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ドライブデートでも話題スポットでもない…お酒好きな彼女と行きたい!男を上げる酒蔵デート

デートにおいて、「じゃ、お酒でも飲もうか」という流れになるのは大抵が終盤だ。
その先をあからさまにイメージさせてしまい、時に無粋になることがある。
またお酒好きの二人であっても、デート終わりの飲酒が定番になってしまうと新鮮味がなくなってしまう。

そこで今回提案したいのは、お酒とのつきあい方にバリエーションをつけてみる方法だ。
本来であれば、お酒は二人にとって「とっておきの時間」。
飲む、飲まないで悩むのでなく、飲み方を工夫してみてはいかがだろうか。

純粋に、お酒を楽しみに行くデートがあっても良い

まずは一度、頭から「お酒は夜に飲む」という定石を外してみるべきだ。
そうすると、デート×お酒という新しい楽しみ方ができてくる。それが「列車で行く、酒蔵デート」だ。

列車×酒蔵デートのメリットは以下のようになる。

・昼閒から、適量のお酒を楽しむことができる
・互いに余計なことを意識せず、お酒を楽しめる
・列車のなかでの会話が楽しめる

デートの目的が「お酒」なのだから、“お酒を飲んで…”という下心の入る余地はなく、シンプルにお酒を楽しめる。
それでいて、移動中もリラックスした会話が楽しめ、二人の距離は縮まることだろう。
そこで実際に山手線圏内から3時間以内でいける酒蔵をピックアップしてみた。

都内とは思えない自然のなかで、日本酒を飲みくらべる…「小澤酒造」

Sake winery tour in the middle of winter. #japanesesake #japanesefood #sake #sawanoisake

Ayako Tokyoさん(@ayayapanda)が投稿した写真 –

澤乃井の銘柄で知られる小澤酒造だが、酒蔵が都内にあることは意外に知られていない。
新宿から中央線立川駅を経由して青梅線に入る。
青梅駅からさらに奥多摩を目指して、都合約2時間で青梅線沢井駅に辿りつく。
駅から2分ほど歩くと、多摩川の清流を眼下に日本酒を楽しめるレストラン「小澤酒造・澤乃井ガーデン」が見つかるはずだ。

予約すれば、酒蔵の中を見学できるうえ、日本酒の命といわれる「澤乃井を支えてきた湧水」を飲むこともできる。
水の味を感じとった上で、その水が育んだ数々の日本酒を飲みくらべるのだ。

周囲は、「これが都内か?」と驚くほどの緑豊かな環境。
多摩川沿いを走る奥多摩街道を使えば、自動車で来ることもできるが、それではせっかくのお酒を楽しむことができない。
酒蔵に併設された「きき酒処」では常時10種類の日本酒を飲みくらべることができ、生原酒のタンク計り売りもある。
酒好きには溜まらない隠れスポットだ。

澤乃井 小澤酒造株式会社
http://www.sawanoi-sake.com/
JR青梅線沢井駅 徒歩2分
要予約

暗やみの洞窟で生まれる熟成酒を楽しみに行く…島崎酒蔵

#島崎酒蔵 #洞窟酒蔵 #那須烏山市 #栃木 #東力士 #金田一少年の事件簿撮影場所 #暗殺教室卒業編撮影場所

Chiharu❤︎さん(@rapunzel223)が投稿した写真 –

嘉永3年(1849年)から栃木県鳥山の地で酒蔵を営む島崎酒蔵の銘柄は「東力士」。
那須の伏流水という水に恵まれ、軍配をデザインしたラベルは目にする機会も多い有名酒造の一つだ。
その最大の特徴は、低温熟成であり、熟成期間が20年になる銘柄もある。

アクセスは栃木県那須烏山市という住所から連想するよりも、よほど簡単だ。
まず新幹線で宇都宮駅を目指す。
宇都宮駅からはJR鳥山線で1時間ほど。
駅を降りて徒歩9分で島崎酒蔵に到着する。
酒蔵では、日本酒だけではなく、ワインや各種リキュールの販売、試飲もある。
粕漬け、吟醸アイス、酒まんじゅうなども楽しめる。

だが、島崎酒蔵を訪れるなら、これだけで帰るのはもったいない。
東力士の最大の特徴である「長時間の低温熟成」の場 “洞窟酒蔵”をぜひ見学しておきたい。
洞窟酒蔵は酒蔵から徒歩で10分程度の場所にある。
実は、この洞窟酒蔵は、第二次世界大戦中に陸軍が戦車の地下工場として掘ったもの。
延べ700mの坑道、720坪のスペースがあり、内部の気温は年間を通して10度前後に保たれている。
この環境が、日本酒を長時間にわたって熟成させるのに適しているのだ。
人が入るとき以外は暗やみになっているという洞窟酒蔵は珍しく、ぜひ見学しておくべきだ。

地酒と地ビールを楽しみに行く…寒菊銘醸

東力士 株式会社島崎酒造
http://www.azumarikishi.co.jp/index.shtml
JR鳥山線鳥山駅 徒歩9分
要予約

地酒と地ビールを楽しみに行く…寒菊銘醸

#寒菊 #九十九里浜 #春の予感 #外飲みしたい #まるのテラス席 #桜祭り #引っ越したから今年は結構行くな #真企画 #ケバブ屋あるかな #たもついるかな #チャリ欲しいな #誰かくれないかな #ママチャリ #最近のいいやつじゃなくて #むかーしの #ワインレッド #ライトが前タイヤで回してつけるやつ #本当に欲しいな #健さんの投稿の間に入ってしまってスミマセン

HIDE∴さん(@hidepaaa)が投稿した写真 –

創業は明治に入ってからという寒菊銘醸だが、主流になりつつある機械造りではなく、昔ながらの製法にこだわり続けている。
特に大吟醸は温度管理などに手間暇がかかるが、米麹にこだわっていまも杜氏の手造りを貫いている。

酒造見学では、冬場はまさに酒造りをしている臨場感ある現場を見学できる。
一方、夏場は冬には入れない酒蔵の奥まで見学ができるようになっているのだ。
見学後はしぼり立ての日本酒を楽しめるほか、有料だが地ビールも楽しむことができる。

併設されたレストランでは地酒と地ビール「九十九里オーシャンビール」を飲みくらべることができるほか、地元特産の食材を使った料理、おつまみを楽しめる。

総乃寒菊 合資会社 寒菊銘醸
http://www.kankiku.com/

ほろ酔いで。ゆったりと車窓を眺める帰路に

シンプルにお酒を嗜むデートの帰路は、ほろ酔い気分で車窓を眺めて終わりたい。
車を運転する緊張感も、「これからどうする?」という疑問も湧かない。
帰る場所は、自然と決まってくるだろう。

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