目指せ、植物と共に暮らす男！ ボタニカルライフを送るために意識したい3つのポイント。

長年住み慣れた、自分の部屋。
落ち着きはするものの、なんだか物足りない？
そう感じているのなら、“観葉植物”を暮らしに取り入れてみてはいかがだろうか。
無機質な部屋に彩りを加えられるし、あなたにとって最高のオアシスになりえる。
さながら、喧騒飛び交う都会の真ん中に、緑溢れる公園があると安心するのと同じだ。
今まで植物を育てたことのない人も、何度もトライして枯らしてしまった人も、初心者向けの観葉植物があるので心配不要だ。
最近話題となっている、“ボタニカルライフ（植物との共生）”をあなたも始めてみては？
今回は、そのために押さえておきたい3つのポイントをご紹介しよう。

ポイントその1：配置場所を考える。

観葉植物を選ぶ前に、まずは部屋の何処に配置するかを考えてみる。
窓際がいいのか、ソファの隣がいいのか、机の上に置いてみるのか。
それによって、購入する植物の種類や大きさが変わってくる。

逆に、部屋のインテリアを変えるのもひとつだ。
植物を置くスペースさえない部屋は、少々ゆとりがなさすぎる気もする。
もともと部屋の間取りが狭いのもあるかもしれないが、空間に余裕があると、心にも余裕が生まれるはず。
思い切って断捨離するなり、インテリアの配置を変えるなり、植物とある生活を頭の中でイメージしてみよう。
新しいライフスタイルを始める、良いきっかけにもなるはずだ。

ポイントその2：おしゃれなお店を訪れる。

最近、ボタニカルライフ（植物の共存）が流行している。
そのためか、おしゃれスポットにある雑貨店・インテリアショップには、当たり前のように観葉植物も並べられている。
そのなかでも、おすすめのお店をご紹介しよう。

TODAY’S SPECIAL

TODAY'S SPECIALさん(@cibone_ts)が投稿した写真 – 2016 4月 24 7:24午後 PDT

自由が丘を皮切りに、渋谷ヒカリエ、京都・河原町に店舗を展開。
生活雑貨や食材、衣料品、インテリアなど、”ライフスタイル”に関するアイテムを幅広く取り揃えている。
もちろん、その一角には観葉植物も多数並べられており、ボタニカルライフのビギナーにもぴったり。
店員と相談しつつ、お気に入りの植物を選ぶことができる。
「食とくらしのDIY」というテーマを掲げており、いずれも洗練されたアイテムばかり。
より良い暮らしを実現する手がかりを、きっと見つけられるだろう。

SOLSO HOME

SOLSO HOMEさん(@solsohome)が投稿した写真 – 2016 3月 25 11:24午後 PDT

造園、植木リース、ツール販売などを行う、株式会社DAISHIZEN。
先に紹介した『TODAY’S SPECIAL』をはじめ、様々なショップの植物関連のディレクションやスタイリングも行っている。
同社が運営する『SOLSO HOME』には、インテリアに同調しつつも、シルエットに存在感のある植物がずらり。
多肉植物から観葉植物、エアプランツ、大きな木まで、ボタニカルライフへのイメージがどんどん膨らんでいくはずだ。

今回ご紹介した以外にも、観葉植物を取り扱うお店はたくさんある。
“おしゃれスポットに植物あり”と捉え、ショッピングがてらチェックしてみてはいかがだろうか。

ポイントその3：観葉植物の名前と意味を知る。

なんとなく見た目が綺麗だから、お洒落だから。
そういった理由で植物を選ぶのもいいが、せっかくなら名前や意味、特徴などを意識してはいかがだろうか。
そのほうが愛着が湧き、丁寧に育てていけるはずだ。

ガジュマルの木

沖縄〜屋久島で自生している樹木。
“多幸の木”、”幸せを呼ぶ木”と呼ばれており、本場・沖縄では”キムジナー”と呼ばれる子供の精霊が宿るとされ、昔から親しまれている。
虫や乾燥に強く、室内でも育てやすいため、初心者が手を出しやすい植物といえるだろう。

ポトスエンジョイ

緑と白の斑模様が美しい観葉植物。
約50種類もある”ポトス”と呼ばれる品種のひとつで、2007年にはオランダで開催されたイベントで『FLORA HOLLAND AWARD』を受賞した。
寿命が長く、丈夫なのが特徴で、初心者にもぴったり。
陽の差し込む明るめの部屋で、直射日光が当たらない場所に置けばグングンと育ってくれる。

ユッカ（別名：青年の木）

葉っぱが勢い良く上に伸びる姿が、青年の成長を思わせることから名付けられた。
寒さにとても強く、丈夫で育てやすいのが特徴。
四季を通して、気温の変化が激しい日本の環境にも適応してくれる。
上へ上へとスマートに育ってくれるので、インテリアの邪魔もしにくい。
「何だか物足りないな……」という箇所に配置すれば、丁度良い彩りとなるはずだ。

おわりに

暮らしの中に植物を取り入れる。
そこには様々なメリットが挙げられており、例えば、樹木から放たれている“フィトンチッド”という成分が、自律神経を整え、精神をリラックスさせる効果があるといわれている。
そのほか、植物が持つ”緑”は、眼の疲労緩和や回復にも役立つ考えられ、ボーッと眺めているだけでもストレス解消につながるだろう。
また、”植物と共に暮らす男性”、その響きだけでもお洒落でモテそうな気もしなくはない。
……などなど、メリットが多く、デメリットが少ないボタニカルライフ。
今回ご紹介した以外にも、初心者でも無理なく簡単に育てられる観葉植物はたくさんあるので、あなたのお気に入りを見つけて頂きたい。