男だって癒されたい!…気持ちと暮らしを豊かにするための「平日アロマテラピー」習慣
あなたは普段どのような方法で、ストレスを解消しているだろうか?
彼女とのデート、スポーツ、趣味…有益なストレス解消方法だ。
ただ、1週間溜まりに溜まったストレスを、週末の発散だけに依存していないだろうか?
週半ばに、大幅モチベーションダウンなんていう1週間を繰り替えし平日もストレス解消は必要だなと薄々感じている方もいることだろう。
だが、働き盛りの男性が、平日に休日のようなストレス解消時間がとれないのも現実だ。
そこで今回、オススメしたいのは「アロマテラピー」。
癒されるイメージはあるが…女性が楽しむものと決めつけていないろうか?
アロマテラピーには、ストレス軽減、リラックスなどの効果があり、女性だけのものにしておくのは勿体ない。
近頃、働き盛りの男性の間でも、アロマテラピーを生活に取り入れている人が、増えているのだ。
そもそもアロマテラピーとは?
アロマテラピーとは、アロマ(芳香)とテラピー(療法)の造語だ。
植物から抽出した天然の精油(エッセンシャルオイル)を取り入れることで、自律神経やホルモンのバランスを整える。
医療の分野でも治療の一環として取り入れられているほどなのだ。
嗅覚が、脳にダイレクトに作用するのはご存じだろうか?
“匂い”を嗅いだ瞬間、脳は、快/不快/好き/嫌いなどを本能的に察知する。
匂いの種類によって、リラックスしたり、集中できたり、気分が晴れたり、時に思い出や感情が蘇ったりもする。
この事象“匂い”は、考える脳である大脳新皮質を経由せず、情動の脳といわれる大脳辺縁系へダイレクトに伝わるからだ。
アロマテラピーが健康法の1つとされるのは、五感の中でも特殊である嗅覚と脳のメカニズムを知れば、納得がいくだろう。
そんな“匂い”から本能的に感情をコントロールするのが「アロマテラピー」だ。
要は、気分や目的によって香りを選べばよいのだ。
まずは、気分や目的別から選んでみよう。
エッセンシャルオイルには、柑橘系、ハーブ系、フローラル系、樹木系、エキゾチック系など、200~300種類もあると言われている。
まずは目的別に代表的なものをあげてみよう。
気分が落ち込んでいる時に
ベルガモット、オレンジスイート、グレープフルーツなど
イライラしている時・リラックスしたい時に
ラベンダー、カモミール、フランキンセンス、マンダリンなど
集中したい時に
レモン、ユーカリ、ペパーミント、ローズマリーなど
例えば、仕事が上手くいかなかった日、彼女と喧嘩した日など状況にあわせて、香りを変えてみよう。
同じオイルでも複数の効果を持つが、最初はあなたの直感で選ぶのが良いだろう。
実は、手軽に始められる「アロマテラピー」
東急ハンズなどでアロマ関連商品を見かけ、「アロマテラピーは準備が必要、お金が掛かる」とお思いの方もいるだろう。
実はオイルさえ用意すれば、簡単に始められる。
気分に合わせたオイルをティッシュやコットン、湯船などに垂らしてみよう。
それだけで良いのだ。
キャンドルを使ったオイルウォーマーや、アロマライト、ディフューザーなどの専用機器で、さらに香り拡散させる、雰囲気を演出する。
さらには、オイルを染み込ませて使うストーンや、USB型のリーフなどの商品も販売されている。
自分に合った楽しみ方が見つけられるのも「アロマテラピー」の魅力の一つだ。
さいごに
ストレス社会の中で、男性だって「癒されたい…」と思うのは当たり前だ。
あなたも「癒し」を女性に、求めることもあるだろう。
だが彼女や奥様に「癒し」を日々求め続けると、どうなるだろう。
「私だって疲れてる・・・」と彼女のストレスになり、喧嘩へ発展。
癒しを求めた結果が、いつしか、あなたの新たなストレスの種となり振り返ってくる…。
そんな、ストレスのデフレスパイラルだけは避けたいところだ。
1日のわずかな時間で「気持ちをチェンジさせる術」を持っているのも有益なはずだ。
アロマテラピーの良いところは、努力が要らない点だ。
生活に取り入れることは簡単なのだから、セルフコントロール手段として是非、活用してほしい。
まずは好きな香りを1つ選ぶことから始めよう。
ほんの数滴のオイルが、あなたの気持ちと暮らしを豊かにする手助けになることだろう。
女性をあなたの部屋に招くとき、香りは重要であることは、いうまでもない。