新宿に牙城を持つ。 ネットカフェ＆カプセルホテル『Booth』で一人時間を満喫してきた。

誰からも邪魔されない。誰とも接しない。
自分だけの時間を満喫したい人にオススメなのが、『Booth Net Cafe & Capsule』。
新宿・歌舞伎町にある、ネットカフェとカプセルホテルが融合した新しいスタイルの施設だ。
「ネットカフェは不健康」という、ネガティブイメージを完全払拭。
男性だけでなく、女性も気軽に利用できる、お洒落で清潔感溢れる内装になっている。
思う存分一人時間に浸れる『Booth』。
その特筆すべきポイントをご紹介しよう。

ポイント1：牙城を持てる。

そのまま自宅に持っていけたら、どれだけ幸せだろう。
Boothの『一人用個室席』は、それほどまでに居心地が良い。

まず、間接照明がお洒落。
明るすぎず、暗すぎず、ほどよく空間を照らしてくれる。
また、大画面ディスプレイ、リクライニングチェアがあるので、読書だけでなく、仕事や勉強などの個人作業も捗るだろう。
フリーランサーは、コワーキングスペースやスターバックスよりも、Boothを仕事場に選んだほうが得策かもしれない。

また、机・壁面のコルク柄も味があって良い。
細かい部分かもしれないが、落ち着き具合がまるで違う。
まるで自宅にいるかのような、温もりを感じられるのだ。
実際に体験すれば、無機質感のあるネットカフェに、ちょっとした寂しさを覚えるかもしれない。

そのほか、各席に１台のPCを完備した『オープンカフェスペース（上）』。
１～２人用の『窓側ソファスペース(下）』などがある。
個室ブースよりも料金が安いので、用途によって使い分けよう。

ポイント2：深呼吸ができる。

入り口のドアを開けて、まず驚いたのが空気の清潔感。
それもそのはず、Boothではなんと”全面禁煙”を採用しているのだ。

喫煙・禁煙ブースで分けられているのが一般的。
階層は違えど、タバコの臭いが館内に充満しているのがネットカフェの常だった。
しかし、Boothはその常識を覆す。
長時間過ごしても喉が痛くならないし、鼻にヤニの臭いが染み付くこともない、
健康的なネットカフェなのだ。
何も気を使わずに深呼吸できるのは、喫煙者にとっても悪くないポイントのはずである。

こんな独自の設計に至ったのは、カプセルホテルが併設されており、禁煙・喫煙の隔たりが厳しい外国人がよく来店するためと予想される。
新宿駅から徒歩数分という、都心のど真ん中にあるネットカフェ。
実際、平日の昼間にも関わらず、外国からの客人を数人見かけた。

もちろん、喫煙ブースも併設。
喫煙者も心置きなくくつろげるので安心してほしい。

ポイント3：インテリアに凝っている。

元々カプセルホテルだった施設を、ネットカフェに改装したBooth。
『Design for Asia awards 2015』でBRONZE Awardに選ばれ、居心地が良い上にお洒落といった非の打ち所のない空間デザインだ。
そのこだわりは、細部に至るまで現れる。

例えば、オープンカフェブースのカラフルなタイル。
ネットカフェの象徴でもある”コミック”をイメージしたデザインだ。

また、アミューズメント施設の遊び心も忘れずに。
所々にある数字はどこかビリヤードを連想させ、お洒落感を演出している。
ネットカフェの”ワクワク感”とカプセルホテルの”ゆったり感”、そして、今までにない”高級感”が見事に調和した空間なのだ。
初見で訪れた際には5～8階の隅々を探検し、”空間デザイン”の観点からBoothを楽しんでもらいたい。

まとめ：西新宿まで、超小旅行してみる？

『Net Cafe & Capsule』と銘打っているからには、カプセルブースも必見。
ライト、テレビ、アラーム、エアコン、タブレットまで完備。
東京まで観光に来た人はもちろん、近場に住んでいる人もちょっとした小旅行感覚で利用してもいい。
清潔なシャワーブースも併設されているし、ドライヤー・アメニティもある。
また、女性専用ブースを設けてあるのもホスピタリティ溢れる計らいだ。
もちろん、フラットタイプの個室も十分就寝可能な広さである。

コミックは新刊・既刊、共に品揃え豊富。
人気所はしっかりと抑えてあるので、気になっていた作品の通し読みも楽しめる。
コミックの大人買いならぬ”大人読み”を実践してみてもいいだろう。
贅沢な一人の余暇を、ゆっくりと過ごしてほしい。