圧巻の雄大さに息を飲む。 Instagramに収められた日本の誇り『ダムの景色』 5選。
日本を代表する建造物、ダム。
発電、洪水の調節、生活用水の確保など、私たちの生活に欠かせない施設である。
しかし、「自分と関わりのない、遠い存在」と扱うのはもったいない。
本来の役割以上に、圧倒的な規模を誇るダムの雄大さ、優美さは一見の価値ありなのだ。
今回は、画像投稿アプリ『Instagram』に収められた各所ダムの魅力をご紹介しよう。
1.青土ダム by a.n.c6
滋賀県甲賀市土山町にある『青土(あおど)ダム』。
一番の見どころと言えば、半円形の常用洪水吐だろう。
静かな水面にぽっかり空いた穴。
全てを飲み込んでしまいそうで、少しばかり恐怖感すら覚える。
日が傾き始めた頃に行けば、より一層スリルを味わえるかもしれない。
「世界にも例をみない形をした洪水吐」として知られており、一見の価値あり。
近くにはキャンプ場もあるので、この夏 家族で出かけてみてはいかがだろうか。
2.豊平峡ダム by kanjiotoko
北海道札幌市にある『豊平峡(ほうへいきょう)ダム』。
1965年着工、1972年竣工と古株のダムだ。
堤長305m堤高102.5m、34階建てのビルに相当する高さで、写真からもその巨大さが伺える。
圧巻の容姿もさることながら、周りに広がる豊かな自然も見逃せない。
「水源の森100選」「ダム湖100選」に選ばれた景勝地で、全国有数の紅葉スポットとしても有名。
低公害・省エネのハイブリッド電気バスを運行するなど、シーズン時には大勢の観光客で賑わう。
鉄砲水のように吹き出る放水も見応えありだ。
3.二瀬ダム by como_chin
埼玉県秩父市にある『二瀬ダム』。
最大の魅力は、紅葉シーズンにライトアップイベントが催されること。
“工場夜景”に通ずるものがあるが、暗闇のなかに照らし出される雄大な姿に惚れること間違いなし。
カメラ片手に素敵な1枚を収めてみてはいかがだろうか。
ちなみに、二瀬ダムのダム湖は”秩父湖”。
昭和37年、この地にゆかりのある秩父宮勢津子妃殿下がダム湖に訪れたことから名付けられたそうだ。
豆知識として、頭の片隅に置いておこう。
4.大滝ダム by kura_126
奈良県吉野郡川上村にある『大滝ダム』。
注目して頂きたいのが、驚くべき施工期間の長さだ。
1962年に着工し、完成したのはなんと2012年。
つい最近のことである。
運用開始が大幅に遅れた要因は様々。
例えば、平成10年には敷地内に遺跡が発見され、3年間の発掘調査が行われた。
また、平成15年には亀裂が発生し、修繕工事に時間がかかってしまう。
色んな弊害を乗り越え、2013年3月23日に竣工式が開催。
多くのダム愛好家から、喜びの声が寄せられたそうだ。
規模はさほど大きくないが、そんな歴史を感じるために足を運んでみてはいかがだろうか。
5.黒部ダム by hirossie1641
富山県中新川郡立山町にある『黒部ダム』。
電力供給が国家的な課題だった、戦後復興期。
変動の激しい火力発電を補うため、水力発電所の必要性が論じられ、白羽の矢が当たったのが黒部川だった。
1956年に着手、関西電力社長・太田垣士朗が陣頭指揮をとっており、社運をかけていたことが伺える。
1,000万人の人員を導入し、171人の殉職者を出しながらも、1963年に竣工。
日本最大のダムとして、今も私たちの生活を支えてくれている。
青々と広がる森林の景色も良いが、雪化粧に染まった冬の黒部ダムも見事。
日本アルプスの山々と調和した姿に、息を飲むことだろう。
おわりに
現在、国内にあるダムは2,728ヶ所。
竣工の歴史は江戸時代にまで遡り、山岳地帯の多い日本ならでは。
むしろ、誇りとも呼ぶべき建造物である。
雄大なダム、連なる山々、美しい自然。
これらが見事に調和した姿は、あなたの人生観を変えてしまうかもしれない。
その雄大さ、優美さを、1枚の写真に収めてみてはいかがだろうか。



山本英貴


















IKITOKI(イキトキ)とは