“粋メン”を目指すために下準備! 今日から気をつけるべき、大人として恥ずかしい3つの「痛い行動」
年齢を重ねるごとに、自分の行動やクセを注意してしてくれる人は減っていく。
記憶を辿れば、新人の頃には上司のクセや行動が気になってしょうがなく、それらに対する愚痴を酒の肴にしていたという人も少なくないはずだ。
その上司はきっと、すでに注意してもらえないステージに達していたのだろう。
翻って、今、あなた自身のことを注意してしてくれる人はどれだけいるだろうか?
親しい友人?奥さん?仲のいい同期?「そういえば最近、仕事以外で本気でダメ出しされなくなったな…」という人は、ちょっと立ち止まってみて欲しい。
ひょっとしたら、あなた自身がすでに、普段の行動/発言を注意してもらえないステージにいるのかも知れない。
粋な男になるためには自分を見直すことが不可欠だが、これは意外と難しい。
気づかずにやってしまっている「痛い行動」がないか、今一度見直しをしてみよう。
その1:自分語り
なんでも自分の話にもっていくのは、特に相手が若い世代や、女性たちの場合、痛く見られがちだ。
一見、興味をもって聞いている風であっても、内心では「まーた、自分の話してるよ・・・」と思われている可能性がある。
例えば、「この前、おしゃれ店みつけちゃったー」という女性の会話に対して、「あー、その店知ってる。オレはもっとお洒落な店に行ったことあるけどね」というような具合だ。
自己中心的に話を持っていくのは、意識しないと気づかずにやってしまいがち。
ふっと我に返った時、周りがつまらなさそうな顔をしていたら要注意だ。
その2:SNSに長文を投稿
SNSに長文を投稿するのも、場合によっては“痛い”と判定される。
何か真剣に思うことがある時、たまに長文を投稿するくらいならば問題ないが、日常的に長文の投稿を行なっているのならば注意が必要だ。
もしかしたら、痛い行動として受け取られているかもしれない。
また、なんの用事もないのに毎朝挨拶文を投稿したり、大して詳しいわけでもないのに偉人の格言を引用したりするのも要注意だ。
その投稿を見ている95%の人が、あなたを「暇な人」として認識するだろう。
その3:昔は遊んでいたアピール
昔は遊んでいたアピールなんてしているわけないと思う方も多いだろう。
しかし、今一度自分の生活を振り返ってほしい。「若い頃はオールでクラブとかよく行ったなー」とか、「やんちゃしてたけど、最近は体力ないなー」とか、昔の自分を自慢していないだろうか。
これも前述した“自分語り”と同じだが、こちらも気づかずにやってしまっていることが多い。
私もつい先日、「20代は六本木が庭みたいなもんだったね」と自慢してしまった。
そのとき居合わせた人は、幸いなことに寛容な心の持ち主でニコニコと笑顔で聞いてくれていたが、のちほど振り返ったとき、自責の念に駆られたことは言うまでもない。
以上、あなたがこれからの人生を、粋な男として過ごすために気をつけたい痛い行動をあげてみた。
これらの怖いところは、自分でも気がつかないうちになんとなくやってしまっているということだ。
今一度、これまでの生活を振り返って確認しておきたい。
「粋メン」への第一歩は、自分を俯瞰し、自らのふるまいをエレガントに律する「自制と自律」から始まるのである。