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誤魔化していたらとんでもないことに! 明日からスグに取り入れたい、メンズ冷え性3つの対策方法

メンズ冷え性の実態とは?

近年、男性の「隠れ冷え性」が増加傾向にあるのをご存知だろうか?
「冷え性」とは、特に手や足の先などの末端や、上腕部、大腿部などが温まらず、常に冷えている感覚が自覚される状態のこと。
女性特有のものというイメージのある症状だが、ニッセンが2015年7月に発表した『男女の季節感に関する調査』によると、自分は冷え性だ、と認識している男性はなんと43%。
メンズ冷え性の多さが示されている(※1)。

出典: ※1:株式会社ニッセン(2015)
http://release.center.jp/2009/11/1102.html

また、アイシェアが行った『冷え対策に関する意識調査』では、冷え性自覚男性が大半を占めるのに対し、その7割が具体的な対策を行っていないと答えた(※2)。

出典: ※2:株式会社アイシェア(2009)
https://www.value-press.com/pressrelease/145515

冷え性の自覚があるにも関わらず、改善に向けてなんらかの策を講じているという男性はとても少ないようだ。
しかし、この冷え性、ほうっておくと命に関わるとても重大な症状なのである。

なぜ冷え症は危険なのか?

ヒトの身体は、ストレスを感じると、自律神経の一つである交感神経が活性化する仕組みになっている。
しかし、常に交感神経が働きすぎると血液の循環が悪くなり、身体が冷え、臓器の働きが鈍くなったり、筋肉がよく働かなくなるなど、さまざまな弊害が生まれるのだ。
放っておくと、肩こりや腰痛、頭痛、肥満か起きるだけでなく、倦怠感、肥満、うつ症状、自律神経失調や、ひどいときには精神疾患などの取り返しのつかない病気に繋がる恐れもある。
仕事で日々、ストレスを受けている忙しい男性に「冷え性」が多くても、なんら不思議ではない。
また、冷え性にはいくつかタイプがある。
手先や足先を中心とした『末端型冷え性』、体の中の冷えを感じる『隠れ低体温型冷え性』などがあり、中でも男性に多いとされているのは『全身型冷え性』だ。
全身が冷えているので、体温が低めになり、また、虚弱体質で、風邪をひきやすくなったりする。
仕事環境や新しく変わったり、残業による過度な労働を行ったりしている人は、自覚しないうちに冷え性になっている場合があるので特に注意したい。

対策その1:毎朝の“白湯”を習慣化させる。

健康雑誌やニュースで取り上げられている白湯。
沸騰させたお湯を飲める温度まで冷ました“お湯”のことだが、冷え性対策にも有効だ。
起床後、歯を磨いている間にコップ1杯の水をレンジで温めておき、食事前の胃がからっぽのうちに摂取しよう。
ポイントは、ゆっくり、少しずつ飲むこと。
朝は慌ただしく身支度をする人が多いと思うが、それもストレスの要因。
5〜10分でもいいから早く起きて、毎朝の“白湯タイム”を取り入れよう。

白湯は、体温よりも少し高い温度。
適度な熱さの水分を取り入れることで、寝起きの胃腸がじわじわ温まり、血液やリンパの流れがよくなる。
血液の流れが悪くなる冷え性の改善に繋がるというわけだ。
また、内臓の温度が1℃上がると基礎代謝が約10%高くなると言われており、脂肪燃焼&太りにくい体質を得られるため、肥満体型に悩みがちな年頃の男性に嬉しいメリットもある。
女性のためだけの美容習慣と思ったら大間違いだ。

また、出来る限り体を冷やす飲み物は避けたい。
主原料が麦のビールやウィスキーではなく、米を使った日本酒や焼酎、またはワインを飲むようにしよう。
また、習慣化されているであろうモーニングコーヒーもやめたほうがいい。カフェインは、意外と体を冷やす。

対策その2:行き帰りの“階段使い”を習慣化させる。

健康な生活を送るためには、運動ははやり、必要不可欠。
筋肉を動かす事で身体の血流がよくなり、冷えにくくなる。
とはいえ、ランニングをする時間も体力はないだろうし、過度な運動をいきなり始めるのは逆に危険だ。
ウォーキングや散歩をオススメしたいところだが、まずは通勤時の行き帰りに使うエスカレーターを階段に変えることから始めてみよう。
階段を上がるだけでも1日の総運動量が大幅にUPし、筋肉量の減少や交感神経の昂りを抑えることに繋がるのだ。

階段使いを習慣化できたら、次はストレッチを取り入れてみよう。
起床後、白湯を飲み、体が温まったところでストレッチをする。
ちょっと慣れたら、軽い筋トレに変えてみてもいいだろう。
なにはともあれ、無理は禁物。長く続けることが一番大切だと覚えておこう。

対策その3:対策は“夏場”の習慣から始まっている。

冷え性は、実は真夏から引き起こっている。
冷房が効いているオフィス内にいると、知らず知らずのうちに体温が低下。
また、寒い室内と暑い屋外を行き来するうちに、体温調節ができなくなる『冷房病』になる恐れもある。
これを放っておくと、真冬が訪れた際に冷え性が悪化してしまうのだ。

温度調節が難しいオフィスでは、出来るだけ体を冷やさないように。
半袖を避ける、冷たいドリンクを飲まない、共用部分を軽くウォーキングする、足元をマッサージする、といった心がけが大切だ。まるで女性のようだな……と敬遠してしまいがちだが、肩こり・頭痛・腰痛の要因を取り除くことにも繋がる。
仕事の生産性を落とさないためにも、夏場から意識して冷え性対策を行いたい。

おわりに

最近、肩こりや腰痛、頭痛、不眠が多いな……。
そんな自覚症状がある人は、もしかしたら冷え性を患っているかもしれない。

少しでも気になるなら、『全国冷え性研究所』の“冷え性度チェック”を参考にしてほしい(※3)。
取り返しのつかないことになる前に、しっかりと対策を講じよう。

※3全国冷え性研究所
http://www.hiesyou.com/sta20186/index.html
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