実は男も楽しめる？『東京ディズニーリゾート』をオトナに楽しむ…“鑑賞系”で、ロマンチックに楽しむ方法

2015年・上半期の東京ディズニーリゾート入場者数は1,437万人以上。
最近では大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）の勢いが乗っているが、負けず劣らず根強い人気と混雑ぶりを誇っている。
老若男女問わず幅広い人たちが訪れ、様々な絶叫系アトラクションを楽しむことができるが、実は『大人のデートスポット』としての利用もオススメ。
寒い時期のイルミネーションは感動するし、プロポーズの場として選ぶカップルもいるくらいだ。
今回は、そんな夢と魔法の国でロマンチックにデートを楽しむ方法をご紹介しよう！

まずは『東京ディズニーリゾート』についておさらい！

東京ディズニーリゾートは、夢の魔法の国の総称。
広い敷地内に、2つのテーマパーク、高級感あふれるディズニーホテル、140店舗のショップやレストランが併設されている複合型商業施設などがある。
それらをモノレール＝『ディズニーリゾートライン』が繋いでいる形だ。

東京ディズニーランド

パーク内の中心にそびえ建つシンデレラ城がシンボル。
「人々に幸福を与える場所、大人も子どもも、ともに生命の脅威や冒険を体験し、楽しい思い出をつくってもらえるような場所であってほしい」という創業者ウォルト・ディズニーの想いがベースとなっている。
白雪姫、ピノキオ、シンデレラ、ピーターパンなど、半世紀以上にわたって生み出されてきたディズニー名作の世界を再現している。
特に絶叫コースター系のアトラクションは勢いがあるのでオススメ。
また、その種類も豊富なので、冒険心旺盛な人は『東京ディズニーランド』でキマリだ。

東京ディズニーシー

2001年にOPENした日本独自のディズニーテーマパーク。
海にまつわる物語や伝説をモチーフに、冒険・ロマンス感じるエンターテインメント性の高いアトラクションを楽しむことができる。
パーク内はイタリアの水の都・ヴェネツィアをイメージしたロマンチックな世界観が広がる。
誰もが宿泊したいと夢焦がれる『東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ』が併設されたり、東京ディズニーランドと違ってアルコールドリンクを飲めるなど、どちらかといえば大人をメインターゲットに据えているようだ。
よりロマンチックなデートを楽しみたいなら『東京ディズニーシー』がオススメである。

ロマンチックに楽しむ方法 その1：
粋な大人は“絶叫系”よりも“鑑賞系”のアトラクションを選ぶ。

パークの敷地はとてつもなく広い。
そのため、楽しみ方は「アトラクションを優先させる」、「ディズニーリゾートの世界観に浸る」の2択になる。
若い頃は人気アトラクションに乗るために長蛇の列で待ち時間を浪費していたかもしれないが、オトナになった今は、パーク内を気ままに散策しながら、ディズニーの世界観に浸るデートを楽しんでみてはいかがだろうか。
特に、ミッキーが歌って踊る鑑賞系アトラクションこそが、東京ディズニーリゾートの真骨頂と言えるだろう。
「子ども向けの内容ばかりだろう」と侮るなかれ。
あなたも思わず拍手に熱が入るショーがたくさんある。

ザ・ダイヤモンドホースシュー

http://www.tokyodisneyresort.jp/show/detail/str_id:wl_company/
東京ディズニーランドの西部の街『ウエスタンランド』にあるレストランの中で披露されるショー。
ミッキー率いるエンターテインメント集団『ミッキー＆カンパニー』が、あなたの目の前で活劇する。
上映時間はなんと1時間と大ボリューム。
あらかじめネット予約が必要なので注意しよう。
ちなみに、レストランで食事と共に楽しめるので、ディナー使いにもピッタリだ。

