やる気スイッチは何処? 仕事に前向きになれないときに実践したい!3つの対処法。
ダメだ……
今日はどうもやる気がでない……
そう溜息をつくやいなや、Facebookのページを開く……
そんな、仕事へのやる気が失せている人もいるだろう。
人間だもの。
いつもバリバリのやる気に満ち溢れているのは難しくて当然だ。
とはいえ、仕事は仕事。
サボるわけにはいかないし、誰かに任せるわけにもいかない。
だとすれば、私達はしっかりと自身のやる気に向き合わなければならないのだ。
そこで今回は、“やる気スイッチ”をOFFからONにする、オススメの対処法を3つご紹介しよう。
その1:とにかく始めてみる。
やる気がない。
そんなとき、キーボードを叩く動作さえ煩わしいと思う。
考えてみれば、それも当然のことだ。
何をすべきかを考えることさえ、煩わしいのだから。
しかし、マウスのクリック音だけが響き、キーボードを叩く音が全く聞こえないのは、「こいつ、仕事をしていないな?」と勘付かれてしまう。
兎にも角にも、その状態はよくない。
そこで、まずは簡単なタスクから始めてみよう。
例えば、メールの返信でもいいし、企画書のタイトルを書くだけでもいい。
どんなに小さいことでもいいので、とにかく作業を始めてみる。
そうすると不思議なことに、ダムが決壊するかのごとく、どんどん仕事が捗り、普段通りに働く自分へと戻ることができるのだ。
言うなれば、やる気ゼロは、壁の前でウロウロしている状態。
やらないといけないなぁ……でも、やる気が起きないなぁ……と悶々している。
そこで、無理やり金槌で壁を打ち破るように、とにかく仕事を始めてみる。
穴の向こうに道が開けるので、あとはそれに準じて歩いていくだけだ。
騙されたと思って、試してみてほしい。
その2:ご褒美を設定してみる。
なぜ、やる気が出ないのか?
その原因は様々だが、「仕事のゴールが見えないから」という意見は多くの人に当てはまるだろう。
目の前に大量の仕事がある。
やらなければならないことも分かっている。
でも、だからこそ、「いつ終わるんだろう……」と面倒になり、現実から目を背けたくなるのだ。
しかし、始めないと終わらないのも現実。
そこでオススメなのが、何らかの”ご褒美”を自分に設けることだ。
「まるで子供だな」「ペットじゃあるまいし」と敬遠するかもしれないが、これが意外に効果を発揮してくれる。
ご褒美自体は何でもいい。
コーヒーを飲む、チョコを食べる、外の空気を吸いに行く、タバコを一服する……あなたの好きなモノ・コトでOK。
あとは、仕事が10個あるとすれば、「まず1個を終わらせたら、自分にご褒美を与える」と設定する。
つまり、自ら”ゴール”を設定するのだ。
ご褒美をもらうため、ゴールに辿り着くため、仕事に真摯に向き合う。
結局、人は何らかのメリットがなければ動かない。
それを逆手にとって、自分で自分を操るのだ。
ただ、高カロリーなご褒美は禁物。
太ってしまっては元も子もないので、体調や体型と相談しながらご褒美設定を試みよう。
その3:やる気をチャージしてみる。
その場凌ぎの対処方法では、いつまで保つか分からない。
つまり、やる気を阻害している根本の問題を解決する必要があるのだ。
大切なのは、マンネリ化した毎日を変えること。
同じ職場、同じディスク、同じような仕事を繰り返すことで、あなたのやる気は削がれている。
もちろん、転職するわけにもいかないし、フリーランスだったらまだしも、ディスクを変えるわけにもいかない。
だとすれば、プライベートでやる気をチャージする心がけが必要だ。
例えば、映画を鑑賞する。
オススメは、現実が舞台のドラマ、コメディ、ヒューマンストーリー。
人生や仕事、恋愛、人間関係など、自分の生活と密接に関係する物語が描かれているといい。
登場人物の苦悩・葛藤、それらにどう向き合っていくのか、どう解決したのか。
「自分も頑張ろう!」と思えるような映画を鑑賞すれば、次の日の仕事はとても捗るだろう。
そのほか、本屋やカフェ、美術館に行くのもいい。
あなたの中にある、”クリエイティブ”を刺激してくれるような環境に足を運ぶのだ。
そこで、アイデアの種や仕事に対する向き合い方など、何らかのきっかけを得られるだろう。
プライベートの自己啓発が、あなたを必ず救ってくれるはずだ。
おわりに
やる気を失うと、全てをネガティヴに捉えてしまう。
今の仕事に意味があるのか? 誰かの役に立っているといえるのか?
そんなことを悶々と考えるうちに、最悪の場合、精神的に追い詰められてしまうかもしれない。
もちろん、常に”やる気スイッチ”がONになっている人も、いつOFFになるか分からないだろう。
いずれにせよ、自分を奮い立たせる術をしっかりと身につけておきたい。