歴史と自然の美しさに魅了される！ 東京で「粋」な散歩デートを楽しめる庭園BEST3！

自然に囲まれた場所でデートがしたい。
そこで、なにも山奥や海岸にまで足を運ぶ必要はない。
コンクリートジャングルといわれる東京都内には数多くの「日本庭園」がある。
そこにある歴史に想いを馳せる、四季折々の木々や植物を鑑賞する、ただあてもなくブラブラと時間を過ごす。まるで別世界に訪れたかのように、時間の流れがゆるやかなのだ。
公園だと少しありきたり、田舎まで足を運ぶヒマもない。
そんな方に、アクセス良好で気軽に足を運ぶことができる庭園をご紹介しよう。

１．清澄庭園

各線「清澄白河駅」から徒歩3分。
「清澄庭園」は、園内を鑑賞しながら歩くのに最適な“回遊式林泉庭園”になっている。
回遊式庭園とは、広大な庭の中を自らの足で巡りながら楽しむことができる庭園。
「普通だろう?」と思われるかもしれないが、日本は本来、建物の中から庭園を眺めるのが一般的だった。枯山水などが代表的な例である。

明治11年。岩崎弥太郎が荒廃していたこの地を買い取り、社員の慰安や貴賓を招待する場所として庭園造成を計画したのがはじまり。豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷があったとも言われ、近代日本の歴史を感じることができる。

最近では「清澄白河駅」周辺にカフェが多く出店！
デートコースのひとつに、清澄庭園のぶらり散歩を取り入れみてはいかがだろうか。

２．新宿御苑

江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があったことで有名な「新宿御苑」。
伝統的な日本庭園に加え、美しいプラタナス並木をはじめとしたフランス式整形庭園、広々とした芝生などによるイギリス風景式庭園がうまく融合されている。
敷地もかなり広く、大温室もあるので一日中のんびりとデートをしたくなるだろう。JR「新宿駅」から徒歩で行けるのが魅力的。
存分に買い物を楽しんだあと、緑豊かな自然や植物に癒されたい人にオススメだ。

３．六義園

ツツジ、シダレザクラ、モミジの紅葉・・・
日本の四季と風情を感じられるのが「六義園」の魅力だ。
元禄8年、五代将軍・徳川綱吉から与えられた下屋敷の地を、柳沢吉保が7年かけて造った“回遊式築山泉水庭園”である。江戸の二大庭園（もう一つは小石川後楽園）といわれ、昭和28年には国の特別名勝にも指定されている。
サクラや紅葉の最盛期にはライトアップも実施。歴史を感じながらロマンチックなデートを満喫したい人にはピッタリである。

庭園を歩きながら、会話を楽しむ

コンクリートジャングル＝東京だからこそ、庭園の美しさが際立つのかもしれない。
歴史あふれる美しい庭園を散歩すれば、頭と心をリフレッシュできるし、パートナーとも充実した時間を過ごせるだろう。
庭園を歩きながら会話をする、シンプルだが、そこには無限に広がる魅力があなたを待っている。
昔から受け継がれ、今もその姿を残す庭園で、“粋なデート”を楽しんでみてはいかがだろうか？