家族も彼女も唸る?美味しく食べたい! 絶品カレーに仕上がる“驚き”の隠し味 5選。
もはや国民食のひとつカレー!
子供から大人まで、嫌いな人のほうが少ない料理で、定期的にどこの家庭の食卓でも定期的に
市販のルーに記載された表示通りに作る人がほとんどだと思うが、こだわりの男性たるもの、それではどこか物足りない。
そこで、「少量加えるだけで美味しくなる」驚きの”隠し味”についつい手を出してしまうのだ。
とはいえ、分量と使うタイミングさえ間違わなければレストランなどで出てくる本格的なカレーに様変わり。
試してみる価値はある。
今回は、家庭のカレーを絶品に仕上げる、オススメの隠し味を5つご紹介しよう。
求めてるのは、甘さじゃない!《チョコレート》
辛いカレーに、甘いチョコレート……!?
以前、ご飯×チョコという衝撃のコラボをTV番組で見たことがあるが……
カレーにチョコレート、その目的はやはり”甘さ”を加えることにあるのだろうか。
ところがどっこい、そうじゃない。
隠し味としてチョコレートを入れるのは、カレーの”まろやかさ”を引き立てるため。
肉や野菜の溶け出したカレーの出汁にコクがプラスされ、旨味をより一層感じやすくなるのだ。
ちなみに、投入するのはカレーのルーが溶け切ったあと。
板チョコ2〜3片ほどでOKだ。
甘くするのが目的ではないので、くれぐれも入れすぎないように!
カカオの割合が多いものがオススメである。
炒め玉葱の代わりに?《インスタントコーヒー》
言わずと知れた、カレー隠し味の代名詞。
使う理由は、ズバリ”苦味”をプラスするためである。
甘味・辛味・苦味・酸味など、味覚のバランスを引き出せば美味しくなるのが料理の基本原理。
インスタントコーヒーを入れることにより、炒め玉葱を加えることで得られる苦味や香ばしさをプラスできるのだ。
カレーのルーが溶け切ったあと、小さじ2〜3杯ほど。
入れすぎると苦味が際立ちすぎて、味覚のバランスが崩れるので注意しよう。
健康効果も高くなる!?《赤ワイン》
様々な隠し味があるが、赤ワインは是非ともオススメしたい。
ブドウの酸味と渋味がプラスされることにより、カレーの味わいがキュッと引き締まる。
さらに、アルコールの効果で肉を柔らかく煮込めるのもポイントだ。
使用するタイミングは、炒めた具材を煮込むとき。
「水:赤ワイン=6:4」の割合が丁度良いだろう。
ちなみに、赤ワインを入れることで、ポリフェノールによる抗酸化作用・アンチエイジング・美容効果を期待できる。
せっかくなら、健康・美容効果のあるカレーをたらふく食べてみては?
旨味が凝縮された万能調味料《中濃ソース》
コロッケやトンカツなど、揚げ物で定番の中濃ソース。
実は、トマトやタマネギ、リンゴ、ニンニクなど様々な食材が使われており旨味をギュッと凝縮されている。
「これをカレーに使わない手はない!」ということで、隠し味に使用している人も多い。
甘味やコク、旨味が加わることで、味わいにグッと深みが増す。
まるで一晩寝かしたカレーのような味わいだ。
カレーのルーが溶け切ったあと、小さじ1〜2杯ほど入れてみよう。
シャバシャバカレーとはおさらば?《砂糖》
チョコレートと同じく、甘味を加えるのが目的ではない。
カレーのルーを入れたあと、ほぼ同じタイミングで砂糖を大さじ3〜4ほど加える。
ついつい水加減が多すぎてシャバシャバになることがあるが、砂糖を加えることでトロミが生まれ、優しく、まろやかな味わいに仕上がる。
甘味を加えるのは抵抗感を持ってしまうが、ダマされたと思ってトライしてほしい。
おわりに
今回ご紹介した以外にも、カレーの隠し味はたくさんある。
それぞれに共通しているのは、“いかに味覚のバランスを整えるか”という点。
料理は科学と唱える人もいるが、ある意味正しい考え方である。
甘味が強すぎても、苦味が強すぎてもダメ。
また、何らかの味が少ないとどこか物足りない味わいになってしまう。
隠し味は、それらを補うのが目的なのだ。
もしかすると、あなただけのオリジナルな隠し味を発見できるかも?
失敗して捨ててしまうことがないよう気をつけながら、色々と試してもらいたい。