きっと出会える！お気に入りのOne Beans。 全国の自家焙煎スペシャリティコーヒー専門店 6選！

近年、コーヒー豆を店内で焙煎して提供する専門店が次々とオープンしている。
その背景にあるのは、生産地・精製工程・素材・味に強いこだわりを持つ、いわゆる『サードウェーブコーヒー』の流行。
「コーヒー豆の持つ個性を最大限に味わってほしい」という想いから、自ら焙煎を行う店主が増えているのだ。
そこで、今回は自家焙煎スペシャリティコーヒー専門店を東と西に区分して紹介。
毎朝コーヒーを飲むのが日課……。
そんな方は、せっかくなら、お気に入りのお店で購入したコーヒー豆を使って淹れてみてはいかがだろうか。

東京だけじゃない！
東に実店舗を構える自家焙煎スペシャリティコーヒー店。

工房 横井珈琲（北海道）

北海道・札幌市にある自家焙煎コーヒー店。
オーナー自ら生産地に赴き、現地の生産者と相談した上で直接買い付けたコーヒー豆のみを取り扱っている。
豆が持つ個性を最大限に生かした「綺麗な味わい」を楽しんでもらいたい。
その想いから、焙煎方法にこだわったり、抽出方法・フードペアリングのセミナーを開催したりと工夫している。
2012年度COE(カップ・オブ・エクセレンス＝コーヒー豆の品評会)で優勝した『コスタリカ・ブルマス』は、ラズベリー、イチジク、リンゴ、グレープといったフルーティな風味とチョコのような甘みが特徴。
オーナーと生産者の絆の強さを、あなたの舌で確かめてほしい。

LUXUOSO（新潟県）

世界最高水準の”超香味豆”を販売。
コーヒーを口に含んだとき、鼻抜ける香りと味わい＝香味への強いこだわりが特徴。
SCAA（アメリカ・スペシャリティ・コーヒー協会＝香味によってコーヒー豆の品質を評価する機構）に認められたスペシャリティコーヒーのみを取り扱っている。
人気があるのは『LCFマンデリン』。
香味の高さと滑らかな舌触りがあり、苦味が強いフレンチローストなのにすっきりと飲むことができる。
もちろん、ミルクと合わせて飲むにもオススメだ。
実店舗はスタイリッシュな都会の外観。
コーヒーのテイスティングを行えるので、近くを訪れた際には足を運んでみてもいいだろう。

NOZY COFFEE（東京都）

実店舗を構えるは東京・世田谷区。
コーヒー豆の生産国、生産地域、生産処理方法が明確でブレンドされていない『シングルオリジンコーヒー』を提供している。
店内の焙煎機で焙煎し、幾度もカッピング（品質テスト）されたコーヒー豆はいずれも高品質。
生産国が育んだ豆の個性をそのままに味わえる。
また、実店舗でバリスタが淹れる上質なコーヒーも味わう価値あり。
スターバックスコーヒーで修行を積んだバリスタが、最高のホスピタリティーと共にもてなしてくれる。

サードウェーブコーヒーの影響は西にも！
トップバリスタが自ら焙煎するスペシャリティコーヒー。

サーカスコーヒー（京都府）

じわじわと自家焙煎スペシャリティコーヒー店が増え始めている京都。
その中でも人気を博しているのが『サーカスコーヒー』だ。
コーヒー生豆鑑定マスターである店主が、雑味のないクリーンな味わいの豆を世界各地から取り寄せて焙煎。
コーヒー国際品評会入賞農園で生産されたものもあり、高品質のコーヒー豆が手に入る。
オンラインショップで購入できるが、京都を訪れた際には実店舗にも足を運んでもらいたい。
コーヒー豆の背景にある物語を熱心に語ってくれる店主に、あなたもきっと惹かれるはずだ。

aalto coffee（徳島県）

何杯飲んでも、体に負担のないコーヒーを提供したい。
そんな想いのもと、自然豊かな徳島市に実店舗を構えた店主・庄野雄治。
ブラジル・コロンビアのコーヒー豆をベースとした『アアルトブレンド』は、酸味と苦味のバランスが絶妙にとれたクリーンな味わい。
「これは本当にコーヒーか？」「まるで紅茶のようだ」と思うほどに、すっきりとした喉越しを楽しめる。
コーヒーの酸味も苦味も苦手な方にピッタリだ。

住所：〒770-0022 徳島県徳島市佐古二番町18-12
電話：088-679-7550
営業時間：12:00～18:00
定休日：日曜・月曜（不定休あり）
http://aaltocoffee.com/

CAFE ROSSO（島根県）

何よりも、店主・門脇洋之の経歴にビックリ！
『ワールドバリスタチャンピオンシップ』で準優勝、『全日本バリスタチャンピオン競技大会』で2回優勝。
確かな目利きと技術力から生み出される上質なコーヒー豆は、まさしく最上級の味わいだ。
さまざまなブレンドを提供しているが、最初は『エスプレッソブレンド ベーシック』がオススメ。
コーヒーの味わいを濃縮した、ビターチョコのような渋い甘みが特徴である。
エスプレッソだけでなく、ハンドドリップでの抽出もOK。
たっぷりの砂糖とミルクを入れて、カフェオレとして飲むのにも適している。

おわりに

今回は、オンラインショップで気軽にお取り寄せできるお店に絞ってみた。
まずは、お試し感覚で100gからコーヒー豆を注文してみよう。
実際に自分で淹れてみて、ファンになったなら、コーヒー通へとさらに1歩踏み出せる。
旅行などで実店舗に足を運ぶのもオススメ。
その際に通販で購入して味わいに感動した旨を伝えれば、店主と話が盛り上がること間違いなしだ。
コーヒー豆をきっかけに、新しい出会いを育んでみてはいかがだろうか。