“大人の嗜み”と“童心に帰るワクワク感”を同時に味わう旅……お酒工場見学スポット 3線。
工場見学は子供だけの楽しみ、と思ったら大間違い!
お酒の蒸留所、懐かしいSLや鉄道、車、飛行機の博物館など、大人だからこそ隅々まで楽しみ尽くせる工場が、各地に点在している。
いつもと違った、非日常感を味わえるので、デートにもピッタリ。
今回は、”お酒”に焦点を絞り、製造現場を直に体験できるオススメの工場見学スポットをご紹介しよう。
酒好きには、“大人の嗜み”と“子供心のワクワク感”いずれの欲求も満たしてくれる旅になるはずだ。
1.【京都府】丹波ワイン
1979年に創業した『丹波ワイン』。
約6haの広さからなる4つの自社農園を持っており、ワインコンテストの受賞履歴を持つ、バランスのとれた国産ワインを製造。
和食に合うワインとして、多くのファンを魅了している。
自然豊かな場所に佇む、農園・ワイナリーの見学は無料。
専任スタッフが丁寧に案内してくれる。
何より嬉しいのは、サロンバーで試飲ができること。
丹波ワインの虜になってしまうだろう。
JR山陰線「園部駅」からは無料シャトルバスが運行。
京都の観光ルートに組み込んでみてはいかがだろうか。
電話:0771-82-2003
定休日:
1月1日~3月15日 毎週水曜日(レストランは火曜日、水曜日)
3月16日~12月31日 年中無休(ただし年末年始は休業します)
ワイナリー見学:土日祝/11:30 13:30 15:30 の3回 平日/事前予約制
http://www.tambawine.co.jp/
2.【新潟県】朝日酒造
天保元年(1830)に創業した老舗、『朝日酒造』。
米や水にとことんこだわり、代々受け継がれる伝統の酒造りを活かしたお酒。
あなたも一度は嗜んだことがあるのではないだろうか。
そんな朝日酒造の酒蔵があるのは、自然豊かな土地・新潟県長岡市。
酒造りや歴史、こだわりなどを間近で感じられる、見学ツアーを実施している。
無料で試飲を楽しむことができ、有料となるが、季節の銘柄を飲み比べすることもできる。
日本酒好きなら、是非とも足を運びたい聖地だ。
3.【山梨県】サントリー白州蒸溜所・天然水白州工場
清らかな水にこだわる、サントリー。
山梨県の自然豊かな場所に佇む森の蒸留所『白州蒸溜所』で、見学・試飲を体験できる。
モルトウィスキーの歴史、製造工程、テイスティングやウィスキー博物館の見学、南アルプス天然水のガイドツアーなどもある。
何より魅力なのは、工場見学と共に森林浴も楽しめること。
ベテラン指導員が案内する『探鳥会』も実施している。
JR中央本線「小淵沢駅」から無料シャトルバスを運行しているので、都内からのアクセスが便利だ。
電話:0551-35-2211
電話受付時間:9:30~16:30(休業日をのぞく)
休業日:年末年始・工場休業日(臨時休業あり)
料金:ツアーによって異なる。
※見学・体験は要予約
http://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/
おわりに
製造現場で酒を飲む。
最も贅沢な地産地消かもしれない。
現地の空気、歴史なども旅の途中で触れることで、今後のお酒の楽しさの幅は、きっと広がることだろう。
本やネットで情報を得るより、自分自身で見て、体験したほうが、印象深さがまるで違う。
ワクワクしながら工場を訪れた、子供の頃の思い出が未だに残っているのがその証拠だ。
今回紹介した以外にも、魅力的な工場はたくさんある。
旅行で各地に訪れる際は是非、工場見学を実施しているスポットを探してみてほしい。