「センスがいい」と思われる！贈る相手の世代別、チョコレートの選び方

高級チョコレートは今も昔も不動の贈り物。
「もらったら嬉しい」という女性も多いはず。
しかし、これだけたくさんのショコラティエ（チョコレート専門店）が巷にあふれる今、ぴったりの店を探し出すのは至難の技だ。
今回は贈り物初心者に向けて、送る相手の世代別に、おすすめのショコラティエと商品を紹介する。

20代は写真映り命！SNS映えする見た目のチョコを選ぶべし

今や「フォトジェニック消費」は当たり前のSNS世代。
もらうなら当然、写真映えのする見た目も華やかなチョコレートが喜ばれる。
逆に、せっかく高級店のチョコレートを選んでも、地味な見た目で、パッケージも代わり映えがしないのなら、あまり記憶に残らないかもしれない。

若い世代をターゲットにしたブランドは、一見チョコレートに見えないような奇抜なデザインや、可愛らしいキャラクターをパッケージにあしらったりと、各店、趣向を凝らしている。
各店の工夫の力を借りて、相手の喜びを2倍にしよう。

たとえばMARIEBELLE(マリベル)のチョコレートは、「喜ばない人なんていない！」と女性誌各紙でお墨付き。
表面にカラフルなイラストがプリントされ、パッケージも洒落ている。
京都に本店があるが、オンラインストアも充実している。

また、明治のプロデュースする「100％chocolat cafe」もとても使い勝手がいい。
56種類もの味のチョコレートがあり、そのパッケージには種類ごとにすべて異なる数字が書かれている。
シーンに合わせて組み合わせれば相手に喜ばれるプレゼントになること間違いなし！
誕生日の日付、記念日に…と用途は多数。甘すぎないパッケージデザインなので、男性でも買いやすい。
都内に店舗が多数あり、会社帰りに手に入れやすいのも魅力だ。もちろんオンラインストアもある。

一度は食べてみたかった！30代には最上級の正統派ブランドを選ぶべし

可愛らしさだけでなく、上品さや品質も追求するようになる30代。
大人の女性には、「一度は食べてみたいけど、自分で買うには勇気がいる」という正統派高級ブランドのチョコレートを選ぼう。
たとえばピエール・エルメやデルレイ、ジャン・ポール・エヴァンなどは、全国で店舗数を拡大中の、女性に名の知れた老舗のショコラティエ。
クオリティが高く安心してプレゼントできる。
地方のデパ地下にも出店しているため、手に入れやすい。また、スペイン発の「カカオサンパカ」などもレア度が高い。


数ある商品の中でも、一番の高価格商品を選べば、好感度はさらにUP！また、季節のフルーツなどをあしらったものを選べば、「一工夫ある」贈り物感を演出できるはずだ 。

美味しいものは食べ尽くした…40OVERの「贅沢世代」には老舗ブランドの変わり種を

もう美味しいものは知り尽くした…という、舌の肥えた40OVER世代。
ちょっとやそっとの工夫じゃ感動するはずがない。
ここは思い切って基本に立ち返り、誰もが知る老舗ブランドの展開する「変わり種」で勝負しよう。

たとえば老舗和菓子店の「とらや」は、毎年バレンタインの季節になると、限定の「ショコラau羊羹」を販売している。
羊羹の中にチョコレートを練りこんだ変わり種ながら、毎年売り切れが続出するほどの人気ぶりだ。
また、銀座に本店のある老舗和菓子店「HIGASHIYA 」のプロデュースする「ココアカステラ」などはパッケージも高級感たっぷりで、歳上の人への贈り物に最適。
クーベルチュールの高級チョコを練り込み、カステラながらもフィナンシェのようなしっとりした食感で食べ応え十分。



老舗和菓子店は、なにも和菓子だけを求める場所ではない。
高級感ある驚きを演出するのに一役買ってくれるはずだ。

　



このように、年代によって贈り物の種類とブランドを使い分けできるようになれば、相手の女性の喜びと、あなたへの好感度はぐっと増す。
また、たとえばデパ地下など、複数の洋菓子店の並ぶ場所で店選びに迷ったら、各店のカウンターで店員さんによく来る女性客の年齢層と人気商品、ブランドのターゲットを聞いてみよう。
各店の傾向もつかめるし、きっと最適なギフト選びに協力してくれるはずだ。