月会費ドブに捨て続けますか? フィットネスクラブに通い続けるために意識したい3つのコツ。
今年こそ……今年こそ……!!
そんな意気込みで始める、フィットネスクラブ。
さて、あなたは過去に何回”退会”の連絡をしただろうか。
「仕事が立て込んで……」「体力がついていかなくて……」という理由で、面倒だからと諦めてばかり。
仕事が最優先とはいえ、それでは一向に健康的な身体を得られないだろう。
暖かい季節が近づくにつれ「運動してみるか」と思い始めている人も多いはず。
同じ轍を踏まないためにも、今年こそフィットネスクラブの月会費をドブに捨てないためにも、参考にして頂きたい”続けるコツ”をご紹介しよう。
続けるコツ その1:無理をしない。
まずは、無理をしないこと。
フィットネスクラブに通い続けることを、一番の目標と考えよう。
「残業が続いて、睡眠不足……」「そこまで酷くないけど、少々風邪気味……」、そんな状態で身体にムチを打っても意味がない。
仕事の効率を上げるため、運動してリフレッシュしたいのは分かるが、まずは自分の健康管理が第一優先だ。
……とはいえ、それに甘えてばかりではいられない。
1週間ずーーーっと休んでいては、フィットネスクラブの会費を無駄にしているのと同じだ。
そこで意識してもらいたいのは、最低でも「3日に1回」は足を運ぶこと。
筋肉の”超回復”という観点からすれば「2日に1回」がベストだが、最初から飛ばす必要はない。
2日以内のインターバルなら、筋肉・体力的にも無理はかからないだろう。
つまり、月曜日に運動したら、木曜日には必ず再訪す。
また、「土・日は一歩も外を出たくない……」という人は、それを考慮に入れて、「金曜日に必ず運動する」と決めてみる。
土日にゆっくりするためを思えば、ヤル気も倍増するだろう。
そんなこんなで、まずは「無理はせずとも、3日に1回は必ず行く」というルールを守ることから始めてほしい。
続けるコツ その2:筋トレマシンは使わない。
フィットネスクラブの魅力は、様々な筋トレマシンがあること。
効率よく、効果的に筋肉を鍛えられる。
でも、正直な話……
筋トレマシンの扱い方が分からない……
そんな想いを抱えたまま無理に使用して、筋肉に効いているのか、効いていないのか、よく分からず、疲れだけが残り、通うのを止めてしまった人も多いだろう。
そうなってしまったら、元も子もない。
そこでオススメなのが、“ランニングマシンだけ”を使う習慣。
もちろん、ランニングマシン以外にも、スイミングや腹筋、ベンチプレスなどでもいい。
ポイントは、フィットネスクラブで行う運動を”1つ”に絞ることだ。
1つだけなら、億劫にもならないし、「もっと上手くやろう」という意欲を湧かせやすい。
これが2つに増えると、途端に面倒くさくなる。
通い続けることを第一目標とするならば、無理をする必要はない。
もちろん、準備運動は別の話。
簡単でもいいので、ストレッチは行おう。
オススメは、”自重トレーニング”。
筋トレマシンよりは効果は薄いが、その分、シンプルかつ簡単にできる。
ランニングの前に取り入れれば、脂肪燃焼を高められるだろう。
また、ランニングのコツも記しておく。
2.スピードは”60″を基準値に、息が上がらない程度。
3.時間よりも”距離”を意識して、1回につき3km以上を目指す。
まずは上記の3点を意識してみよう。
フィットネスクラブの専門スタッフのアドバイスなので、間違いはないはずだ。
とはいえ、ランニング方法は様々。
慣れてきたら、自分なりにより良いフォームを確立してほしい。
続けるコツ その3:情報収集の場と思う。
仕事に追われ、忙しい毎日を送る。
そんな人にとって、フィットネスクラブにいる時間さえも惜しいと感じるだろう。
しかし、ここで発想の転換をしてみよう。
フィットネスクラブにいる時間を、なんとか仕事に結びつけるのだ。
例えば、情報収集の場として捉えてみる。
ほとんどのフィットネスクラブで、ランニングマシンに備えられているTVモニター。
訪れる時間帯にもよるだろうが、ランニングを行う30分間を「TV番組からの情報収集の時間」と考えるのだ。
お昼時だと主婦層向けのTV番組が多いので、現在の主婦が何を求めているのかという観点で鑑賞してみる。
また、NHKでは基本的にニュース番組をやっているので、世の中の動きを把握しやすい。
もちろん、自分が見たい番組の時間帯に合わせて、フィットネスクラブに足を運ぶのもアリだろう。
いかがだろうか?
そう考えれば、フィットネスクラブが、途端に有意義な時間と思えるはずだ。
そのほか、フィットネスクラブ習慣を妨げる要素はたくさんある。
例えば、わざわざ着替えないと行けないこと。
これに関しては、何処かに出かける”ついで”を作ってみると気持ちが軽くなる。
また、フィットネスクラブに足を運ぶ時間。
こればかりは、設備や料金よりも、”近さ”を優先させるほかない。
1番いいのは、住まいの最寄駅の近くだ。
基本的に、「なんとか楽をするには、どうすればいいか」という基準で、続けるコツを見つけ出してみよう。
おわりに
今回紹介した”続けるコツ”は、何もフィットネスクラブに限った話ではない。
料理、カメラ、ゴルフ、ブログなど、あなたが新しく始めること、全てに当てはまるだろう。
ポイントは、「無理はしないこと」「何かと掛け合わせること」の2つ。
特に後者は、例えば、”料理×彼女”、”カメラ×雨の日”など、特定の要素と交えることで、取り組む”タイミング”を自ら作り出す。
フィットネスクラブの例だと、”フィットネスクラブ×情報収集”といった具合だ。
せっかく思いつき、お金を払ったのに、三日坊主になってしまってはもったいない。
自分のモノにするためにも、出来る限り長く続ける工夫を凝らしてみよう!