今、もう一度メガネを考え直そう。①高いメガネと安いメガネってどう違うの?30代からのメガネ選び
量販店の眼鏡と高級店の眼鏡、差は一体どこにある?
「眼鏡は顔の一部」と言えるぐらい、眼鏡を愛用している30代男性は多いはずだ。
最近ではオシャレアイテムとしてすっかり市民権を得た眼鏡。
しかし、値段はピンキリで、量販店で買えば5,000円から手に入る一方で、値段も2万〜5万以上と、高価格帯の眼鏡ばかりを揃える高級眼鏡店も存在する。
また、同じブランドの同じ商品でも、店によって眼鏡のフレームとレンズの値段はバラバラだ。
「この差って何?」と思うっている人も多いはず。
単純に、高いメガネはよいメガネなのだろうか?
量販店と高級店の違いは、いったい何なのだろう?
実は、メガネの値段というのは、単純に商品本体のみの値段というわけではないのだ。
じつは、眼鏡の価格には、
・ フィッティング調整
・ 視力検査
この2つのコストがこの価格には含まれているのだ。
フィッティング調整
眼鏡の使い心地は、この最初のフィッティングが命と言える。
優秀なフィッターのいる眼鏡店は、当然、フィッティングについての綿密な知識と技術を有しているし、そして当然、細かな微調整を繰り返す手間ひまがここに加算される。
自分の顔にぴったりのテンプルの角度を見つけ出し、細かな微調整を加えて最高のかけ心地を追究する腕前は、職人技と言ってもいい。
量販店ではこうはいかない。
優秀なフィッターによって調整されたメガネは、まるでかけていないかのようにかけ心地が軽く、ストレスにならない。
耳にぴったりフィットするため、ズレたり、見え方が変わることもない。
さらに、細かなメンテナンスも請け負ってくれるため、長期にわたり一つのメガネを大事に使い続けることができる。
視力検査
「視力検査って、どこも同じなんじゃないの?」と思うなかれ。
この技術の善し悪しで、あなたの眼鏡の見え方は大きく変わってしまうのだ。
量販店では通常2~3ステップで視力や眼圧を測る。
しかし、当然短い時間で効率を重視して測るため、その結果はラフなものにならざるを得ない。
一方、千葉県佐倉市にある「眼鏡のとよふく」のように、日本眼鏡販売店連合会(JAOS)の認定店では、認定眼鏡士と呼ばれる視力検査のプロが、特殊な機械を用い、いくつもの複雑なステップを経て、みっちりとあなたに最適の見え方を調整してくれるのだ。
特に乱視の場合、人によって乱視の度合いや見え方はさまざま。
自分にあった度調整が必要となる。
自分にぴったりの度調整を施されたレンズと、量販店で短時間で検査した度調整のレンズでは、見え方の差は歴然。
視界がクリアに冴え、これまで見えなかったすみずみまでもが見える。
視力検査は熟達した検査技師の存在が不可欠。
信頼できる技師のいる眼鏡店は、値段が高くなるのも自然なこと。
あなたの眼鏡を活かすも殺すも度調整次第。
長く付き合うものだからこそ、信頼できる店を選びたい。
信頼できる眼鏡店を見つける事が、30代からの眼鏡ライフの鍵
以上のことからも分かるように、良い眼鏡ライフを過ごす鍵は、まさに「信頼できる、ひとつの店との付き合い」なのだ。
車を買う時に、安さとデザインで「なんとなく」買う人はきっと少ないだろう。
眼鏡も人生を左右する重要な道具。
仕事で目を酷使するオトナにとって、眼鏡の善し悪しは仕事の成果にもダイレクトに影響する。
デザインの良さやブランドだけではなく、一生付き合えるパートナーを選ぶつもりで、眼鏡店を選んでみてはいかがだろうか。