ビッグバンドビート

http://www.tokyodisneyresort.jp/show/detail/str_id:aw_band/
東京ディズニーシーの『アメリカンウォーターフロント』にある。
本格的なビッバンドジャズの迫力あふれる演奏と共にタップダンサーが熱いショーを繰り広げる。
注目したいのは、ミッキーのドラムテク。
なんと、本当にドラムスティックを持ってプロ顔負けの演奏をみせてくれる。
瞬く間に世界観に引き込まれ、約30分の上演時間が一瞬に感じられるだろう。
ディズニーに関心の薄いあなたも、ミッキーに心を奪われるはずだ。
ちなみに、鑑賞するには抽選で座席を勝ち取る必要がある。
毎回人気なので、倍率の高さは覚悟しておこう。

ロマンチックに楽しむ方法 その2：
『BEAMS』や『サマンサタバサ』とコラボ商品も。
ちょっとリッチに、コンセプトショップでお買い物。

ショーを堪能したあとは、ディズニーの世界観を体現したコンセプトショップでのショッピングがおすすめだ。

ハウス・オブ・グリーティング

http://www.tokyodisneyresort.jp/shop/detail/str_id:wb_house/
東京ディズニーランドのエントランスに程近い『ワールドバザール』にあるショップ。パーク内でしか購入できない限定のステーショナリーやポストカードが販売されている。
なんと、ポストカードと切手を購入すれば、その場で手紙を郵送することが可能。
特別仕様のハンコが押印してくれるのも嬉しい。

ヴェネツィアン・カーニバル・マーケット

http://www.tokyodisneyresort.jp/shop/detail/str_id:mh_venetian/
東京ディズニーシーの『メディテレーニアンハーバー』にある大規模なショップ。
グラス、マグカップ、カトラリーなど、様々なアイテムを取り揃えている。
アパレルブランドの『BEAMS』や『サマンサタバサ』とコラボしている商品もあるので、お土産はもちろん、自分用や彼女へのプレゼントにもピッタリだ。

ロマンチックに楽しむ方法 その3：
大迫力の花火もいいけど、穴場のスポットでロマンチックに。

東京ディズニーランド・シーのフィナーレは大迫力の花火。

絶好のスポットを探して打ち上げを今か今かと待つのもいいが、ロマンチックにライトアップされたスポットで大人デートを楽しむのもオススメだ。
パーク内にはいたるところに、作品の世界観を模ったモニュメントやスポットが存在する。
このディティールまでこだわる点が、東京ディズニーリゾートの人気が失われない秘密だと思う。

白雪姫の願いの井戸

東京ディズニーランドの中心部、シンデレラ城の横にあるスポット。
神秘的なライトアップ、滝の音、ロマンチックなBGMが織りなし、大人のムードたっぷり。
一定時間経過すると白雪姫の歌声が井戸の底から聞こえてきて、その最中に井戸へ向けてお願いごとをすると願いが叶うと言われている。
嘘か本当か、あなた自身で試してほしい。

ヴェネツィアン・ゴンドラ

http://www.tokyodisneyresort.jp/attraction/detail/str_id:mh_gondolas/
東京ディズニーシーの『メディテレーニアンハーバー』に、パーク内をゴンドラに乗って巡るアトラクション『ヴェネツィアン・ゴンドラ』がある。
その発着地点周辺は、イタリアのヴェネツィアの世界観そのまま。
狙い目は、パーク内の真ん中にある広い湖で水上ショーが行われている最中。
ゴンドラが動いておらず、人数も少ない。
オレンジ色の光にライトアップされた彼女に、改めて惚れるだろう。

おわりに

東京ディズニーランド・シーには、『スターライトパスポート』『アフター6パスポート』というお得なチケットがある。
前者は土日祝日に限り15時以降に入園、後者は平日に限り18時以降に入園できる。
朝から1日通して楽しむのもいいが、デートの締め括りとしてディズニーリゾートでディナーを楽しむのも“粋”である。
奥さん・彼女の誕生日や特別な記念日のサプライズにいかがだろうか。