたい。

基本的には、これらを揃えればOK。
それほど高価でもないし、数も多くないので安心して頂きたい。
あとは育てたい野菜や植物の種なり球根を買い求めるだけだ。

レベル1:豆苗

最近、”リボベジ”というワードが注目されている。
再生野菜=リボーン・ベジタブルの略語で、買ってきた野菜を食べたあと、水につけるなどして再利用する。

そのなかでも、最も簡単なのは”豆苗”だろう。
スーパーなどで売られているが、いずれも豆(種)が付いたままパッケージに入れられている。
詳しいリボベジ方法が裏面に記されているので、初心者にもとっつきやすい。

まず、豆から2〜3㎝くらい上の位置でカット。
少し深めの皿やトレーに移し、根が浸るくらいまで水を入れる。
あとは日当たりのいい室内に置き、1日1〜2回程度水を入れ替えればOK。
1週間ほど経てば、再収穫できるくらいに育っているはずだ。

先ほど、大型のプランターを用意するよう述べた。
しかし、それすら買うのをためらってしまう、もっと手軽に始めたいと思うのなら、“豆苗”から手を出すのがオススメである。

レベル2:バジル

バジルは、比較的虫に強い初心者向けのハーブ。
購入すると高価だが、育てたら安上がり。
幅広く料理に活用できるので、モチベーション高く育てられるだろう。

種から始めるよりも、ある程度成長した苗からのほうが簡単。
大きめのプランターに植え替えれば、大きく育ってくれる。
乾燥させない程度に水やりをしつつ、下のほうの葉っぱから収穫していこう。
葉っぱは摘み取っても次々と生えてくる。
上手く付き合えば長い間お世話になれるのが、ハーブ類の利点といえる。
料理に凝っている人は、自家製の薫り高いバジルでイタリアンパスタをこしらえてみてはいかがだろうか。

レベル3:長ネギ

スーパーなどに売っている長ネギ。
こちらの根元を3㎝ほど残して切り、それを再利用してみよう。

1.数時間ほど根に水を浸ける。
2.プランターの土に人差し指で穴を空ける。
3.くぼみにネギを植えて、頭が少し出る状態になるよう土を被せる。
4.土が乾いたら水をたっぷりやり、伸びるのを待つ。

たったこれだけ。
しばらくすれば、どんどん青々とした葉部分が伸びてくる。
使いたい分だけ葉を摘みとればOK。
味噌汁など、ちょっとした料理に彩りを加えたいときに重宝するはずだ。

おわりに

家庭菜園に失敗してしまう要因はいくつかある。
水をやり忘れたり、忙しくて放置してしまったり、日向に置き忘れたり。
ハードルが高そうに思えるが、一度成功体験をすれば抵抗感もなくなるはず。
今回ご紹介した初心者向けの物なら、高確率で上手くいくだろう。
自分で育てたものをツマミに晩酌。
そんなことを想像すると、家庭菜園という選択肢も悪くないはずだ。

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