東京ミッドタウンにある夢研究所。 銀行がつくったコミュニケーションスペース「d-labo」の魅力に迫る！

東京ミッドタウン・タワー。
六本木や乃木坂からのアクセスが便利なタワーの７階にスルガ銀行の運営する「d-labo」がある。
ここは、言うなれば「夢研究所」。
一人ひとりが思い描く夢を「カタチ」にするお手伝いがしたい。
そんなコンセプトで始まった、ブックサロンのようなコミュニケーションスペースだ。
口座を持っていない人でも気軽に利用が可能である。

立ち読み必至！魅力的な4つのブースを紹介。

LIBRARY

夢、お金、生き方にまつわる様々なジャンルの書籍約1,500冊が本棚に収められている。
通常の図書館と一味違ったものばかりなので、どれから読めばいいのか迷ってしまう。
またタッチパネルモニターなど、独自の書籍管理システムにも触れてみる価値アリだ。

HONZ

書評サイト「HONZ」で紹介されたおすすめ本約800冊が所蔵されている。
特にノンフィクションが充実している本棚だ。

I　DREAM

スルガ銀行の本店は静岡県。
サッカーを愛するすべての人の夢を応援していきサポーターとして夢のゴールをアシストするという想いから、サッカー関連の書籍が蔵書されている。
また書籍とともに、元オリンピック日本代表監督・山本昌邦のサインや、かつての日本代表選手たちの写真も飾られている。

ATLAS

新感覚の「Google Earth」を楽しめるブース。
人のジェスチャー認識によって地球儀を操作でき、最先端のテクノロジーを体験することができる。
いつか訪れたい場所を探しながら、想いを馳せたり、恋人と夢を語ったりしてみるのもいいだろう。

夢をカタチにする、きっかけになる

「d-labo」の魅力にもっと迫りたい。
そこで、銀行業務とd-labo業務を兼務している「和智 あゆ美さん」にお話をお聞きした。
そもそも、どのような経緯でこのコミュニケーションスペースは始まったのだろう？

個人のお客様が抱く夢をカタチにしたい、という想いのもと、2007年にスタートしました。
夢を実現させるためには、新しいことを始めたり、自分を変えたりする必要があります。
その方法のひとつとして、私達は“読書”に着目し、本を中心としたコミュニケーションスペースを創るに至ったんです。

d-laboの一番の魅力は、約1,500冊にもなる膨大な蔵書数。
近くのオフィスに勤める人たちがお昼休みに訪れたり、美術館めぐりをしていた人が立ち寄ったり。
1度で楽しみきれないので、リピーターが多いのも特徴だ。
様々なジャンルの書籍が収められている本棚を眺めているだけでも、どこかインスピレーションが刺激される。
しかし、魅力はこれだけにとどまらない。

d-laboでは、定期的に無料セミナーを開いています。
ジャンルはさまざま。
衣・食・住に関することはもちろん、＜新体操選手によるスッキリエクササイズ＞＜揺れる日本語＞＜写真で楽しむ機内食＆工場潜入記＞など、銀行の枠にとらわれていないテーマばかりなので、気に入ったものがきっと見つかりますよ。

セミナーが開かれているのは、103インチのプラズマディスプレイがあるスペース。
毎回多くの受講者がこの場所で新しい分野に触れ、知識を習得している。
集まるのは、同じような目的や想いを持った人ばかり。
セミナーを終えたあとには、みんな自然と仲良くなっているそうだ。
実際、ある写真家がセミナーの参加をきっかけに、写真集を出版したというエピソードもある。
ここで交わされる会話が新しい発見となり、夢を実現するための糸口になっているのだ。

何かアクションを起こさない限り、夢って叶わないですよね。
ここは、その一歩目を踏み出せる場所でありたいし、私達はそのお手伝いをしたいと考えています。
まずは気軽にいらしてください。
きっと、何かしたくてウズウズしてくるはずですよ

銀行のような堅苦しさはなく、ゆったりとした空間が広がっている。
六本木で買い物を楽しんだ帰りに、アートめぐりをしたあとに、一度立ち寄ってみてはいかがだろうか。
あなたの人生を変える、新たな夢や発見と出会えるかもしれない。