克服しなくていいんです!「三日坊主」意味を知りからまずは始めよう!
ダイエット、ジム、読書、英会話…
年始に何かを始めようと、志した人も少なくないはずだ。
決心もつかの間、普段の生活になり「三日坊主」で終わってしまう。
その度に「また続かなかった…」と小さな自信喪失に陥ったりする。
それでも、また思いつきで何かを始める、なんてことは誰にでもあるだろう。
だが、果たしてそれは、そんなにダメなことなのだろうか?
今回は、「三日坊主」について考えてみたい。
「三日坊主」の由来とは?
「三日坊主」は、もともとは仏教からきた言葉。
三日は、実際の数字ではなく、ごく短い期間のこと。
坊主は、坊(僧の住居)の主のことで、一般に僧を坊主と呼ぶ。
「三日坊主」とは、「飽きっぽく、何を始めても長続きしない人」とはよく知られている。
由来は、仏門に入ると決心したものの、修業の厳しさに耐えられず、娑婆(シャバ)の生活の恋しさに「短期間で俗人に戻ってしまう坊主」から生まれた言葉である。
坊主は親しみの意もあるが、からかいや嘲りの意味で使われている。
「三日坊主」のもう一つの捉え方とは?
三日坊主には、「三日で悟る真の坊主」という意味もあるようだ。
三日坊主の大きな特徴は、「3日間は集中している」ということでもあるからだ。
“3日間(3回)短期集中”というワードはいろいろある。
短い期間でも本気でやれば、コツがつかめたり、考え方が変わったりするものはたくさんある。
それが、仕事や人生に大きな影響をもたらさないとは限らない。
「3日しかやらなかった」ではなく、「3日やった」なら、それは【プラスの3日間】である。
むしろ、はじめから“3日だけ”と思ってやれば、落ち込むこともない。そんな、【三日集中坊主】も面白いのではないだろうか。
おわりに
もちろん、何事も続けられるに越したことはない。
だが、三日坊主を1ヵ月間続けたら、30日で10個のことをやったことになる。
1年間もあれば、いったいどれだけのことがやれるだろう?
その中から、楽しかった… もっとできたらいいな… というものが見つかるかもしれない。
それは、あなたの興味や意欲の現れであり、新たな可能性の種でもあるだろう。
「長続きしない」ことを嘆く前に、「まずはやってみる」ことを心がけてみる。
この1年、「三日坊主」を楽しみながら、あなたの「続けたいコト」を探してみてはどうだろう。