ディープなお店は一味違う! 激戦区・東京の立ち食いラーメン店 3選。
ラーメン激戦区と名高い、東京の街。
新しいお店が出現しては、消えていく……そんなシビアな戦いが繰り広げられている。
そんな中でも、特にディープな存在なのが”立ち食いラーメン”。
独自のスタイルを貫き、暖簾を掲げ続けているのだ。
長らく常連客の舌を満足させているだけのことはあり、そのこだわりある美味さは確かなもの。
今回は、そんな都内にある、オススメの立ち食いラーメン店をご紹介しよう。
1.【築地市場】築地井上
日本・食の台所、築地市場。
新鮮な魚介類をはじめ、様々な食材を活かした穴場店が多いのことで有名だ。
築地市場といえば、寿司屋を思い浮かべがちだが、なんと1日600杯も売り上げる人気の立ち食いラーメン店もある。
もんぜき通り沿いに店を構える『井上』は、開店前から行列が続く築地市場の名物店のひとつなのだ。
昭和41年(1966)に創業して以来、メニューは1杯700円の『中華そば』のみ。
豪快に盛られた黒豚チャーシュー、ツルツル食べられる細縮れ麺、鶏ガラ、豚骨、日高昆布など、新鮮な食材から抽出したスープ、いずれも店主のこだわりが光る一杯。
必ず並ぶことになると思うが、あっさりとした昔ながらの中華そばを是非とも味わってほしい。
住所:〒104-0045 東京都中央区築地4丁目9−16
電話番号:03-3542-0620
営業時間:4:30~13:30
定休日:日曜日・祝日、市場休市日
http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13002337/
2.【西新井】西新井ラーメン
東武スカイツリーライン「西新井駅」のホーム内にある穴場。
知る人ぞ知る、昔ながらの中華そばを食べられる立ち食いラーメン店だ。
驚きなのは、価格の安さ。
シンプルな『ラーメン』を1杯400円から注文できる。
角の立たないシンプルな味付けが特徴で、どうしても再訪してしまう美味しさだ。
同じく400円の『ワンタン麺』は、ワンタンが6個も入っていてボリューミー。
また、カレーとラーメンを合わせた名物の『カレーラーメン』も見逃せない。
スカイツリーの行き帰り、小休憩とばかりに『西新井ラーメン』で腹ごしらえしてみてはいかがだろうか。
住所:〒123-0843 東京都足立区西新井栄町2丁目1−1
電話:03-3606-1187
営業時間:7:30~20:20
定休日:年中無休
http://tabelog.com/tokyo/A1324/A132404/13017954/
3.【千駄ヶ谷】ホープ軒
1960年に創業した老舗ラーメン店『ホープ軒』。
2・3階はカウンター/テーブル席。
そして、1階は、始まりが屋台だった名残から、立ち食いスタイルを採用している。
常連客が後を絶たず、その人気ぶりは1日に最高2,000杯を売り上げた実績があるほど。
東京に来たからには、1度は足を運んでおきたいラーメン店だ。
ラーメンは、シンプルな豚骨醤油ラーメン。
背脂が入っており、その量を調節することができる。
見た目はとてもこってりしているが、食べてみると、あっさりとした丁度良い味付けにビックリ。
ズルズルッと、瞬く間に食べきってしまうだろう。
テーブルに備えられた『おろしニンニク』や『刻みネギ』のトッピングで、自分好みにパンチを効かせることもできる。
1杯700円、24時間営業。
ふらりと立ち寄ってみてほしい。
住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2丁目33−9
電話番号:03-3405-4249
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休
http://www.hopeken.co.jp/
おわり
とにかく安い!
ラーメン店に限らず、立ち食い系のお店が持つ共通の魅力だ。
値段が安すぎると、どうしても尻込みしてしまいがち。
しかし、なかには美味しいラーメンを1杯400円で提供する『西新井ラーメン』のようなお店もある。
外観のディープさに気負いせず、思い切って暖簾をくぐってみてほしい。
行きつけのラーメン店が、またひとつ増えるはずだ。