騙されたと思って食うべし! 唸る”本格カレー”を味わえる立ち食い蕎麦屋 3選。
立ち食い蕎麦屋でカレー!?
そんなの邪道だろう……と侮るなかれ。
蕎麦屋だからこそ味わえる、絶品カレーを提供しているお店があるのだ。
その秘密は、蕎麦の味を左右する和風出汁を使っているから。
普通に水で煮込むよりも美味しいに決まっているし、店主こだわりの出汁だからこそワンランク上の味を引き出せるのは当然だ。
今回は、是非カレーを食べて欲しい、東京都内にあるお店をご紹介しよう。
1.【新橋】丹波屋
ビジネスマン向けのメシ屋が並ぶ、新橋。
こちらでも、サイドメニューのカレーが大人気の立ち食い蕎麦屋がある。
JR「新橋駅」の目の前にそびえ建つ『ニュー新橋ビル』のなかにある『丹波屋』では、本格的なインドカレーを提供している。
クミン、クローブ、メース、マスタード・フェネグリーブなど、各種スパイスを独自に調合し、じっくり4時間かけてカレーを煮込む。
市販のカレールーを使う蕎麦屋が多いが、ここではイチから仕込んでいるのだ。
味わいのある石作りの器も、美味しさのポイント。
ネパール人の従業員から伝わったレシピと店主自慢の出汁のコラボは、新橋界隈で働く体育会系ビジネスマンのカレー欲を満たし続けている。
住所:〒105-0004 東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル 1F
電話:03-3508-9579
営業時間:月~金/7:00~23:00 土/7:30~19:00 (売り切れ次第終)
定休日: 日曜・祝日
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13020650/
2.【銀座】よもだそば
本格インドカレーを提供している立ち食い蕎麦屋は、銀座にも。
「しょうがないねぇ」「なんだか憎めない」という、愛知県松山地方の方言をとった『よもだそば』だ。
サラサラとしたインドカレーは、独自の配合を施したスパイス重視。
ピリピリとした程よい辛さがクセになる。
もちろん、そば職人歴10年以上のベテランが仕込む、こだわりのそばも絶品で、オススメは半カレーセット。
「和風出汁の蕎麦に、インドカレー?」と尻込みしてしまうかもしれないが、あまりの相性の良さに驚くはずだ。
日本橋にも店舗を展開しているので、近くに勤めている人は合わせてチェックしてほしい。
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座4-3-2 銀座白亜ビル1F
電話:03-3566-0010
営業時間:7:00~22:00
定休日:なし
http://www.yomoda-soba.com/
3.【秋葉原】みのがさ
電気街とオフィス街が並ぶ、秋葉原。
その昭和通り沿いにある立ち食い蕎麦屋が『みのがさ』だ。
立ち食いカウンター5名分、カウンター席7名分がある、こじんまりとしたお店。
年間30トンしか採れない、長野県信濃町のプレミアムそば粉を使っている蕎麦も有名だが、ここは470円のカレーライスを頂こう。
銀食器に盛られて提供されるカレーは、出汁の旨味と甘味が溶け出した濃厚な舌触り。
見た目は特徴のない普通のカレーだが、口に含んだ瞬間、鰹や昆布の風味がふわっと広がる。
甘味が強いので、スイスイと食べられるだろう。
蕎麦屋ならではの、カレー蕎麦も絶品。
また、早朝6:00から開店しているので、朝カレーなんてのもオススメだ。
住所:〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-3-2
電話:03-3866-8720
営業時間:月~金/06:00~19:00 土/06:00~16:00
定休日:日・祝
http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13074269/
おわりに
立ち食い蕎麦屋に、蕎麦を食べに行く。
しかし、たった今「立ち食い蕎麦屋に、カレーを食べに行く」という選択肢が加わった。
蕎麦も食べたいし、カレーも捨てがたいと思うなら、半蕎麦半カレーセットを頼めばいい。
そんな贅沢な注文をしたとしても、割安なのが立ち食い系メシ屋の利点だ。
有名なカレーチェーン店も味は確かだが、和風出汁の効いた濃厚なカレーを食べたいのなら、是非とも立ち食い蕎麦屋を選んでもらいたい。